<カパ>浮腫み、冷え、停滞感、肥満が生じる人のための食事

自分の体調に見合う食事ができると、体調が優れて過ごしやすくなります。

食事は毎日必ずするもの。
体が表している様々なサインに必要な選択をすると、その後の快活さへとつなげていくことが出来ます。



カパが優位な人に合う食事

温かく、調理したての食事
油分と水分を軽く含んだ食事(ヴァータ・ピッタより油分は少なく)
軽くて消化しやすいもの
玄米よりは白米
うどんよりは蕎麦
小麦粉、米粉よりはそば粉、豆粉

揚げ物、焼き物より蒸したもの、茹でたもの、煮物
スパイス全般、生姜、ブラックペッパー、ナツメグ、クローブ、クミン、ターメリック、カルダモン等(ヴァータ・ピッタよりやや多めに取り入れて〇)
ギー、ひまわり油、ひまし油、米油、ごま油
毎日規則正しく同じ時間帯に食べる
朝食はごく少量(ヴァータ・ピッタよりも少なく)もしくは抜いても〇
夕食はできるだけ早い時間に済ませ、遅くなる場合はごく軽くする

食べ過ぎ、だらだら食いを控える
おやつを食べる場合は食事間隔を前後 3 時間以上空ける
極端な塩味、酸味、甘味の摂り過ぎを控える
乳製品、精製砂糖、小麦類のパンを控える
神経系を和らげるハーブティーや消化を促進するスパイスティー、生姜湯を朝晩、一日を通して飲む
生姜の前菜を食前に食べる

カパが優位になって増大していると、体に重さが出てきます。
何となく重くダルい、というような感覚から、浮腫みやたん、鼻づまりなどの器官系の不調もカパによるものです。
カパは基本的に冷えやすく、停滞感も芽生える傾向にあります。

食事内容のポイントは、軽さ、活力をもたらすようなものが勧められます。
食べ過ぎないよう、腹八分が肝心で、食べた後は後片付けや散歩で体を動かすと良いです。


一日の食事内容例:

・お米とターメリックをお粥にしたクーニ―
・キッチャリー
・旬の果物を使ったシチュー
・お白湯
・腹部の張り感、消化力が遅いときは抜いてもよい
・炊いた白米、根菜類のローストまたは煮物、葉物の蒸したもの、豆のスープ
・キッチャリー、煮魚、蒸し野菜、豆のフムス
・お蕎麦、山菜、大根おろし、野菜煮物
・薬膳やアーユルヴェーダ流のカレー
・癒しのキッチャリー
・炊いたご飯、人参のスープ、緑野菜の炒めもの、豆のスープ
・野菜、穀物、豆類を中心とした消化にやさしい食事

アーユルヴェーダで「梅雨は浄化のタイミング」といっているように、体質的なカパもそうですが季節柄のカパなときには上記のような食事のエッセンスを意識しておくと良いです。

何となくのどんより感、ゆったり感も、食事によって体に良い作用を与えることが出来ます。


>> カパ優位な人の体質・傾向・特質に関する詳細記事はこちら

 


アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i

 

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