マイラ&Kaori共同WS [ 土台から作るヨガ ]

「今日は内側らの小さな動きの話をします」

プラクティスの冒頭マイラは話し始めました

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以下は2017/6/30の出来事、
マイラの伝えてくれたことや私の感じたとったことを
つらつらと、ゆるく書いています


「 ヨガが進化すれば、
より内側に潜り込んでいきます
ヨガのアサナが進化すれば
どんどん内側に折りたたまれて
小さな動きになっていきます 」

「 やさしくすれば、サットヴァを養う
そしてタマス・ラジャスを減らす

ヨガを深めれば深めるほど、
人生でサットヴァを経験できる

純粋さ(サットヴァ)は体だけでなく
心もそうさせること 」

「 プラクティスへの集中によりプラーナを流す
とてもシンプルなことです
プラーナが順調に巡るようなことをすると
結果どうなるか?
気分がいいです
物事が完璧でなくても、自分の気分はいいのです 」

「 心の不浄は心配、ネガティブな考えを招き
真の自分と分離させます 」

「 自分自身としっかりつながっている状態を保つこと
それは体に無理強いをしないということです

けれども心はコントロールすること

肉体の衝動には従います(排泄、咳、鼻水や涙)
心の衝動には従う必要がありません
心は間違った方向へ導かれることが多いです 」


6 月下旬からハワイカウアイ島よりマイラが来日しています

( マイラの持つやさしさやあたたかさ、強さも素敵に思うけれど、私は愛情深くてチャーミングなマイラが大好き!)17-07-05-15-10-05-099_decoマイラは現在関西と関東を行き来し、各地でワークショップを開催しています

今日 ( 7 / 5 ) 、新神戸に旅立つマイラを見送りましたが数日後にまた東京へ戻ってくるとのこと、、!( つい先日大阪から東京に来たばかりで )

7 / 14 ~ はベトナムでのインテンシブが行われます…!(私も行く予定でしたが、今回は断念、)

約一ヶ月間、ひっきりなしにあちこちへ飛び回り 1 日に複数のワークショップを主催する‥

人々の内側へ光を灯しにヨガとアーユルヴェーダを伝え歩く‥

強調することなく、ただそこに “ 居る  ”ことをするマイラは本当にパワフルですIMG_20170705_080623_488

マイラを見送る@東京駅新幹線ホーム

60 歳過ぎてそんなこと、私にはできない‥!(きっと、)



2017 / 6 / 30 (金) 10:00~
Myra & Kaori
cropped-sketch-1490499705368土台から作るヨガ

“ 頭 ”で聞いただけでは
一体いまどこのことを言っていて、
なにがどう動けばよいのか…??

感覚が得にくく
頭と体とが分離したままで終わってしまいかねない
とてもとても微細なプラクティスが行われました

90 分間、
傍目にはとても静かで小さな動きの連続‥17-06-30-15-02-27-922_deco

アサナの数自体は少ないにも関わらず、
マイラのプラクティスが初めてだった人は
「難しかった‥!」とのこと

久しぶりに受けた私も、難しかったです

ヨガは内側に落ち着いていくものです

動的な動きに入る前に、マインドを感じます、

このやさしく強い動きは、老若男女関係なく行えます

限られた時間を生きる私たちにとって、
ヨガがいつでもやさしくそこにありますように

そんな想いから、今回マイラには
「土台から作るヨガ」をお願いしたのでした



今から何かをするという “ 目的 ” でなく

“ 感じる ” のが大事です・・とマイラ

意識を恥骨の内側に向ける、

肛門括約筋の収縮、弛緩をする…
お腹は緩めて吸い込まない、
その動きを独立して行うこと、

えいん筋の収縮と弛緩…

そこに呼吸を乗せる、

肛門とえいんの間から
5センチ内側に意識を向ける、
そこに呼吸を送る…
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たったこれだけの動きでも
5 分 ほどかけて
やっと感覚がひらいてきます

( 1センチ、とか、半分、とか、左右に揺れずに、とか、その他はその位置のまま、というかなり繊細な動きです)

