健康のためにやめた「 健康法 」

アーユルヴェーダでは、
個々の健康・幸福の形についてユニークな見方をします。

私たちの真の健康状態とは、
体と心が自分らしく居れていることを意味します。

創造性に富み 風のようなしなやかさを持つ健やかさ
明晰さを発揮し 炎のようなエネルギッシュさを持つ健やかさ
慈愛に満ち 地のような穏やかさ、安定感を持つ健やかさ

・・・これらは互いにバランスし、支え合える要素でもあります。



「 健康 」を実行する最善のやり方

健康を築くためには、
まず【 自分の今の健康状態を知ること 】から始めます。

そしてそこから
【 自分の体質・傾向を知ること 】が大切です。

アーユルヴェーダでは、
健康の要として【 それぞれの体質に見合った食事の重要性 】を説きますが、これにはいくつかの理由があります。

・体が冷えている人と 炎症を起こしている人とでは必要な食事が違う
・消化力が良好な人と 消化力が弱い( 乱れている )人とでは消化にかかるプロセスが違う

単純に、一つのやり方がすべての人に合うというわけではないということです。

自分の体質や傾向を見ていくことで
初めてそれらをバランスさせるための食事や生活・ケアが何であるかが明確になっていきます。



健康
のためにやめた「 健康

アーユルヴェーダと出逢って以来、
健康に良さそうだからとそれまでに行っていた様々な「 健康法 」をやめました。

・サプリを飲むのやめた
・豆乳を飲むのをやめた
・納豆を食べるのをやめた
・水をたくさん飲むのをやめた
・スムージーを飲むのをやめた
・生サラダをたべるのをやめた
・ヨーグルトを食べるのをやめた
・トマト、ナス、玉ねぎをやめた
・ジム運動をやめた
・ちょこちょこ食べるのをやめた

自分の体質を知って、消化力を知ったら、
上記のどれもこれも
私には合っていない = 健康への後押しどころか不調の原因になることが分かりました。

自分の体を知って、
アグニ( 消化力 )や
アーユルヴェーダについて実践している人なら
安易にわかることだと思いますが、

冷えや炎症があってかつ消化力がそこまで万全でない人にとって
上記のことは解決法になりません。

私にとって、
生サラダを食べることやスムージーを飲むことは
益々冷えを助長して消化力を弱くするだけでした。

毎朝定番になっていた
市販のヨーグルトと豆乳とパン、な朝食メニュー
も、実際には炎症トラブルのもとに一躍買っていたということ。

・・・


/
自分らしさを引き出して
“ 真の健康 ” に

アーユルヴェーダと出逢う前、
私の中での健康に対する概念はとても曖昧なものでした。

自分自身を正直に見ることの前に
いつもメディアの発信する健康のイメージ像‥

“ スリムで髪がサラサラで肌が白くて… ”
のような美しさが正解であると鵜呑みにして、
自分を「 そこに寄せていく 」には、

健康食品やサプリ、美容品、
取流行りの運動法を積極的に取り入れなけらばならないと感じていました。

その人の体質によって様々な健康の姿がある、
というのを考えてもみなかったので、
自分自身は健康と程遠いところにいると思っていました。

アーユルヴェーダと出逢って以降、
その考えがごっそり剥がされたのでした。

食事と習慣に
アーユルヴェーダの教えを取り入れるようになって
約 3 年、

自分の体と心の調子が良い状態をたくさん発見するようになりました。

うねりがありながらも艶のある髪、
張り感とピカンと光る皮膚、
細すぎない中間程度のの肉付き、
温かい肌と快活さのある体、
明瞭で迷うことがない精神、
発想力と遊び心のあるマインド、…

すべての要素は元々持ち合わせているもので、
普段の暮らしによって整い、
バランスが築けると得られるユニークな状態 = 自分なりの真の健康なのだと今は感じています。

十人十色、ならば食事もケア方もそのようであることが自然です。
そしてそのツールは、シンプルであるほど作用は 中心部から起こります。

続けるほどに “ 本当に必要な事はごくわずか ” であることも知るでしょう。


アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i

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