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私たちの食べるものが=自分の姿です
・どのような食べ物を
・どんな風に食べるか、が
私たちの状態をそのまま表しています
私たちに滋養とバランスをもたらす食事は
・鮮度が高く
・できたての食事
・穏やかな想いを持って
・感謝とともに食べること
です
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残り物の「限界」は
4 ~ 6 時間
アーユルヴェーダにおける心的なエネルギー「グナ」では、食事の残り物や調理後時間が経ったものを「タマス」としています
タマスとは
不動・重さ・死などを意味し、習慣的にそれらの食物を食べていると充分な滋養が得られないことから “ 神経系 ” や “ 組織 ” を鈍らせ、無気力感や消化不良を起こすと考えられています
グナは「3つ」あり、
タマスのほかに「サットヴァ」と「ラジャス」があります
サットヴァ‥ 出来立ての食事、旬の食べ物、 採れたての野菜や果実、高い栄養のある食事、 バランスのとれた食事など ラジャス‥ 激辛など極端な味覚のするもの、 揚げ物、スナック菓子や冷たいアイスなど タマス‥ 作ってから4時間以上経った残り物、 作り置きの食べ物、冷凍食品、 加工食品、動物性の食べ物、発酵物など
新鮮で調理したての食べ物に、 一番たくさんプラーナがあります。 なぜなら繊細なエネルギーであるプラーナは、 調理された後にどんどん壊れていってしまうからです。 プラーナは次第に小さくなり、 調理から1日経つとほとんどなくなってしまいます。 これがアーユルヴェーダが食べ残しを避ける理由です ... 食べ残しは、 もはや力を持っていた食べ物の影に過ぎないのです。 参考文献: Hale Pule「アーユルヴェーダ・フムス(と圧力鍋の使い方)」より
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残り物の工夫
ベストは、毎回簡単でもいいので料理を作ることですが、どうしてもそうはいかないというときの工夫について
・保温容器で4-6時間保存しておく
・沸騰したお湯を少し追加し食べる
・炊き立てのご飯や、その他出来たてのものと一緒にして食べる
・野菜類の残り物はクッキーなどのベイクの具材にあわせる
・再加熱するとしても「弱火」で2-3数分
※電子レンジを使った再加熱は、食べ物の質・細胞をさらに壊すので控えるのがベターです
– 残り物の保存方法 –
・温かいままプラスチックなどの化学物質の容器に入れない
・保存はホーローの容器を使い、フタなどして密封する
・保温容器などがあればそれでもよいです
上記の写真は、残り物のサツマイモを
炊き立てのキッチャリーに乗せています
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全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
kaori