体の中にある、微細なエネルギーのセンサーのことを
“ チャクラ ” といいますが
このチャクラは第 1 ~ 第 7 まであるとされています

肛門括約筋にはたらきかけたこの動きは
第1チャクラである〔ムーラダーラ〕に
リンクしようとしていたのです

ここには
【生命力を司るエネルギー】
【自分の居場所】
【直感とつながる】

など、生きていくための根源的な役割を担う仕組みがあります

身体的な組織としていえば
“ こつばんてい ” に位置するチャクラです

こつばんていを強化する
=  第1チャクラ(ムーラダーラ)を強化することになります

ムーラダーラのエネルギーが安定していれば
私たちは自分として地に足をつけて
生きることができますし

逆にアンバランス時には心身の不調に陥りやすくなります


傍目には微細で小さく見える動きは
実際内側では大きく循環しています

このようなプラクティスを教えてくれるのも
マイラだからこそだなぁとしみじみ…

この私が日々飽きずに
プラクティスを続けれている理由です

より内側へと潜り込んでいく微細な動きを可能にするには
呼吸を通じて自分とのつながりを見出すほかありません

“ 自分の体 ” がまるごとここにあるはずなのに、
なかなか思うようにつながらない…

この日のプラクティスで、
意識と心と体とが統合されるには
強い集中と同時に考えを手放す必要があることに
改めて気づかされまし


ロラーサナをするとき
「え?むりむり、持ち上がんない」と
思っているのは “ 頭 ” です

“ 呼吸 ” とつながれば簡単にできます、とマイラ

そう、私たちはあらゆることを
“ 頭 ”で考えて判断を下しているんですよね

“ 体 ”のもつ能力は
もっともっと無限かもしれないのに

所属してたい、
安心していたいという
人間の生存本能が、
自分を守ろうと
“ 危険領域 ” に感じる場所は無意識に避けようとします

とくに守られた社会で育っている
私たちにとっては

本当は
そこへ踏み込むための
“ 少しの勇気 ” と
“ 決意 ” があれば
本質的には
より自由で穏やかでいられるかもしれないと、
薄々分かっていながらも



マイラの教えるヨガはとても実用的です

そこには “ 人生の取り組み方 ” が含まれているからです1496922354843

カウアイ島でのプラクティス

私たちの普段 “ 姿勢 ” は、
人生への態度を表しています

前のめりになっているか
肩に力が入りこわばっているか
それとも後ろへもたれかかっているか・・

胸が開いて頭がニュートラルな位置にあるか
背骨が引きあがっているか
両足が大地に伸びているか・・

意識を向けて、
けれどもやさしさをもって‥

力づくで動かそうとしないこと
内側からの強さで軽く安定した動きを見出すこと

呼吸、立つ、伸びる、倒す、ひねる、、

それらひとつひとつをどのように感じるか‥


ヨガは一ヶ月や一年で習得できるような
エクササイズ的なスポーツとは全く異なります

目標も最終地点もありません

私たちは
全員が悟りをひらいて仏になるような、
そんな風にはデザインされていないと思います

見出したいのは
“自分らしさに根付いた創造的な自由”だと私は感じています

一生涯通して毎瞬に“意識”を起こす‥

人生においていつもサットヴァを“実践”する

やってきては去っていく
よろこび、悲しみをそのままに‥

内側に向かって
行為ではない行為を何度でも繰り返していく‥

こうして字におとすと
とても、地味な行為です

けれど本質的な幸福は
いつも穏やかさのなかに訪れることを、
私たちは知っていますね

だからこそ、マイラは云うのだとおもいます

「 アーサナを学び、瞑想を行い、座学を受け、
マットの上でもマットを降りてからも
強さをもたらす骨盤底の力を
目覚めさせてください 」



「 痛みが伴うとき、
それはアヒムサではなくなります

ヨガを実践するとき、
私たちはアヒムサを実践したい 」

【アヒムサ=非暴力】

周りのひと、もの、
ことに対して暴力的なことをしない、
と同時に自分自身にも
暴力的にならないということです

相手を責めるような考え、
自分を責めるような考え、
そういうものから離れて
やさしく、愛情と敬意をもって、尊重する

自分へ投げかける言葉、相手を見る目、
発する言葉や動作など
すべてがやさしいものであることがアヒムサです

体に悪いと分かっていながらも
摂取を続けている習慣や
他人のためにと、自分を犠牲にしすぎること、
頭の中で良くない考えを繰り返すこと‥
心配や怒りを溜め込み続けること‥

自分が幸せになることを自分で許可しないこと

これらはアヒムサに反することです

209カウアイ島の空 2016 年 9 月

私は、この実践こそが難しいんだよなぁ‥
と同時に、ヨガって難しいんだよなぁ‥

と何度も初心に立ち戻らされます


サットヴァを増やしていくことで
私たちはいつでもよろこびを深く感じることができる‥

自由や幸福は
“ 何か ”によって満たされるものではなくて

私たちの存在がすでに愛、

ヨガが人生の実践そのものであるということに
気がついたとき、

マットの上に立つときと同じようにして
毎朝ベッドから起き上がる瞬間や何気ない瞬間も
すべてがよろこびに変わっていくんだと思います

それもとても静かなよろこびとして



今回のワークショップのきっかけはとてもシンプルでした

「マイラに会いたい」という直感と
「マイラに会いたい人たちが多く居るはず」と感じ取ったことから

みんなの思いが集い、結果として
この場がうまれました17-06-30-14-56-24-845_deco

参加者様12名のうちほとんどがマイラチルドレンで
中には5年ぶりの再会、という人も

それぞれがそれぞれのタイミングでマイラと出逢い、
その後の人生を歩み、そしてまたマイラに会う・・

神秘的な瞬間でした

そのほか数名はマイラと初めましてで、

私が幾度となくマイラの話を伝えるなかで
共鳴する部分が重なり
“会ってみたい”気持ちが膨らんだ末の参加でした

「 素晴らしい
ここへ来るのは勇気のいることですよ 」とマイラ


たしかに、
思いはあっても行動に移したことがすごい、

^^*


やさしいつながりを見せてくれた皆さんに
感謝しています

マイラの強くてあたたかな愛に触れようと
足を運んでくださった皆さま

残念ながら入りきれなかったけれども
連絡をくれた方たちも

心から有難うといいたいです
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この日のこの時間が
これからの人生も
やさしく照らす光でありますように



この日から 5 日が経った今日も

私は自分がより良い方向に導かれているのを感じています

いつでも思い出して いつでも手放して
創造的に 愛を育てていけますように


次はアーユルヴェーダのシェフトレーニングで
またマイラに会いに行く予定です^^*

とっても楽しみ・・!

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いつも愛をここに434

ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定ヨガ指導者
Kaori

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