ヨガで見つける「本当の自分のペース」

 

哲学的なお話になりますが

 

「ヨガ」ってなんだろう?という人、

「ヨガ」好きでつづけている人、
「ヨガ」の考え方について気になる人は見てみてほしいです

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身体精神の “つながり” がヨガの状態です

 

“心”はいつも移り変わるもの

真実の私たちの姿
綺麗には映してくれないものです

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これまでに見てきた“映像”
ひたすら流しているのが心で

多くの場合、
感情は都合よくそれを解釈し、
ありのままに理解はしていません

 

何か “比較対照”があるから
嬉しかったり悲しかったり怒ったりします

 

例えば
満員電車はただの満員電車

人が多く詰め込まれていく電車、満員の電車

そうか、とただ見ていられるのが “精神”

嫌だなぁとか苦しいなぁと思うのが“心”

 

 

心はいつも何かに対して「すき」と思ったり
その逆のものには「きらい」と思ったりします

 

これを人間らしさ、ということもできます

 


 

「 好みはあってもいいけれど
 極端な好き嫌いは執着になります
 執着は自分のマインドを低くします 」

恩師マイラが口にしていた教えです

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極端な好き嫌いは執着をうみ、

区別をうみ、人々の対立を生む‥

私たちの判断や批判が多かれ少なかれ、
争いを生み出しているということです

 

自分の考え、価値観は正しくて
その逆のあの人は間違っている、
劣っている・・など

陥りがちな考え方ですよね

 

一方で “精神” は
私たちの内側にある中心的部分で

変わらない本質として確立しています

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その姿こそ私たちの本来の姿です

 

そこでは
真の幸福の意味をすでに司り
ただ平穏な状態があるだけです


 

スートラでは
心の死滅がヨガ」とも記されています
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ヨガをする人に
どうしてヨガをしているんですか?と
理由を聞いても


「心を死滅させたいからヨガするの」
とは答えないけれど

その過程では確かに
“心の死滅”を経験しているのです

 

だから
自分に意識を向けれる、集中できる、
本来の自分にかえれる感じがする、
自分自身に落ち着ける、
リラックスできる、すっきりする、

そういう感覚を味わいます

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ヨガは自分について深く掘り下げ
もっと深い部分で世界を知り、見つめることです


 

実際、アサナは
その場でじっと落ち着いていられるため”にあります

 

難しいポーズをしなくたって
その場でじっと落ち着いていられるのなら
それは立派なアサナであり、
ヨガの姿勢といえます

 

自分のエネルギーを感じながら瞬間を生きること

 

心、体を浄化させ、すべてが調和に満ちること

 

ハイアーセルフ(真の自己)を見つけて
いつでも自分自身に正直な状態でいること

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自分を観察することと
自分に執着することは違う、とも
マイラはいいました

 

自分を客観視すると、
それが精神に交わるようになります


 

言うは易し、行うは難しで、

私自身、こうして書いておきながら今もなお

自分の〝心〟が

まだまだ日々、真実に落ち着けていないと感じるのです

 

真実に落ち着いていたら、
このような記事を書くこともないと思うからです

 

 

 

それでも日々、〝ヨガ〟を通して
自分の内側にある幸福に近づいていくことに

私は深い価値を感じ、
すすんで冒険することにしています

 

 

最後にもうひとつ、
私の精神に刻まれているマイラの言葉で終わりにします

私たちは毎朝 “誕生” し、
毎晩小さな “死” を経験しています
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いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
kaori

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