【関係と時間と変化】自分の心がうつすもの

 

 

ときには
シチュエーションも視点もかえて
向き合ってみないと気づかない

「自分のこと」と「相手のこと」

 

 

私たちの心と体は常に移り変わり
変容していくのに

いつの間にか
「自分はこういう人間」とか
「相手はこういう人間」という風に
すでにすべてを知っているように
無意識に決めていることがあります。

 

私たちにとって
“異質”や“変化”は危険と判断されやすく
“安心”や“所属”こそ生きる上での必須要素なわけで。

 

相手や物事において
“すでに知っている”認識が前提にあると、
大小関わらず、
慢性的なフラストレーションが起きているとは思いませんか。

 

 

なにより、
私自身が何度となくこの
「認識」と「誤解」の溝に陥ることがあります。


 

 

ある休日、
まったく天気のよかった日。

私と彼は初めて出向いたその場所で過ごすことで
互いにこれまで知らなかった
“新しい側面”を見出したのでした。

 

 

「自分はこう思っていたけど、
よくよく話してみたら相手はこういう考えをもっていた」

「これまでに考えていたのは自分への制限でしかなかった」

 

そんなような体験は誰もが経験ありますね。

 

それを、日々顔馴染みの相手にも
何度でも繰り返していくことが大切なんだなぁと、
この時改めて感じました。

 

 

私の場合、彼とは知り合って7年になりますが
振り返れば、
二人とも“同じ時”は一瞬もなかったなぁと。

出逢った当初から今に至るまで
互いに仕事も習慣もすべてが移り変わり、
自分にとっての大事なもの、
人生で大切にしたいもの、
二人で大切にしたいものの
選択と決断を繰り返してきたように思います。

 

“関係”は
何十年経とうと日々形を変えていきます。

 

そこに彩りが増していくものなんだなぁと。625

この世に“絶対的”なものなどありません。

ヨガやアーユルヴェーダの実践を重ねると
この事実が何度も頭をよぎります。

 

何かに執着しようとするときほど
物事は滞ります。

変わっていくことをただ眺めて楽しめたら
良い方向に進んでいく…

そういうものなのですね。

 

 

すべてが過ぎ行く光であり、どのような変化も尊いもの。

今近くにいる人と歩み寄りながら、
少しずつ紡ぎ合わせる‥

 

 

自分のことさえすべてを知ることは不可能なのに
相手のことや関係性について
白黒はっきりつけるような、
挑戦的な態度になることは避けたいものです。

若いころはそれらに奮闘していましたが、
それも学び、ですね。

 

まずは、自分自身とうまく付き合うことから。

それが大前提だなぁと、27歳の今思います。

 

日々同じ屋根の下に暮らす恋人や家族、
同じオフィスで顔を合わせる仲間や
つながりの深いコミュニティでさえ、

人は個々に
日々起こる物事に対する選択と判断を積み重ねています。

 

その経過であらゆる変化を自分自身に投じているのです。
(変化を求めない人もいますが)

 

その変貌している姿は
相手の見た目や会話には現れないこともあるのですね。

自分自身も相手も、
“そのままに”見ることは安易ではないですが

時間や言葉、表現の枠をこえた
コミュニケーションができるよう
心にやわらかい“すきま”をつくっておきたいですね。

 

 

自分が得意、不得意とするものや、好き、嫌い、苦手とするもの。

相手への印象、記憶、評価。

 

 

自分の経験から生まれる「認識」が
「誤解」にすり変わることも少なくありません。

 

 

瞬間瞬間において
私たちが人生にほんとうの意味で参加するとき、
深いところで新たな目によって
相手を「認識」することができるでしょう。

恩師マイラの言っていたことです。

 

 

 

ここへ書いていることは
すべて自分へ言い聞かせて綴っています。

私が感じたいことを感じたいとき、
自分の持っているもので大切なものを抱きしめたいときに
こうして文字を並べるのです。

 

 

Yoga や Ayurvedaを実践するのと同じように黙々と。

 

Yogaを通して自分を見つめ、越えていく。

Ayurvedaを通して本来の可能性を引き出していく。

 

 

 

私たちに与えられた人生が
より輝きを増していきますように

 


 

いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
kaori

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