アーユルヴェーダ料理にこめること

毎日体に入る食事 毎日心に入る食事

毎日体に取り込む食事にどのような想いをこめていますか

毎日食物を取り入れる時にどのような姿勢で向き合っていますか

アーユルヴェーダの原理を活かした食事法では
いかなる時もそこには「癒し」があります

普段の食生活が不規則になりがちな人、
出来合いのものを食べることがほとんどで
それも忙しくしながら
合間にとりあえず食べるようなことが多い人では
とりわけアーユルヴェーダの食事による緩和を実感します


アーユルヴェーダ料理にこめること

アーユルヴェーダ料理にこめるのは「愛」であり、生命力そのものです

アーユルヴェーダではこれらの質を “サットヴァ” と表します

調和をもたらすもの、光を与える物、
心地よさと安定、愛を築くすべてのものはサットヴァです

自然界からいただく恵みを
体の元気・滋養として取り入れるために、
料理にそれらをこめ、さらにいただくときにもその姿勢を持ちます

・鮮度の高い食材を迎え入れ、適切な調理法を施すこと
・体、体調に合わせたスパイスやハーブを
良質なオイルと絡ませて調理するそれは、

 体に入っていきやすい状態として「完成」します

美味しい食事、体が歓ぶ食事にはいつも必ずサットヴァがこめられているでしょう

どのようなジャンル・国籍の料理であれ、
アーユルヴェーダの原理が活きた食事は見た目も味もとてもピュアです

そして食べた後では充足感と安定が継続されていくでしょう

アーユルヴェーダやヨガが
“食事は瞑想である”というのは
料理の過程にもいえることなのですね

料理をする過程で100%自分をそこに存在させること

これは匠から教えられたことです

私たちは生きるために食物からのエネルギーを受け取り、
受け取ったエネルギーはまた別の何かへ与えられるようにして生きていきます


アーユルヴェーダの普遍的なツール1511941070013382000413.jpg

アーユルヴェーダ料理をするうえでは
直観力が養われ、感度も研ぎ澄まされていきます

複雑さでなく、シンプルにする過程で
体の中と家の中、人生にもそのような恩恵がもたらされます

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「ドーシャを理解する」アーユルヴェーダの指針である五大元素
空風火水地…
体質がどうか、今日の体調はどうかを理解することで
使う食材、調味料、水分量や火の通し具合が浮き彫りになります

ドーシャを無視した食事、
例えば体が冷えているのにさらに冷えを増大させるような料理や
炎症を抱えているのにさらに熱を帯びさせるような料理を
取り込むことは最善ではありません

>> ドーシャとは

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「グルヴァディグナをみる」dsc_9752302384285.jpg自分を取り巻く環境をみたうえで
バランスするものを直感的に選び取り入れるようになる、
このことは料理以外の暮らしの面にも活きていきます

アーユルヴェーダでは
すべての物事を“質”で捉えることで
それらのバランスを築き調和へと導きます

>> グルヴァディ・グナ
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「アグニをみる」dsc_00231143058110.jpg
“消化力”に気づき、その面倒を見ることは重要です

消化力が弱くなっている人では
消化に重い食事内容はその後の負担を増やすことになります

食材と調理法のセレクトによって
必要に応じてスパイスを利かせたり、
または水分や油分を調整して消化力を補うよう調理をします

>> 今日から始める「アグニを整える」こと


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