つい昨日、お仕事の際にお会いしたある女性が
どうも下半身の浮腫みが解消されにくいんですよ
と相談をしてくれました。
年末から風邪気味のような感じが続いて
体調もいまいち良くない、とのことでした。
その女性から、
「 Yogaで健康になりますか? 」 と聞かれました。
Yogaで健康になる保証は100%です。
Yogaは生き方そのものだからです。
アサナ(ポーズ)をとることから
その他のあらゆるアプローチ方法に気づいていけるのが
Yogaの素晴らしいところといえます。
そちらの女性とは、普段口にする飲み物や
お部屋でできるむくみ解消の簡単なアサナについて、
その場でいくつかをシェアをしたのでした。
ほんの些細なきっかけかもしれませんが
少しでもその方にとって心地よい時間と
体の気持ちよさを感じられたなら・・と
あたたかく嬉しい気持ちになりました。
下半身の浮腫み・便秘解消に効果的◎
こつばんていYogaについて
普段の私生活から取り入れることで
生命力美人になる“習慣”と、
効果的なアサナ(ポーズ)についてお伝えします。
【下半身の浮腫み・便秘解消のための】
5つのヒント
1 . よく噛んで食べることが大切 2 . エクストラクティブばかり食べずに オグメンティングをしっかりとること 3 . 1日に新鮮な水をコップ4-6杯飲む 4 . 特に下半身の浮腫みが気になるなら 5 . 質の良い油(ギー)を食事でとる
1 . よく噛んで食べることが大切
・液状になるまでよく噛んでから飲み込みます。
(約30回)
固形物のまま飲み込まれたものは
消化器官にとって重く、内臓に負担がかかります。
すると未消化物(アーマ)として体内に残ります。
租借することで栄養をきちんと体に行き届かせ、
私たち自身のマインドにも影響します。
租借できた食べ物は問題なく小腸へ流れていきます。
2 . エクストラクティブばかり食べずに
オグメンティングをしっかりとること
オグメンティング =体をつくる食べ物
エクストラクティブ=体から出す食べ物
炭水化物の多くがオグメンティングですが、
(すべてではありません)
ダイエット目的などで炭水化物を減らしていくと
体の組織が正しく造られず、内蔵機能の働きが弱くなります。
お米などの穀物、野菜だとさつまいもやカボチャなど・・
オグメンティングをきちんととることで
体がグラウンディングして排泄を助けてくれます。
オグメンティングとエクストラクティブの黄金比は6:4です。
<HALE PULE>
オーグメンティングとエクストラクティブな食べ物
3 . 1日に新鮮な水をコップ4-6杯飲む
これで十分です。
アーマ(毒素)の溜まっている体にとっては
水分の取りすぎは消化の妨げになります。
4 . 特に下半身の浮腫みが気になるなら
・食卓塩や海塩をとらないことです。
ミネラル塩や岩塩を調理で用いるようにします。
海塩と岩塩では、塩になるまでの工程が全く異なります。
5 . 質の良い油(ギー)を食事でとる
ギーの効果は計り知れません。
私の彼のお母さんもギーを含む食事をするようになって、
週1~2度しか排便がなかった重い便秘症から
すっきり改善、今では毎朝気持ちよく出るようになりました。
▼ギーの効果 ・消化器官の働き(アグニ)を高める ・同じ料理でも油をギーに置き換えるだけで便秘解消になる ・血色がよくなり顔色、肌に潤いを与える ・血液をなめらかにし栄養を与えてくれる ・神経を穏やかにし、ヴァータ・ピッタ(ドーシャ)を落ち着かせる ・健康寿命を長くする日々の食事のこと Instagram【mini__myra】
【こつばんていYoga】
女性の美しさの源にアプローチ
2017/1/14(土) 朝の7:00~
この日は小学生の頃からの親友と私の自宅で
朝から心地良いプライベートプラクティス
約2時間半かけて
女性としての自分自身にじっくりとアプローチしました。
真に目指したいのは生命力美人です。
今回の目的は 次の3つ
①
すっかり寒くなって冷えた体を
内側からほぐして温めること
②
内臓マッサージ効果があるアサナで
ガスを抜き下半身の浮腫み・便秘を解消
③
女性としてのバランスを司る「骨盤底」の強化
骨盤底とは骨盤の中についている2つの帯状の筋肉のことです。
③の「骨盤底」は日頃意識することの少ない部分ですが、
腹腔内の臓器を支えていて、
上半身と下半身のつながりも支えています。
ここには女性としてのあらゆる機能が凝縮されています。
骨盤底は「生殖器の機能」にダイレクトに関わっていて、
この働きが不調になると便秘や重い生理痛、
妊娠時にまつわるトラブルの原因となります。
