1ヶ月のヨガ留学 劇的な体の変化①

2016 年 9 月 / ハワイカウアイ島にて
一ヶ月のヨガ留学中、
200時間のプラクティスを経て体験した
自身の変化について記しています
備忘録として書いているところもあり、
文面にムラや不備はありますが
ヨガやアーユルヴェーダに興味のある人、

一歩踏み込んで自分の人生を見つめ、
有意義な方向へ歩いていきたい、
ただ健康に、
ただ幸福に生きたという人にとって

少しでもなにかを照らせる記事であればと願っています

一日を通して
心身ともに良好なパフォーマンスを発揮することは
何も複雑で特別なことではないこと

マインド、体調のコンディションは
自らの選択と意思によって叶うこと

そのことに総じて “ 参加 ” していれば
“ 今 ” “ ここ ” で幸福感が溢れること

ハワイカウアイで、
そんなことを匠マイラから教えられました

 感じたいことを感じれる
見たいものを見れるようになる 

マイラ ・ リューインの言葉より


前回の記事では
1ヶ月間のおおよその過ごし方をざっくり記載しました

今回は、200時間のプラクティスを経て
私の心身がどの様に変化したのか、
詳しく記載していきます

ちょっぴり恥ずかしいところもありますが、
そんなシャイさを手放して書きます

私自身が本当に体験したこと、
素晴らしい経験がそこにあったことを
ヨガやアーユルヴェーダに興味を持つ人、
そうでなくても
今の自分から本来の自分を取り戻したい、
前進・成長したいと考えている人にとって、

ひとつの例として
このリアルな体験をシェアすることが
何かのキッカケになればと望んでいます

( 5 つの記事に分けてお届けします)


1 ヵ月のヨガ留学で起こった大きな変化 その ①
アグニ ( 消化力 ) の超回復

まず、最も実感したことは「アグニ」消化力の超回復です。
これはヨガ留学に参加していた全員が同様に感じていた変化ではないかなと思います。

私はもともと普段から便秘や肌荒れ、口内炎なんかがしょっちゅうで = アグニが乱れがちだったため、留学期間中でアグニが整い強くなっていったのを体感しました。

アグニとは、アーユルヴェーダで「消化力」を意味し、代謝や免疫、身体が使える力そのもののことをいいます。

アグニという、何か目に見えるような臓器があるわけではないですが、身体に入った食物や心に入った感情を変換・処理する “ 一連の働き ” としてアグニが重要だと云われています。

アグニを調整する = 人生の質を調整する、といえるでしょう。

整ったアグニを有すようになると、見た目には潤いの満ちた皮膚や澄んだ声、輝いた瞳、自然とベストな体型でいられるとマイラは教えてくれました。


< アグニを整える生活の実践 >

留学中は、生活・習慣のすべてで常にアグニを整えていたと思います。

アーユルヴェーダのディナチャリヤに基づいた日々の食事内容やヨガアサナ、プラナヤマ、メディテーションによって体も思考も、慈悲と規律とを持って養われていく感覚がありました。生活様式全体はとてもやさしく、同時に厳しくもあり、人としてきちんと機能し始める感覚がありました。

自分の面倒をきちんと見る、
そのためにベストなことしかしない。

これってすごい有意義なんだなぁと身をもって知りました。

これほどまでに「体と心が気持ちいままに生きている」と感じれたのは初めてで、アグニが整ったさまを実体験していました。

・毎日決まった時間での食事
・消化にやさしい滋養に満ちた食事内容
・毎日早朝から行われる修養によって体と心の浄化が根底から行われる
・微細なヨガアサナの動きによって神経系までリラクゼーションを得る
・小さなアサナの修養で微細な筋肉組織まで稼働するようになり体が安定する
・消化が済んでからの就寝が翌朝の目覚めが劇的に良い

これによって自分自身の毎日の質は劇的に変わっていきました。

朝起きてから夜眠るまで、肉体はいつも快調で動きやすく、心も何をするにも気分が良く集中した状態が続きました。

便通も日に日に改善されていくので身体はもちろん心も軽くなり、物事への理解、認識度合いも研ぎ澄まされるようになり、心配事やイライラする精神状態もどこへやら。

すべての物事を心からたのしむことができました。

初めての感覚も楽しいし、古い記憶が出てくる場面も、おもしろい。

色んな意味で、たのしみ、経験を深めることができていました。


留学中の1日のスケジュールはこうです

・am 4:15  起床
歯磨き、タングスレイパー ( 舌洗浄 ) 、 ネティポット ( 鼻洗浄 )

