自分の体質、体調、個性と長所・短所を知ることは
どう生きるか を明瞭にすることへ繋がります

自分を知らなければ活かす方法も分からないのと同等に、
自分の性質や個性を“ある程度”でも客観的に知ることができれば、より良い方向へと向かって活かすことができるようになります


自分はどんなエネルギーから成っているか?

アーユルヴェーダでは、この世界が五大元素から成っているという理念のもと、その性質や原理が人間の身体にも起こっているという見方をします

アーユルヴェーダの基礎理念、五大元素は「空」「風」「火」「水」「地」です

これらが3つのドーシャ(空+風→ヴァータ火+水→ピッタ水+地→カパ)となります

自分の肉体と精神には、何がどのように関わって形成されているか? についてみていきましょう


▼自分のドーシャの見分け方・診断法

ドーシャは、2段階に分けて診断します

一つは「生まれつき」持っている性質について
アーユルヴェーダでは「プラクリティ」といいます

もう一つは「直近の状態」今の状態についてです
アーユルヴェーダでは「ヴィクリティ」といいます

プラクリティは両親から受け継いだ先天的な体質です
骨格や肉付き、本来の体質そのものといえます

ヴィクリティは今いる環境から成っている状態、乱れなどを表します
職場、人間関係、自然環境など様々な要因が絡み合い現状として現れているものを表します

ドーシャ診断方法

(1)ドーシャの項目内で
それぞれ
いくつ当てはまるかを チェック
>> 2度行うことをおすすめします

1回目: 直近6ヶ月で該当するものをチェック
2回目: 人生を通して該当するものをチェック

(2)チェック項目が多かったドーシャから
順にならべみましょう

 【 例 】
  ピッタ   20 項目
  ヴァータ  10 項目
  カパ     7 項目
 ⇒ ピッタ優勢体質、ということになります

(3)結果の見方
1回目 直近6ヶ月で多く該当するもの
 
今の環境で形成されているドーシャ(乱れ)

2回目 人生を通して該当するもの
生まれつき優勢なドーシャ(本来・自然の状態)


ドーシャチェックリスト –

横スクロールしてご覧ください

ヴァータ ポイント

1 体型   小柄/長身
2 体重   軽い
3 髪質   乾燥している/茶色または黒/傷みやすい
4 肌質   乾燥肌/薄い/冷たい/色黒
5 爪    乾燥している/もろい/かけやすい
6 眼    小さめ/黒または茶色
7 鼻    高い/左右非対称
8 唇    乾燥している/うすい/ひび割れやすい
9 歯    大きい/出っ歯/不揃い/歯茎が薄い
10 顎    とがっている/うすい
11 頬    こけている/肉付きがあまりない
12 首    細い/長い
13 胸    うすい/たいら
14 腹    たいら/へこんでいる
15 腰    狭い/うすい
16 関節   冷たい/よく鳴る
17 食欲   むらがある
18 消化力  むらがある/ガスが多い(げっぷやおなら)
19 好みの味  甘い/苦い/塩辛い/サクサク/ふわふわ
20 のどの渇き 波がある
21 排泄   便秘/下痢
22 性欲   激しい/安定している 
23 肉体活動 活発
24 精神活動 早い/一定
25 感情   心配性/流動的/柔軟  
26 信仰   波がある/変化する
27 金銭面  消耗品に費やす 
28 思考力  早い/正確でないこともある
29 記憶力  早い/直近のものは覚えている/正確でないこともある  
30 睡眠   不規則/不眠症
31 話し方  早い/論理的

ピッタ ポイント

1 体型   中肉 / 中背
2 体重   普通
3 髪質   油っぽい/金髪/赤毛/禿
4 肌質   油っぽい/滑らか/温かい/ピンクがかった
5 爪    柔軟/ピンク
6 眼    鋭い/明るい(青や茶)/光に敏感
7 鼻    長い/先が尖っている
8 唇    炎症を起こしやすい/赤っぽいまたは黄色がかっている
9 歯    普通/歯茎が繊細
10 顎    程よい先細り
11 頬    滑らか/まっすぐ
12 首    普通
13 胸    普通
14 腹    普通
15 腰    普通
16 関節   軟らかい
17 食欲   強い
18 消化力  早い/燃焼しやすい
19 好みの味  甘い/酸っぱい/辛い/刺激的
20 のどの渇き 多い
21 排泄   快便/ゆるい
22 性欲   波がある
23 肉体活動 穏やか
24 精神活動 穏やか
25 感情   怒りっぽい/嫉妬しやすい/頑固
26 信仰   熱心/極端
27 金銭面  贅沢品に費やす
28 思考力  正確な反応
29 記憶力  明確
30 睡眠   短い/十分
31 話し方  鋭い/よく通る

