【 オージャスが増大する 10 の習慣 】

私たちに元々備わっている
真の「 美しさ 」は、
毎瞬の〝 エネルギーの向け方 〟から継続的にうまれ続けます。

アーユルヴェーダでは、
体内の消化 – 循環 – 排泄が正しく巡るとき、

肌や髪の艶、澄み渡る声やマインド、
安定で強固な肉体組織がつくられると言われています。

消化力と命の輝きは、イコールなのです。



真の美しさは
「 オージャス 」からつくられるアーユルヴェーダの健康における本題は「 消化力 」にあります。

消化がうまくいったときに
生殖器までの滋養供給がかない、その身体では生命力が増して蓄えられます。

これが「 オージャス 」・活力素です。

活力素は、生成され蓄えられると
組織の潤いやみずみずしさを補い、
強固さと安定とを培います。

活力素は、いってみれば
免疫や治癒力、代謝エネルギーの総称です。

オージャスが増えると人は生きやすく、
オージャスが枯渇すると人は不調や鬱、
そして病気にかかりやすくなります。

オージャスは、
心臓のあたりで、黄金入りを保って輝き、
炒った米の香りがするといわれいてます。


真の美しさのもと
オージャスが増大する 10 の習慣

Ojas が生成される 10 のことをまとめました。
Ama ( 未消化毒素 ) がつくられないようにするだけでもで充分ですが。

1 ,  早寝早起きする
2 , 旬の新鮮な食物、調理したてのものを食べる
3 , 良質な油を日常的に摂る
4 , スパイス・ハーブ・薬味を日常的に摂る
5 , 日々マストな運動法は、散歩
6 , アヴィヤンガを取り入れる
7 , 日常的によく呼吸する
8 , 小さな瞑想をする
9 , 自分を赦す、愛する
10, 愛するひとを愛する

どれも本来の私たちに備わっている力を強固にする事柄です。

一つ、二つと思い出すように取り入れて実践を重ねることで
自分らしく美しく輝くでしょう。


・早寝早起きする

・オージャスは適切な休息を好みます。
活動すべきときに活動して休むべきときに休むと、神経系を巡って内臓全体の働きが適切な修復に入りやすくなります。
陽が昇る頃に起きて外の空気を吸うことで身体や脳、細胞全体が喜びます。
22 : 00 以降は身体がエネルギーを統合し再生を行う時間帯のため、このタイミングで眠れているとオージャスは最大限生成されやすくなります。
・夜更かしをすると早くに老けるといわれるように、細胞の生成が充分に行われないことでオージャスが乾き、減ってしまいます。
旬の新鮮な食物、調理したてのものを食べる
・地上に成るオージャスそのものを食べます。
食物はもっとも有益な生命源で、食べたもの ( 食べ方 ) = 消化できたものによって生命を受け取り、そこからオージャスが生成されます。
・過度の加工がなされたものはアーユルヴェーダでは「 タマス 」とされ、食べてもそこには「 生命力 」が乏しいために充分なオージャスが得られません。
・旬の食材や炊き立てのご飯には最高潮にプラーナ ( 生命力 ) があり = これらがオージャスのある食物です。
良質な油を日常的に摂る
・人の組織には適切なオイルが必須です。
人の脳は 65 %ほどが油であることからもわかるように、内臓が適切に可動し、髪や爪などが潤うのには良質な油が重要です。
性質が強く偏りがあるもの、酸化した油は体内でサビをつくり消化力を鈍らせます。
アーユルヴェーダで常用されるギーやそのほか体調に合わせて使われる油は心身の潤いを保持し、オージャスの生成に直結します。
・食事そのものが乾いていたり身を置いている環境に乾きが多ければ、それだけ身体も心も影響を受けます。乾燥や冷えはドーシャバランスを乱す最も初歩的要因ですので、普段の食事から良い油を適量とり、油を用いてマッサージするなど、様々なシーンで油をうまく使えると良いです。
スパイス・ハーブ・薬味を日常的に摂る
・安定したアグニ( 消化力 )のためにハーブやスパイス、薬味を適当に取り入れると良いです。
これらは自然由来のお薬なので多量に使えば良いということではなく、スポットで – 適量を取り入れることで身体も反応しやすくなり充分に恩恵を受けれます。
・クミンやコリアンダー、カルダモン等を少しの岩塩、生姜と一緒にして、水分を含ませて調理した食事は消化を高めオージャスの生成にぴったりです。
日々マストな運動法は、散歩
・アーユルヴェーダでは散歩が最も効果的な運動としています。
すべての体質の人にとって散歩は筋肉や骨格をほぐすのに適していて、朝晩や食前後の散歩が薦められています。
・激しすぎる運動はかえってオージャスを燃やし尽くすので体力のないひと、疲労感が増大しているひとは注意が必要です。
アヴィヤンガを取り入れる
・アーユルヴェーダでは定番のオイル塗布マッサージ。
皮膚を通じて内臓までをやわらかくします。継続的に行うことで神経性が鎮静して組織内の毒素が出ていきやすくもなります。
ゆったりとした動きで行うアヴィヤンガはリラクゼーションにも効果がありドーシャを整えますが、この感覚から心身が穏やかになりオージャスが生成されやすくなります。
・オージャスが生成される際、その妨げは「 詰まり 」で、アヴィヤンガによってこの詰まりが軽減、緩和されます。
・特に身体の固い人や筋肉が硬直しやすい人は日常的にアヴィヤンガを取り入れ、時間のないときでも足裏だけ、などとにかくオイルをマッサージに使うととても良いです。
日常的によく呼吸する

・吸って受け入れて吐いて手放す。
身体全体の本来あるべき可動域に引き戻す単純な動作が呼吸です。

歩いているとき、座っているとき、鼻から吸って鼻から吐き出すというシンプルな呼吸を通して心身を繋げては解放してあげましょう。

小さな瞑想をする

・目の前のことと繋がりそれだけに集中する。
瞑想は至福的感覚を磨き脳のリラクゼーションにもなります。
適切な緊張は大切でも、肥大したストレスはオージャスを奪い心身を分離させます。

お手洗いの場で目を瞑って内側を感じることや歩いているときにオープンマインドでいることも意識的な瞑想です。

自分を赦す、愛する

・自分の意識の内に入る練習にもなります。
オージャスは均一的パフォーマンスと安堵感のなかで生成が促進されます。
生きている心地がじんわりしてくる、今のこの瞬間に全精力があることを感じれることでオージャス = あなたらしさが開花します。
どんな自分もそれが今の状態、この受容の連続で自分の真意が見出しやすくなります。


10・愛する人を愛する

・大切な人をまっすぐに守り、愛し、与えることで受け取ること。
1 ミリも余すことなく生産的で関係性に在るとき、その空間そのものがオージャスになります。

 



人生は変化の連続

オージャスが乏しいと、何かと大変。
何かと窮屈です。

毎日がやっとで、
それでいてなんだかモヤっとします。

アーユルヴェーダを学び習慣を見直す過程で、
少しずつアグニ( 消化力 )が整って
オージャスが増えてきたであろうとき、

朝起きたとき
「 今日もいいことがありそうだ 」と穏やかに思えたのを覚えています。

「 過去の経験を続けたいか?
 それとも新たな感じ方を得たいか? 」

この選択肢もひとつ、
オージャスを増大させるのに行動を変えるキッカケを与えてくれます。

今の自分が次の自分や相手やなにかを創る、
だからオージャスを蓄えておこう、というわけです。

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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i

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