・am 5:00 アグニホトラ
火の儀式でマントラとともに地球とつながる、呼吸法で体を浄化、瞑想でマインドの浄化

・am 6:15 朝食
始めの一週間はキッチャリー。
クニ ( キッチャリーのバリエーションのひとつ )  or オーガニックフルーツ

・am 8:00- 11:00 プラクティス
ヨガ座学またはアーユルヴェーダの講座、アーサナ

・am 11:15 昼食
始めの一週間はキッチャリー
オーガニックの野菜でつくられたアーユルヴェーダ食 ( 様々な野菜、バスマティライスやダル料理、 チャパティやドーサ、アーユルヴェーダ寿司など )
( 昼食後は敷地内散歩 )

・pm 13:00 – 16:00 プラクティス
ヨガ座学またはアーユルヴェーダの講座、 ヨガティーチングの練習

・pm 16:30 夕食
始めの一週間はキッチャリー
オーガニックの野菜でつくられたアーユルヴェーダ食 ( 様々な野菜、バスマティライスやダル料理、  チャパティやドーサ、アーユルヴェーダ寿司など )
( 夕食後は敷地内散歩 or 入浴 )

・pm 18:00 アグニホトラ
火の儀式でマントラとともに地球とつながる

・pm 20:00 静かに過ごす時間
一日の振り返りやプラクティスの予習、復習など

・pm 20:30 消灯、就寝  就寝前に個々に呼吸法 ( 1 ~ 5 種 ) 、瞑想 ( 10分 ) をして就寝

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目を覚ますと外では虫の鳴き声や雨音がして、森の中で暮らしているような神聖さでした。
辺りはまだ夜のように暗く、空気は澄んでいて毎朝脳がすぐさま起きるのを感じました。

外へ出てネティ ( 鼻洗浄 ) をするときに見える星いっぱいの空が、いつも私の胸を満たしてくれました。

私は確かに生きている、ここでこうして、自分を通して生きているんだと思えました。
それまでの人生では感じたことのない感覚でした。

アグニホトラ ( 火の儀式 ) からプラナヤマをして体の浄化を済ませ、徐々に全体の感覚を呼び起こしていきます。

約 30 分の瞑想を終えて目を開けた頃、ちょうど朝日が昇るのが見えて地球とともに一日のはじまりを迎えたのでした。

そこからは、夜眠る瞬間までは学びがぎっしりで、あっという間の日々でした‥!

ハワイカウアイ島の地で、マイラから伝えられるすべてが頭、心、体へとやってきて、古い私を壊しては創ってく、そんな時間でした。

私はすべてのことに “ 新しい気持ち ” で一から挑戦しようと、過去の考えや記憶はその都度手放すようにしました。

何か先入観や記憶が先立っている状態では新たな学びは何の意味も成さない、ということもまた大きな実感と学びでした。

スケジュールからもわかるように、16 : 30に夕食を食べ終える → 夜 20 : 30 就寝ということは食事から眠りに就くまでは約 4 時間も空いています。

眠る頃には消化が済んでいるので、睡眠時は体が “ 睡眠だけ ” に集中して、必然的に睡眠の質がぐんとよくなりました。

= 寝起きもとても爽快でした。
初日~数日こそ、寝起き時にだるく強張った感じがあるも、それも徐々に緩和されていきました。


< 循環する身体 >

毎日のルーチン、食事、ヨガを通して毒素が排出され、アグニが強化されたことでエネルギーが深くから満ち、とても元気になれました。

心的にも体的にもエネルギーが活性化していたように思います。

それまで慢性的にあった “ 何となくの痛み ”や固い何かが滞る感じがなくなっていき、自分自身がいつも循環していくようでした。

留学生のなかには、もともと日本でタバコやお酒、コーヒー、白砂糖等を常習的に摂取しているとそれを “ 抜いた ” ことで一時的にバランスの乱れが生じる人もいました。
私も、白砂糖を頻繁に口にしたいたためか、前半 1 週間の頃は怠く、怠惰な状態に陥ることがありました。なんだかよく分からないけれど、“ 帰りたい ” そんな風に思ったものです。

