アーユルヴェーダへの理解を深めることは
自分の「命の扱い方」をより豊かにしてくれます

私たちを形成している性質(エネルギー)を
ドーシャといい、
ドーシャはサンスクリット語で
「ごちゃごちゃした」「増えやすいもの」といった意味をもちます383
ドーシャは個々の体質や傾向、
時間帯や季節ごとや年齢ごとにも変動します

ドーシャバランスは
全員がユニークなバランスを持ち合わせていて、それ故に肉体的構造から言動の傾向、長所や短所、バランスを乱すポイントも異なります

ドーシャが整うと個の状態も良くなるので、代謝がよく、免疫力も消化力も十分にある状態でいられます

肉体が健全であれば心も健やかでいられるのです

これが、生まれつき安易にかない、
長期的習慣として自然と継続される人もいれば、環境や習慣によってバランスを乱し改善が必要な人など、それぞれ状況は万通りです

ドーシャがバランスしていると私たちには“サットヴァ”が増えます

サットヴァは高貴で穏やかで純粋、平和を象徴する微細なエネルギーです

自分の外的にも内的にも調和を見出していること、
そこへ純粋に世界を楽しむポテンシャルがあること

これがサットヴァの宿る体と心の状態です

物事の性質「グナ」のことはこちら
サットヴァ・ラジャス・タマス/3つのグナを知る


この世界を形成する五大元素

この世界は五大元素から成っています
1  空(空間)
2  風(気体)
3  水(液体)
4  地(固体)
5  火(光・温度)

宇宙から星、大地が形成されるまでには
この五大元素が直接的な関わりをもっています

同様に、私たち人間もその性質を持ち、
その傾向によって形成されているというのが
アーユルヴェーダの考え方です

「空」 + 「風」 → ヴァータ
「火」 +「水」 → ピッタ
「水」̟ + 「土」 → カファ

3つの「ドーシャ」とその性質

ここで忘れてはいけないことがあります

1・ 占いのように型にははめられない
私たちの身体は一秒一秒ごとに変化しています
「未完成」と「完成」とをいつも行き来しています

先祖や両親から受け継いだ「先天的」なドーシャバランス(遺伝)と、育った環境、今いる環境、今日の天気によってもドーシャバランスは変化しています

ドーシャを診断するときには
生まれた頃から今までの総体的に該当すると感じるものと、ここ半年での傾向からみて該当するものとで、2回に分けてみてみるとよいでしょう

ドーシャ診断はこちらから
>> 自分のドーシャの見分け方・診断法

2・ 私たちはすべての性質をもっている
3つのドーシャそれぞれを私たちはすべてもっています
一人一人その割合が異なっているということです

ほとんどの人は2つのドーシャをメインとして多めにもっていて、あとひとつを少し持っています
あとはその逆で1つのドーシャをメインに、その他2つのドーシャを少しずつ、ということもまた、3つのドーシャすべてをほぼ同じ割合でもっているという人もいます

3・長所も短所もある
ドーシャの性質を知る上で大切なことです
何だから良い、という解釈にとどまらず、アーユルヴェーダのもつ深い恩恵がここにあります

ドーシャによって「良好なときの様子」と「不調なときの様子」がそれぞれにあります

ドーシャのはたらきと個性を知ることでそれらを自らコントロールできるようになります

生まれつき幸福に満ちたサットヴァなひとはお腹の中にいるとき(前)から両親のドーシャが安定していてオージャスが満ちていたか、生まれ育った環境が純質で調和に溢れていたことがわかります

ですが人生には色々なことが付き物で、痛みを伴わない人生はありません、と恩師マイラは教えてくれています

どのように対処するか、
どう経験するかの連続で私たちは創られているということです

アーユルヴェーダの知恵から自分の人生の体験を深くまで捉えれるとき、日に日に大きく至福を養うことができるようになります


ドーシャ別の体質・体型・傾向

ヴァータ / 風と空からできているwp-image-243693675
性質:
軽・乾燥・速・動き・風・冷

特徴:
皮膚うすい、目小さい、鼻高い、長身か小さい

傾向:
クリエイティブ性、柔軟性に富んでいる
物事を色々な角度から見れる
バランスが乱れると、喋りすぎたり、
一つのことがやり遂げられない、
心配性で不安、落ち着きがなくなる、
抜け髪・皮膚の乾燥、記憶力がなくなる

病気:
体調の乱れとしては、
結腸に溜まりやすく、
間接の痛みや内蔵の不調、
胃腸炎や骨粗しょう症につながりやすい
便秘気味や下痢気味などもヴァータ過剰によるもの
 
 ピッタ / 火と水からできている112
性質: 
火・水・鋭さ・油分・熱・液 

特徴: 
中肉、中背、骨は普通、くせ毛
やわらかく脂性肌、柔軟な間接

傾向: 
リーダーシップを発揮し、
仕事を上手に終わらせる、 
何かを成し遂げることに長けている 

バランスが乱れると、
イライラして怒り、凶暴になる
湿疹や発疹、口内炎などが出る

病気:
体調の乱れとしては、
小腸から発症するものが多く、 
胃もたれや胸やけ、
肌トラブルとして表れます
 
カパ / 水と地からできている83
(インドではカファと発音されます) 
性質:
水・土・冷・安定・遅・重 

特徴: 
皮膚が分厚く、骨大きめ、冷たい 
目大きめで、髪は太く潤いがある 

傾向:
カファは重く、溜め込む性質のため
軽い性質が必要
愛情、慈悲に溢れるカパですが、 
バランスが乱れると、太り、
何もしたくなくなります
甘いものや油っこいものに走ります

病気:
カパは粘膜や唾液をつくる働きをするため、 
過剰となって体調が乱れると、
たんが溜まったり鼻づまりなど、
胃から発症する不調として現れます
肺やのど、扁桃腺での滞り
(せき、くしゃみ)など

自分を自分でケアする

アーユルヴェーダでは
個々の体質は異なるということを尊重しています

生命科学、予防医学ともされ、「健康な体」と「幸福」は切り離せないという考えが基盤にあり日常生活での「調和」をとても大切にしています

自分のことを自分できちんとケアできていれば
病院へ行く必要はないでしょう
とも
恩師マイラはいっていました
107
マイラはいつも聡明でチャーミングな女性、
ヘルシーでいて穏やかで、生命力溢れる存在です

毎日をグラウディングし「生きている」ことでオージャスが満ちているんだと思います

彼女といるとき私の心はいつも深い静寂に導かれて穏やかな気持ちになりました

年齢は脳内で刻むものです
加齢による乱れはドーシャの乱れです
というマイラの言葉も、
私にとってとても腑に落ちました

>> ヨガ留学記 / ハワイカウアイ島


 どこに生きるのか

健康 生命力 幸福感 貢献心 寛大さ 慈悲心
これらを心の中に持ち合わせているとき、
私たちは地球とのつながりを持って生きれます231本来は口頭でお伝えするのがベストなアーユルヴェーダ

ここには細心の配慮をもって私が恩師マイらから直接学んだこと、自分で体験したことのみを忠実に記載するよう努めています

ただどうしても
文字や文章からは理解の届かないことや

解釈のずれが生じることもあります

アーユルヴェーダもヨガも直接の体験が一番大切です

見えているものすべてを鵜吞みにすることなく、
皆さんそれぞれが自身のペースで
それぞれに経験していく過程で知っていくことが私の本望です


いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule認定アーユルベーダシェフ
kaori

Posted by:anandalife1007

2 replies on “ドーシャの考え方 / 型にはめることのできない個性のこと

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