骨盤底と内転筋が機能できていることによって
私たちの女性としてのバランスが安定します。
出産時に必要な機能や筋肉もこの骨盤底が中心です。
妊娠中のお腹の重みや、
しゃがんだり横になったりする姿勢を楽にしてくれます。
また、産後太りにもなりにくく、姿勢を正してくれます。
【プラクティス内容】
◻シッダアーサナ(達人座)
効果:グラウディングする。骨盤周りのエネルギーを流す。脚の柔軟性を高める。
◻ブラマリ(蜂の呼吸)
効果:第三の目を司る。リラックスした集中力を得る。
◻メディテーション5分(瞑想)
効果:愛に触れる。肉体・呼吸・心が様々なレベルに向き、意識・理解する。
※下記 文字切れている場合は横スクロールしてご覧ください。
【◎】特にお腹のハリや
下半身の浮腫みの原因になっているガスを抜く、
内臓マッサージのアサナ
1・ スクエアポーズ3分 太もも横、お尻周りを伸ばすことで骨盤底にはたらきかける メディテーション時に心地よく座れるようになる 人生において過ごしやすくなるアサナ 2◎ ねこのポーズ 背中の血流をよくする。内臓のマッサージ・消化器官の活性化。 寒さで固まった首~肩の強張りを和らげる 3◎ こつばんていのエクササイズ 自己とのつながりを得れる 背中のアライメントが正しくなり普段の姿勢が楽になる。 普段の姿勢が改善され、最小限のエネルギーで最大限のエネルギーを 保てるようになる。 4・ 肩のシミー2分(僧帽筋 りょうけい筋) 姿勢改善、肩こり緩和 5◎ ヴィラバドゥラーアーサナA.B 骨盤底の強化、股関節をやわらかくする、お尻を引き締める、 大腿四頭筋を強化、温性なので体を温める、便秘改善 6◎ パリブリッタパールシュワコナーサナ 内臓の働きを高める、便秘解消 大腿四頭筋(太ももの前)の柔軟性を鍛える 血の巡りをよくする、下半身を強くする 7・ ウットゥカタアーサナ 骨盤底を引き締める、体幹の強化、腹筋・背中を引き締める、 気持ちを前向きにするアサナ 8・ アルダチャンドラアーサナ 骨盤の柔軟性を高める、全身の疲労回復、 上半身と下半身のつながりを得る、脚全体を引き締める、 股関節の柔軟性を高める 9・ キック&フロー 骨盤底を意識する、体幹を鍛える 集中力を高める、チャレンジ精神向上 倒立アサナの準備段階 10◎ 下半身を壁に上げる(20分) 下半身の浮腫み解消、神経系を穏やかにする 血流をよくする、ストレスを抱えるすべての人へ適したアサナ 11・ プールヴォッターナアサナ お腹を引き締め、体幹を強化。寒くて堅くなった肩をほぐす 二の腕を引き締める。重い荷物などで歪んだ肩関節の可動域を正しくする 恐怖心を克服し、活力を与えるアサナ 12・ パスチモッターナアーサナ 自律神経のバランスを整える、腰の後ろ側をのばす 生理痛緩和、お腹を引き締める、不眠改善 13◎ マジッチアーサナ C 内臓の働きを高める(消化促進、便秘解消)神経系を穏やかにする 姿勢を整える 14◎ パワンムクターアーサナ ヴァータを沈静する、背骨のマッサージ効果 ガス抜き・内臓のマッサージにより便秘解消 腸腰筋をつかう(アグニ強化)、骨盤の可動域を適切にする 15・ シャバーアーサナ 練習で使った体のエネルギーを統合する、不眠改善 自律神経のバランスを整える、全身の疲労回復
すっかり気の知れた親友なので
ゆったりとした空間で、途中少しお喋りなんかもしながら
ゆるやかに進んでいきました。
6年前の21歳当時、
お互いになかなか会う機会が少なかった時期に
時を同じくして私たち二人はヨガに興味を持ち始めたのでした。
再会時にお互いの口から出た
「最近ヨガが気になるんだよね」の言葉。
驚きましたが
やはり深くで繋がっている人とは離れていても会っていなくても
共鳴し合って生きていることを実感した出来事です。
私が初めてYogaの教室へ行ったのは
彼女のすすめによって受けたものでした。
アサナの一番の効果は
“人生に参加するということ”です。
手先や足先にも意識を向けていきます。
間接ばかり頼っていると強くはなれません。
と留学時にマイラが教えてくれました。
Yogaをするとき、
かっこいいアサナ(ポーズ)をとることを
目標とするのではなく
“体”を感じることに焦点を当てます。
そうして“内側”を強く安定させていきます。
人間関係やお仕事の場でも同じことがいえますね。
いまの自分ができることに集中して、
どんなことであってもそのことに愛情をこめて行っていきます。
そこに私たちの生命力が宿ります。
いつも愛をここに
“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
kaori