アーユルヴェーダでは、
健康のために「お昼寝しない」ことをすすめています
日中に寝ると、体内でタマスが増大します
すなわち、
だる・重さ・消化不良・浮腫みを増悪させます
お昼寝が必要な人
反対に、お昼寝が必要なのは
老人、子供、病人(それと場合によっては妊婦)などです
この場合、お昼寝によって
体力を回復させたり成長を促すことがあります
眠気の原因
通常の生活を送る人がお昼寝をすると
エネルギーが弱まり=アグニを弱くすることになります
特に食後の急激な眠気がある場合は
以下の要因が考えられます
・よく租借していない
・食べ過ぎている
or 食べなさすぎ、不規則な食生活によって
食べたものを十分に消化できる力がない
・体内で毒素が蓄積している
・免疫力低下など、消化不良が続いている…など
このようなアグニがくすぶっている状態を
まずは自分できちんと認識できることが大切です
これを放っておくことは
免疫力・代謝の低下を助長しやがて慢性的な不調や
ほかの生活習慣病、疾患などを引き起こすことになります
「自分の状態を知り、認める」
そこから初めて、
“改善へのアプローチ”を始めることができます
– 私の体験 –
過去、私は決まって
食後は急激な重い眠気に襲われました
この時期のことは今でも忘れませんし、
二度と繰り返したくないことのひとつとして
自分の中で意識していることでもあります
毎日、食後必ずやってくる不快な眠気に
とにかく耐えられず、辛く苦しい思いをしました
当時は睡眠不足かな?と思い、
早寝早起きを習慣化しましたが
それでも食後の眠気だけはどうにも改善されませんでした
今考えればその理由は明白でした
・毎日の間食している
・頻繁に「食べ過ぎている」
・それまで(約1年前まで長い間に渡って)に不規則な生活を繰り返していた
これらによって
アグニがいつも不安定な状態でした
アグニをくすぶらせる原因そのものを
改善しないことには根本的な解決に至らない、‥
それは今だから分かることです
自らのエネルギーをコントロールできるようになる
お昼寝をしなくて済むと、
午後のエネルギーが安定して
穏やかに夕方を迎えられます
体力の安定は、すなわち1日のバランス
=人生のバランスを養っていくための土台になります
お昼寝をする代わりに以下の習慣を取り入れてみませんか?
・食事に集中し、よく租借する
(電子機器に触れない、最低でも20回は噛む)
・食事中は背骨をまっすぐにする
・食後5分は座ったまま消化を見届ける
・片付けや軽い散歩などで体を動かす
これらを実践するだけで結果は大きく異なります
お昼寝をした場合と比べると
体と心、思考力にとってまるで違う状態を実感できます
ちなみに
食後すぐに横になると消化不良は特に著しく、
中性脂肪蓄積や肥満の原因となります
ゆるやかな午後を過ごしたら、
夕方以降はなるべく早めに食事をすませ、
十分に消化に時間をあててから就寝するよう心がけましょう
あなたの身体にやってくる本調子をぜひ実感してください
いつも愛をここに
“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
kaori