キッチャリーは体の内から潤し恵みを与える

どうやって育てられたかわからない
質の良くない食べ物を
早食いすることが推奨される現代社会だからこそ、
アーユルヴェーダの情報が必要とされているようです

古代から伝わるアーユルヴェーダの知恵に立ち戻って、
食に神聖さを求める人たちが増えてきています

_Hale Pule マイラ・リューイン より

アーユルヴェーダの古いことわざでも
こんな言葉があります

「食物が適切でなければ薬はいらない
    食物が適切であっても薬はいらない 」
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キッチャリーで潤いとめぐみをIMG_20170705_081501_552

忙しく、毎日食事のバランスをとることができていない人や食べすぎ、飲みすぎなど、食生活の偏りがある人ほど養いたいのは「潤い」と「めぐみ」です

キッチャリーは自宅でも簡単につくることができるので、ぜひ週末のお休み中や、疲れの溜まった日の夜食に取り入れてみてください
【シンプルなキッチャリーレシピはこちらから】

私自身が普段からキッチャリーを愛食し、多くの人々へその作り方を広めたいのは、個人の本質をよい方向へ導きたいという思いからです

瞬間の積み重ねで生きている私たちにとっては、
普段の食事や習慣が人生の大半を決定付けているともいえます

ハプニングの連続で予測不可能だからこそ人生は楽しい、という見方もできますが

人生を存分にたのしむために、安定した健康な体と心は不可欠です

体力・代謝・消化力、知覚やマインドは
食事や生活習慣ととなりあわせにあります

個々が本来の「自由な存在」でいられるとき、その時間はとにかくいつも楽しく、歓びとともにあるでしょう

同時に、人生での悲しい出来事や苦悩があっても、それらから逃げることなく実直に向き合うなかで淡々とそれを経験、克服していける強さを持てるようになります

やさしさは、強さでもあるのです

刺激的な、何か偏りのある食物はアグニの負担になります

結果、食べても食べても満たされない、食べるともっと食べたくなる、
食べた後に飽満感がある‥などといった悪循環を生み出します

本来の空腹はもっと“謙虚なもの”であるともいわれます


日本の香草とアーユルヴェーダスパイスDSC_7677

「和食」に慣れている日本人にとっては、スパイスは少々クセがあって抵抗を感じる人もいるかもしれません

日本のハーブでいうと例えば、シソ、アサツキ、ミツバ、ミョウガ、フキ、サンショウ‥などがあります

同じように、アーユルヴェーダではクミン、コリアンダー、カルダモン、フェンネル、ターメリック‥など、香り高く豊かな栄養価をもつスパイスが常用されます

過度ではなく「適度に」、やさしく用いれば風味豊かで美味しい食事になりますし、実は日本の調味料であるお醤油やお味噌とかけあわせても相性がよいです

【スパイスの効果・効能はこちら】
【万能オイル・ギーのことはこちら】


アーユルヴェーダ料理とは 

体質・体調・気候に合った食事
適時に適量を食べること
自分の健康を自らの手でつくること

インド料理=アーユルヴェーダ料理ということではなく、食べることで体調が優れて、体だけでなく心までもがクリアになる‥

それこそがアーユルヴェーダ的な食事といえます

アーユルヴェーダが誕生したのは今から5000年以上も前で、当時インドにその文化は根付き広まったとされています

その頃にいた人たちと食材をもってして、彼らは病気を予防する健康な身体づくりを編み出してきました

この智慧をそれぞれの土地で活かすこと、
日本人なら日本の風土に沿ってそれを実践することが大切です

もちろん、原理から見ればそのままに生かし取り入れられることも多くあります

サットヴァな食事

アーユルヴェーダでは
食物にはおおきく分けて3つの性質があるとされています

サットヴァラジャスタマスです

「サットヴァ」には
調和、幸福、、愛情といったエネルギーがあります
食べることで身体が養われて心はクリアになり、
自分や周囲に調和をもたらす判断をすることができます

体内に適切な油分と水分、
豊かな栄養を送り届けてくれるキッチャリーはもっともサトヴィックな食事といえます

「ラジャス」は本来、
活動源の性質を持っていますが
過剰に刺激・油分を含むものは攻撃性や凶暴性に直結させます

「タマス」は暗闇や不動、死のエネルギーをもつので
タマスな食べ物は心の滞り、活力低下、判断・思考力を鈍らせます

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詳しくはこちらから

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記憶や印象から放たれて

私たち個人の食事・生活は生まれ育った環境に依存することが一般的です

小さいときに与えられた食事や家庭環境から食への価値観が形成されていきます

環境の変化、付き合いや自己管理で多少好みや慣れの変化が加わりますが、大半は「記憶」を頼りに日々の選択を重ねています

流行の健康法や食材を取り入れることが長続きしにくく、不調の根本にはたきかけることが少ないのはそのためです

病気にならず、毎日を健康と幸福とともに過ごすには、やはり普段の小さな習慣から、その根本から変化をもたせることが大切です


東京都中央区内
「体と心のバランスをもたらす食事」
>>  Ayurveda お料理教室screenshot_20181015-195139288699113.png

いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
kaori

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