それもこれも、“ 自分の身体を本当に生かすための過程 ”と、マイラは継続することの大切さを促しました。

なにかを摂り過ぎている場合、
それを抜くと、
それまでそれによって保たれていた身体は
バランスをとろうとして崩れることがある。

けど、きちんと続けていけば
本来の機能が目覚めて
そのうえで安定するようになる‥

これも興味深く、神聖な智慧となりました。


< 帰国後の体重計 >

身体がものすごく軽くなった気がしていて、
でも過去ないほどに筋肉や神経系が安定しているので、どんなものだろうと帰国後、恐る恐る体重計に乗ってみました。

数字で物事を確かめようとする好奇心でした。

見ると、留学前と比べて- 5 kg

おお、やっぱり‥
という感じで、見た目こそひょろっとしていましたが微細なアサナや規則正しい暮らしから私自身は元気いっぱいでした。

それまで長年慢性的に感じていた腰や背中の痛みなどもなくなっていました。
アーユルヴェーダでいえば、腰痛や背中の張りは未消化物なのでした。

留学期間中、体と心の繊細な部分まで毎日動かしていたことで、可動域も広くなって、とにかく自分に居ることが快適になりました。

アグニが整ったことで感度も思考力も冴え渡って、すべての瞬間において “ 生きている ” という実感と“ 感謝 ” の念が溢れていったのを覚えています。

この感覚を忘れず、実践を継続していきたいと思います。

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帰国翌日 2016 / 10 / 7 誕生日


< 忙しさに追いやられていた自分 >

もともとそれまでは、仕事がら激務になりやすい環境にいました。

そのため、ある時から日頃の健康管理として食事や睡眠には気を使っていました。

ひじきや玄米の健康的と思えるおにぎりを朝食に、
お昼は彩り豊かな野菜を含んだお肉、お魚など、
夜は炭水化物を抜いて軽めに‥

ですが、
デスクでおやつは食べていたし、
冷たい飲み物も飲むし、作業をしながらの食事もざらで‥
コンビニ食でも抵抗なく食べていました。

思えば、
表面的には健康に気を遣っているけれどアグニの調子などは考慮できていなかったのです。

朝の玄米は消化に少々重いこともわかりました。( キッチャリーにするとやさしくなります )
食物はカラフルであればよい、ということよりも、その食材に使われた油や調味料、調理過程が重要ということも体感しました。

“ 気を遣ってる ” 風では、知らず知らずのうちに毒素を溜め込んでいることもあって、アグニの本調子を長年引き出せずにいました。

ときどき便秘になったり生理前はPMSがあったり、夕方には浮腫みが出てきたり、…


当たり前だと感じていたことのすべては “ 自然 ” に起こることではなかったのです。


< 本調子の私 >

アグニが整ったなかで毎日を過ごしてみて、本当の – 本来の私が見えてきました。

・ ひとつひとつの行動に集中できる
・ よく眠れる、気持ちよく起きられる

・ 食後の眠気がなく、思考が冴えている
・ 身体全体に安定した感覚がある、痛みがない
・ 強いこり、浮腫み、疲労などを感じない
・ たのしいこと、感謝できること、嬉しいことが日常的にある

アーユルヴェーダでは幸福と健康は切り離せないとしていますが、その意味が本当によく解かりました。

身体が浄化されると心は自ずと静かになり、そのような心にはたくさんの幸福がやってきました。受け入れるスペースがあることは過去の自分には無縁で、この時その意味を知りました。16-10-13-15-32-10-595_deco

何かに “こうあってほしい ” とかこれがないと幸せではない、あれがないから不満‥

そんな考え方をこれまで何度も何度も経験してきた私にとって、“ 動機 ” としていたものの軸がサットヴァ ( 調和 ) ではなかったのだと気づきました。
( そんな時期があってもそれはそれで良い、望むのならもう手放しても良い、ということも含めて)


< 帰国後 >

アグニの調子よくすること、これが健康の根っこにある定義だと知ってからは生活全体で自分の調子をよくすることを当たり前に考えるようになりました。

帰国後も日々アーユルヴェーダ食を取り入れています。

帰国後のアーユルヴェーダ実践 -1-
帰国後のアーユルヴェーダ実践 -2-


最後までお読みいただきありがとうございます

   

【一ヶ月がくれた永遠】自分と生きるということ

いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule認定アーユルヴェーダシェフ
kaori

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