アーユルヴェーダでは、
普段の生活リズムからもたらされる健康では
食事がとりわけ大切であるとしています

 

食べものは薬であり、食べるものがあなた自身である
言われているほどで、

正しいものをただ食べるだけでなく、
それを正しい調理法で、正しい食べ方で体に取り入れなさいといいます


自分に合う食事をする

食べ物について考える前に、
まず食べる自分の体について考えることが前提にあります

人はその体質や体調、気温や環境などによっても
消化力や適当な食物、調理法が異なるからです

同じものを食べても、
人によってそこから得る作用や結果は違いますよね?

まずは「今の自分」に見合った食事を心がけることが大切なのです

 

アグニのリズムを整える

見合う食事を、アグニのリズムに沿わせましょう

アグニとは、私たちの身体のもつ「消化力」を意味し、
食物から得る栄養、エネルギーを体に取り入れ、
処理し、排泄させる機能のことです

アグニが順調にはたらくと、
私たちは食物によって心身に滋養を取り入れられます

それは人生における経験、対処能力にも関わります

アグニのリズムは人それぞれですが、
主にヴァ―タ優位な人では不規則性、
ピッタが優位な人では活発、
カパが優位な人では緩やか、な傾向にあります

どの人にとっても「アグニを整える」リズムは以下の事柄です
・毎日決まった時間に規則正しく食べること
・食事と食事との間隔は3 – 5時間空けること
・朝食は回復食として捉え、選ぶこと
・昼食を1日のメインとして捉え、選ぶこと
・18時以降の食事は軽く消化しやすいものにすること
・就寝時間の3時間前には夕食を終えること


こんだての黄金比dsc_9017840311091.jpg

食事の内容はごくシンプルに、
ある黄金比に沿って献立を立てれば迷いはなくなります

アーユルヴェーダの解釈では、食べ物は
「作る、グラウディングするもの」
「出す、解毒、排出させるもの」の2種に分けて考えられます

「作る、グラウディングするもの」はオーグメンティング、
「出す、解毒、排出させるもの」はエクストラクティブです

オーグメンティングとエクストラクティブを6:4の割合で
献立が考えられると、
体(と心)は安定し、正しい循環を保てるようになります

そしてそれらの食物は、
良質な油とスパイスやハーブを用いて過度な加熱を施して食べる、
これが体にとってもっとも滋養となる食事です

オーグメンティングとエクストラクティブのこと


体を補う食物のことwp-image-12865234061.jpg

オーグメンティングとエクストラクティブのほか、
食べ物にはもっと微細なエネルギーとして考えられる側面があります

・食べるとバランスするもの、体が元気になるもの
・食べると刺激があり、外向的、動的要素のあるもの
・食べると重さ、鈍さがあり、気だるさや惰性のあるもの

オーグメンティングとエクストラクティブは
純質であればそのほとんどが食べてバランスし、
体が元気になるものです

そのような食べ物を、サットヴァといいます

主に刺激性をもたらす食べ物をラジャス
重さ、気だるさをもたらす食べ物をタマス、といいます

これら3つのエネルギーは、食べ物だけでなく
環境や人、ものにも存在しています

例えば、
見返りなく人のためにすすんで貢献することはサットヴァです
忙しく動き回り、
楽しい展開を次から次へと経験したりするのはラジャスです
家に引きこもって何もする気が起きない、
すべてがおろそかになるのはタマスです

体を養い、満たす食べ物はたくさんあります

サットヴァな食物を中心に見れば、
それらを常食することが難しいわけではないことが分かります

-3つのグナ【食材リスト一覧】

 

4

パクチー

・パクチーは冷性で体を冷ます作用があります
熱を溜め込みやすいピッタ体質や夏場は特にすすめられます
エクストラクティブに分類され、体内を浄化してくれます

はちみつ

・はちみつは温性で素晴らしい作用がたくさんあります
体質的にピッタが優位な人や、夏場は適度にしましょう
その場合、かわりにメープルシロップがすすめられます
・体に良いはちみつは、過熱しておらず、常温のもの、生のものです
・アカべシロップは中毒性が高いものといわれています
また製造過程が不明瞭でもあるので、
甘味としてははちみつかメープルシロップが無難です

・ナチュラルなミネラルを含むピンクの岩塩を常用におすすめします
岩塩は自然の岩から「採掘」されたものを選びましょう

・食物産業が大きくなり外食が増えたことで、
調理後に塩やコショウををふるという光景がみられますが
これは味蕾を壊し病気のもととなります

・良質な塩は食卓において大切な役割を持ちます
穀物などを柔らかくしたり、
全体の味を正しく引き出すのに適量を用いましょう
医療界では、多くの病気の原因が“塩”だといわれていますが
これは、塩の「質」「使い方」に問題があるからであって、
塩そのものが問題ということではありません

塩は多すぎても生活習慣病を引き起こしますが、
少なすぎてもアルツハイマー病を引き起こす可能性があります


 

すべては自らの手で叶うsketch-1493618407371

アーユルヴェーダの原理に沿った食事を取り入れることで
日々の創造力と愛情を養う経験につながります

正しい食事と正しいライフスタイルは、
体と心の様々なことを徐々に整えます

例えば
毎朝コーヒーによって便が出るという人もいますが、
これはカフェインの刺激が結腸を締め付けることで
脱水症状から排泄が促されるということが起きています
「結腸の脱水症状」が日常的に起こっていると、
内臓フローラのバランス状態が乱れ、内臓が老けます

カフェインの常飲が後に過ごせる健康寿命を短くしているのです

カフェインだけが問題でないことも明らかですが、
カフェインの常飲が他様々なことを同時に引き起こしているのも事実です

作用と副作用を客観的に知ったうえで
「何を選ぶか」はとても大切です

自分の些細な意識から、すべの健やかさとバランスが叶っていきます


消化のサイン249

右の鼻は熱性
左の鼻は冷性

食べ物の消化には【右】の鼻の熱性が関わっています

指で左鼻を押さえて右鼻から息を吸い入れてみたとき、
食べたものがまだ消化中の場合は(右の鼻が)少し詰まった感覚があります


 

 

アーユルヴェーダを学び日々に取り入れていくと、
自分の体の仕組みがどんどん分かるようになっていきます

理解が深まると
事前に予防できる不調もたくさんあります

照りつける暑い日にはこれ、
乾燥する寒い日にはこれ、
この食材にはこの調味料‥

そんな風に毎日のちょっとした習慣に
新しい視点をもって創造と愛情を施でるようになります

 

自分の体が教えてくれるサインを
ぜひ大切にしましょう

 

 

 

 

いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
認定アーユルヴェーダシェフ
kaori

Posted by:anandalife1007

2 replies on “アーユルヴェーダの食事療法

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