肉体のうち、約 60 %は水分です ( 成人の場合 )
その水分の状態がどうであるかは
= 体の機能がどのように循環するか、消化力や免疫力と直結します。
・
・
飲み物をシンプルにしませんか?
不思議なことに、
飲み物をシンプルにすると身体(心)もシンプルになります。
現代では
飲料一つとっても実に様々な種類が売られていて
「何か突出した栄養素や成分が身体を元気にする」とか、
「何かの不足を補うすごい飲み物」などと謳われたものも多くあります。
が、
アーユルヴェーダの見解から見ると
人間にとって必要な飲み物はもっとシンプルでよいのです。
主に水分の吸収分解を担当する腎臓の働きの観点から見ても、
自然ではない複雑な、何か加工された飲み物は正常かつスムーズにそれを処理することができません。
結果、何かの副作用を伴ってどうにかそれを処理する形となり、異様なほどの思考の覚醒や、結腸の脱水を引き起こしたりする結果を露わにします
飲み物は
水、または何かシンプルなティー( ハーブティーなど )で十分なのです。
・
・
飲み物が「何」であるかを知る
その飲み物がどこからやってきて
何からできているか、
それさえ知れば選択はもっとシンプルになるでしょう。
・体が負担なく消化できること
・飲んだときに身体が自然に反応できること
・飲んだ後で身体が順調にいられること
これらに対し意識的に自分を観察してみましょう。
体内の臓器を浄化し、潤いを与えるのは白湯もしくは常温水です。
消化力を高めたり、神経系をゆるやかに導くのはハーブティーなどです。
体の滋養を高め、オージャス( 活力素 )を満たすのは新鮮なミルクです。
ほか、必要な栄養や酵素などというのは、
バランスよく食べること、よく噛むことによって補うことが可能です。
むしろ、このことから得られる恩恵はとても大きいのです。
・
・
「 習慣 」が「 身体に成る 」
日常的にカフェインやその他の不自然な飲み物を常飲している場合には、以下の事柄を引き起こしているかもしれません。
・腹部にハリがある、便秘または下痢
|
飲み物がすべて、ではありませんが、
飲み物を選ぶ基準や習慣がその他すべての物事とも関連しあっています。
習慣となっている選択・基準が
今のあなたの身体、状態、結果なのです。
・
適切な基本水分量
一日に必要な水分量、飲む分としての一般的な基準は計1.5リットル前後です。
本人の体質や体調にもよりますが、人としての適量はこのくらいです。
水分単体だけでなく、
食事そのものにも適度に水分が含まれていることが理想です。
固く乾いたパンのような食べものなどは特に、徹底的に租借しましょう。
唾液が消化に重要な役割を果たします。
一時間に一度、コップ半量程度の水分補給をすること。
それに伴い、排尿は定期的にいきましょう。
・
あわせてご覧ください >> リハイドレーションドリンクの作り方 >> アーユルヴェーダスパイスティー >> お酒を飲まなくなって1年 |
・
・
アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i