自然の甘味はドーシャを落ち着かせて
心身をグラウディングさせる効果があります
加工された調味料・食材による甘味は
たしかに「美味しい」と感じますが、
製造工程で本来の自然要素や栄養が破壊されていることがあり、
そのために強調された「調味料による甘さ」が
器官をマヒさせ、さらにそれを強く求める作用を引き起こします
甘味は心身への大切なギフトとして、
作る工程から手と目と鼻で楽しみ、
焼きあがる様子や香りまで存分に味わいながら食べてみましょう
その後にやってくる“満足感の違い”に
深いレベルで癒されますように
– レシピ –
アーユルヴェーダマフィン
シンプルな食材で愛情をこめる
*材料 3 ~ 4 人分
・全粒粉 3 カップ ・米粉 1 カップ ・ココナッツ粉 全体の 1 / 10 程度 粉類は様々なアレンジが楽しめます ・ギー 大さじ 2 - 3 夏場やピッタが旺盛なときはココナッツオイルもおすすめです ・シナモン 小さじ 1 ・カルダモン 小さじ 1 ・岩塩 ひとつまみ ・ローシュガー(粗糖)やスカナット(きび糖)大さじ 2 (なくても〇) ・水 or ルイボスティー (少しずつ、 3 ~ 4 カップ程度、粉の種類によって調整) ・純粋はちみつ (適量) 夏場やピッタが旺盛なときはメープルシロップがおすすめです
*作り方
すべての工程を手作業で愛情をこめて行います
1 ギー、水以外のすべての材料を混ぜ合わせる 2 ギーを入れて、水を少しずつ足しながら混ぜていく 3 水すべてがひとまとまりになったらOK (やわらかく、ふかふかくらいになって全体がまとまったらok) 4 180 ℃ のオーブンで 25 分前後焼く 5 焼き上がりのあたたかいうちに はちみつ(メープルシロップ)をかけてできあがり
マイラの簡単お料理レシピ本に記載されたものを参考にしています
上記レシピを基準に、
「あるもの」であらゆるバリエーションを試してみてください
余った野菜を切って入れたり
デーツやベリー系を合わせたり、
これまでのおやつからの移行という観点で
ハイカカオなどを刻んで合わせても良いかもしれません
アーユルヴェーダでみるおやつの考え方
“消化力”に重きを置いているアーユルヴェーダでは、
だらだら食いや間食はあまりすすめられていません
しかし例外もあります
「昼食~夕食までに 5 – 6 時間以上空く場合の間食」を前提に、
8歳前後までの子供や妊婦さんにとっては
おやつが適切である場合もあります
いずれも「丁度よい満足感」に留めるよう、
鮮度の高いもの、滋養のあるものを適量食べるのが最適です
私自身の経験上、
それまでは長年おやつや間食が当然だったのですが
Hale Puleでのヨガ留学をきっかけに、
「おやつのない日々」を一か月間過ごしました
それだけで消化リズムや腹部の不調が緩和された実感がありました
その他の多くの要素も含んだうえでですが、
一か月間で5kgの減量と浮腫みや便秘の完治を実感しました
だらだら食いや白砂糖のおやつが消化力を損ねていたのだと
身を持って理解した出来事でした
おやつについて恩師マイラは以下のように述べています
おやつは良いとはいえません 食べるとしたら前に食べたものを消化する時間を 必ず設けてあげましょう (食べたものにもよるけれど2-3時間は最低空けて) 1日に何回も食べることはアグニを弱め、 食べているものは消化されず、 毒素が溜まり体重増加やその他の不調につながります 人生の“甘さ”を知っていれば 過剰に甘いものを欲することはありません
《 私の甘味との関係 》
ほかアーユルヴェーダのベイクレシピはこちらから
アーユルヴェーダ クッキー
アーユルヴェーダパンケーキ
バランスをもたらす食事
食材のセレクトと調理法と食べ方のこと
「おいしい人生」のための
アーユルヴェーダお料理教室を開催しています
いつも愛をここに
“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
kaori