今朝は、起きた時点で
昨日の最後の食事から12時間が経過していて
なお昨夜は21時前は就寝していたので
すこぶる体調がよいです
視界の明瞭さ、体の軽さ、
下半身が軽くてひょいひょい歩けて
上半身はうっすらすっきりして
内臓に酸素が行き渡ってるのを感じます
食事の消化には
およそ4~5時間かかるといわれています
ハワイのヨガ留学中一日三度の食事は
6時、11時、16時と毎日規則正しく、
いずれも前後で5時間あいていました
16時以降は消化器官の働きもゆるやかになり
体は休む準備態勢に入ります
リラックスして、散歩や読書、ヨガや瞑想などをするのに
とても適した時間に入ります
毎日20時30分~21時には就寝していたので
最後の食事からは4時間が経過しています
体になんの重さもなく、
とても心地よく眠れていたのを覚えています
アグニの再生
1日をとおして間食することなく
規則正しい時間に食事をし、7~8時間の睡眠をとるだけで
余分な脂肪はすっかり落ちていきます
これはアグニの調がを整い、
内臓機能のはたらきが向上・活発したことで
体のサイクルがうまくまわっているということです
アグニは私たちの身体にある
「変換エネルギー」にあたるもので
食べるものやその他の取り入れるものを
きちんと栄養に変換して
体内で処理する役割をもっています
少ない食事でも痩せなかったり
慢性的な便秘や下痢を繰り返すのは、
アグニの調子がくずぶり、弱くなっているサインです
このアグニの強さやバランスは
そのまま私たちのマインドにも関わっています
人生の経験を自分なりにきちんと消化できているかも、
アグニに関係しています
抵抗感や怒り、恐怖心などは
私たちの身体と心のはたらきを鈍らせるため
結果として消化不良や未消化物の蓄積を引き起こします
そして繰り返す消化不良や浮腫み、
集中力の欠如、関節や筋肉が硬直した状態になれば
マインドも同調し、不安定に陥り悪循環です
日々の食事や睡眠、
運動を自分に合った方法で整える、
それだけで私たちの身体はとても軽やかに、
意識的に扱えるようになります
目はきらきら輝き、
血流の巡りがよくなることで皮膚はきれいに、
肌つやがよくなります
髪の毛も潤い、声が澄んでいきます
さらに、1日10~30分のアサナを実践すれば
より心と体の繋がりを得ることができます
〈アグニが弱いときのサイン〉
・恐怖心がある
・心配ばかりしている
・皮膚や髪が乾燥している
・関節や筋肉の硬直がある
・睡眠障害で眠りが浅い、眠れない、眠りすぎる
・冷え性
・圧倒された気分になる
・集中力の欠如
・物事を最後まで成し遂げられない
・便秘または下痢
・極端におしゃべりになる
・日常に活力が生まれず一日のエネルギーにムラがある
・秘密主義になったり自滅的になったりする
・生殖器の不調、妊娠しにくい
・何かに対する中毒、依存症の傾向
・運動をしても疲れやすく、血、肉にならない
・食事がうまく消化されず未消化物として残る
・食事がうまく消化されず栄養にならないまま排出される
〈アグニが整っているとき〉
・瞳の輝きが増す
・肌つやがよく、潤っている
・軽快な、しなやかな動作
・慈悲の心、幸福感の感度が上がる
・自分のケアを自分でできる
・人のことをすすんでケアできる
・着実に物事を成し遂げる
・執着のない、落ち着いたマインド
・寝起きがよく、寝つきが早い
・極端な感情に走ることなくニュートラル
・自分の人生に本当の意味で参加している
アグニを調整する
=自分の人生をどう扱うか
現代社会では、すべてのリズムを取っ払い
健康に生きることだけにフォーカスを当てるのは
なかなか現実的ではなく難しいかもしれません
ただ、
すべてを変えて新しいものを取り入れる以前に
まずは一つ一つの行動・古い習慣の中から見てみると、
“やめてもいい習慣”はあるはずです
・夜更かしをやめる
・間食をやめる
・予定をびっしりつめ過ぎるのをやめる
これらを実践していくと
私たちが一人の人間として地に足をつけて生きる
そのことの必要性と価値を徐々に教えてくれます
よくないと解かっていながらも、
何度やめようと思ってもやめられないのは、
記憶やエゴが執着しているからです
それは私たちの本来あるべき姿とはまったく別物です
物事や感情に右往左往されることなく
ただあるがままに、受け入れては手放していく、
大地に身を委ねて太陽の光を受けとる、
この態度はまさしく
ヨガの“グラウディング”と同じです
どうずれば適切に、安定してそこにいられるのか?
今、自分が散漫としているのか
それとも委ね、受容しているのか、
他の人ではなく自分が自分の状態に気づくことで
一つ一つ良い道に向かう賢い選択をしましょう
その選択は
自分を通して周りの人へもよい影響を与えます
何より、自分の心がいちばんそれを見ています
私はヨガ留学から帰国後、
これまでの仕事の時間を3時間短くしました
その分、アーユルヴェーダの料理やアサナ、
Anandaの活動時間にあてています
収入は一時的に以前よりも減りましたが
出費も減った分、プラマイ、少しプラです
そして今後、よろこびと楽しみを膨らませていく過程で
自然と収入は増えていくと感じています
優先順位を少し見直すだけで
人生は自分のものであり、
自分の身体も心も、
面倒をみるのは自分であるということを
認識できるようになります
私のような選択は一例にしか過ぎません
今属している会社やコミュニティでの仕事に
やりがいを見出だしていて、
自分がとても楽しみながら貢献心を持って仕事しているなら
それは大いに自分の人生を実践している、
素晴らしいことだと思います
私の経験と考えでいえることは
本当に好きなことを仕事にしている、
ないしは仕事をしているうちに
真に誇りを持つようになったのなら、
それ自体、知らないうちに
自分のバランスを保っている、ともいえます
長期的にそれを楽しみ続けるのなら
やはりコンディションを整え、
ベストな選択をすることは不可欠ですが
AyurvedaとYogaの恩師であるマイラは
「働きすぎはエゴを強くするだけです」ともいっていました
遊びの中にも仕事につながる要素を見い出し、
仕事のなかでも自由に創造を働かせることが大切な気がします
自分の体とマインドがバランスしていると、
集中力が安定し、柔軟性も持ち合わせるので
とても要領よく仕事を進めることが出来ます
時期によっては、徹夜を重ねる日々もあるでしょう
しかしそれが何ヵ月も続くことはしないこと、
自分のエネルギー、
アグニがどうなっているのかをきちんと見ること
アンバランスが続けば
状況ははマインドをかき乱し、知覚、判断力を鈍らせていきます
そうして、私たちが鈍すぎる、鋭すぎる人になるほど、
それは愛しにくくなっていくそうです
何かを愛しにくくなるし、
周りからも愛されにくくなるということです
私たちが何かを表現したりすること、
仕事を通して得たいもの、
人生を通して持ち合わせていたいものは
人類、ないしはこの世の愛情のはずです
自分が愛ではなくなる行為をなくし
自分が愛でありますように
いつも愛をここに
“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
認定アーユルヴェーダシェフ
kaori