– レシピ -バリエーション / ほうれん草とデーツの満足クッキー

アーユルヴェーダのベイクは、
今お家にあるものに少しの創造を膨らませれば
様々なものが作ることができます

今回ご紹介するのは
そのうちの一つのバリエーション
「ほうれん草とデーツのクッキー」ですscreenshot_20181026-083806578042394.png

ほうれん草でなくても他の葉野菜でも、
デーツでなくてもナッツ類などが代用できます

デーツの甘さと
ほうれん草のほのかな香り、苦味が合わさって、
食材の味がしっかり感じられる食べ応えあるクッキーです

食事のうちの一品や
お子様、妊婦さんのおやつにもおすすめです

ぜひ作ってみてください


– レシピ –
ほうれん草とデーツの満足クッキー

材料 3~4人分screenshot_20181026-1317411001378381.png
・米粉  3カップ
・全粒粉 1カップ
・ギー  大さじ1
・岩塩  ひとつまみ
・生姜  大さじ1
・ほうれん草 1 - 2 カップ
 (1cm幅で刻む)
・デーツ 5 - 6 粒
(細かく刻む)
・シナモンパウダー  小さじ1
・カルダモンパウダー 小さじ1
・クミンパウダー  小さじ1
・はちみつ 適量(なしでも◯)
※はちみつはギーよりも多めにし、同量では摂取しないこと
作り方
すべての工程を手作業で行います
 粉ものとスパイス、
 ほうれん草とデーツを合わせて、
 ギーと水を足してこねていくscreenshot_20181026-0843571016459175.png
たぶと同じくらい、もしくはそれ以上に硬めの生地にする
 (強くこねたり生地を触り過ぎない)screenshot_20181026-084339643680972.png
トレーに形状を作って置いていく
 (完璧な円状にならなくてもOK)screenshot_20181026-084055873118592.png
 180度のオーブンで27分焼く
 焼き上がりのあたたかいうちに
  はちみつをかけてできあがり
 (なしでも◯)img_20181026_124310_5461662754827.jpg

補足

粉について
粉ものの性質について簡単に記載します
・全粒粉温、グラウディング、ヴァ―タに良い
・米粉 冷、鎮静、ピッタに良い
・そば粉中間、軽さ、カパに良い

水分量
・水分量が少なめのどっしりとした
 カリっとする食感のクッキーは
 ヴァ―タが増大しやすいです
 便秘・冷え症の人は避けましょう

・水分量普通~多めな、
 しっとりなめらかなクッキーやマフィンは
 消化がしやすく比較的どのドーシャにも薦められます

スパイスのブレンド
- 以下2-3種のセレクトがおすすめです
- スパイスの乱用、過剰な量は消化を乱すこともあるので意識的に
- 秋は適量、冬~春は少々多めに、夏は少な目の分量をブレンドします

・シナモン 利尿作用、血流促進、心臓・腎臓を強化、温め 
・カルダモン 消化力を整える、疲労回復、活力を高める、
       カフェインや乳製品の消化促進
・ナツメグ  神経系の鎮静(心を落ちつかせる)、吸収・消化不良を軽減
・クローブ  ガス抜き、温め、うっ血の軽減
       ※用いる場合は少量に留める
・クミン   消化促進、ガス抜き、知覚向上、胃・腎臓を守る、温め、妊婦◎
ほかスパイスの効果効能はこちら

砂糖について
このレシピでは砂糖は使っていませんが、十分に自然の甘さを感じます
もしお子様や妊婦さんが食べる場合は天然の砂糖を少量加えても良いでしょう
・きび糖
・やし糖
・黒糖
いずれも製造工程がシンプルであること、純質な甘味があるものを選びましょう

食事の間隔は4-6時間空けることで消化力が回復する18-10-18-19-43-08-719_deco1402545372.jpg

私たちの免疫力、代謝のはたらきを司っている源は
「消化力」です

アーユルヴェーダでは「アグニ」といい、
アグニの調子によって“使えるエネルギー量と質”が変動します

アグニは大切にケアしましょう

間食や過食、拒食、不規則な食事は
アグニのバランスを乱します

整ったアグニでは
食べ物の栄養をきちんと器官や神経に取り込み
変容と編成、浄化と排出を担うため
体の調子がとてもよく感じられます

消化のペースは、
体質、年齢、活動量などによっても異なりますが、
食事と食事の間隔はおおよそ4 – 6時間空けることをおすすめします

一度小腸に入った食物は、
消化されるまでにそれくらい時間を要するからです

その途中でまた食べ物を入れることは
消化の流れ、働きを乱す原因になります

活動量の多い職種や幼児、妊婦さんの場合でも
間食(おやつなどの軽食)をする際には
少なくとも前後約3時間は空けるのがベターです

例:
8 : 00 朝食
12: 00 昼食
15 : 00 おやつ
18 : 00 夕食

「整ったアグニ」はどのシーズンでも、
また誰にとっても、健やかさの土台には欠かせないものです

食物と生活全体を通して“よい調子”を築けるよう、
アーユルヴェーダの智慧をお役立てください

あわせてご覧ください
今日から始める「アグニを整える」こと
母と子の授乳関係からくる“食の価値観”


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認定アーユルヴェーダシェフ
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