カパ ポイント

1 体型   大柄
2 体重   重い
3 髪質   直毛/太い/油っぽい/光沢がある
4 肌質   厚い/冷たい/青白い
5 爪    厚い/滑らか/油っこい
6 眼    大きい/穏やか/丸い/茶または青
7 鼻    短い/丸みを帯びている
8 唇    滑らか/油っぽい/白っぽい
9 歯    白い/歯茎が強い
10 顎    丸みを帯びている/二重顎
11 頬    丸みを帯びている/ぽっちゃりしている
12 首    太い
13 胸    広い/丸い
14 腹    大きい/太鼓腹
15 腰    大きい/広い
16 関節   大きい/滑らか
17 食欲   遅い/穏やか
18 消化力  遅い/粘液質
19 好みの味  甘い/塩み/脂っこさ
20 のどの渇き 少ない
21 排泄   不活発/ねっとり
22 性欲   穏やか
23 肉体活動 座っていがち
24 精神活動 停滞しがち/鈍い
25 感情   愛情深い/強欲/穏やか
26 信仰   深い/一貫性のある/落ち着いている
27 金銭面  貯蓄
28 思考力  遅い/堅い
29 記憶力  遅い/持続する
30 睡眠   深い/長い
31 話し方  遅い/抑揚がない

▼ドーシャ優勢時のこと・いろいろ

プラクリティとヴィクリティ、双方がかけ離れていればいるほど心身は “乱れ” を経験しています
少なからず不調や病の素が潜んでいることが考えられます

プラクリティは生まれ持ったもので、大きく変わることはなく、健康と幸福に至ってはそれらが“バランス”している状態をいいます

長所が引き出され、短所がカバーされている状態や、
性質に合った職業に就いていたり、
心にもサットヴァ(調和)が増大していることが理想です

ドーシャはサンスクリット語で
「乱れやすい(不純)もの「ごちゃごちゃしたもの」といった意味を持っていることからも分かるように、常に動き、変動するものです

私たちは自分のすること、身を置く場、感情、食物など
様々な事柄によってバランスとアンバランスを経験し得るということになります

ドーシャ別 涙の出方
ヴァータ 目頭から
ピッタ  目の中央 黒目のあたりから
カパ    目尻から大粒の涙
(子供はカファが高いので
目尻から大粒の涙を流して泣くことが多い)

ドーシャ別 頭痛の箇所
ヴァータ 後頭部や前の方がズキズキする痛み
ピッタ こめかみのあたりにピリッとした痛み
カパ  おでこのあたりが重い、にぶい、痺れる痛み

ドーシャ別 ニキビの出来やすい箇所
ヴァータ あご回りや顔のふち側
ピッタ 頬っぺたやTゾーン、顔の中心
カパ   おでこ

ドーシャ別 バランスさせる料理の調理法
ヴァータ オーブンで焼く、鍋で煮るなど
ピッタ オーブンで焼く
カパ  少し炒めて火を通した後に蒸す

アーユルヴェーダの考え方は、日ごろの行いから生命力の維持・向上を目指すものです

自分やそれを取り巻くドーシャを観察することから、
バランスとアンバランス、自然と不自然の傾向を察知できるようになります

まずは自分自身へのケアが適切に行われるようになること、それによって毎日をより過ごしやすくなります

「今の自分にもっとも合うこと」を選ぶことが、もっともシンプルな健康法です

(ドーシャの概要については3つのドーシャから成る個性ある体質をあわせてご覧ください)


【風の性質】ヴァータの動き・沈静方法
【火の性質】ピッタの動き・沈静方法
【水の性質】カパの動き・沈静方法


いつも愛をここに
“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
kaori

Posted by:anandalife1007

コメントを残す