【 効果実証済 】慢性的便秘( 下痢 )を解消させる食事

私たちの体・器官は今世での人生を経験するためのギフトです

身体はいつも様々な経験をしていて、
うまくいっていることとそうでないことを知らせてくれます



アーユルヴェーダで
長年の便秘 ( 下痢 ) も解消

アーユルヴェーダはホリスティックな生命科学です
人間のための科学とも称され、幸福な人生とは、健康とは何かを説いています

アーユルヴェーダでは体の痛みを取り除き、健やかさの真髄に幸福が増大すると考えます

今は多くの人が便秘や下痢で悩んでいますが、
便秘や下痢は一番に分かりやすい消化不良の例です

アーユルヴェーダの実践とは、まさにこの“解消から始まる”といっても良いかもしれません



日々の食事で
慢性的な便秘・下痢は解消する

Ananda のお料理教室、プラクティスへ訪れる人では
慢性的な便秘や下痢に悩んでいるというお声が少なくありません

しかしここでアーユルヴェティックな食事を食べ、日頃の料理でもそれらのエッセンスを実践したことでみるみる改善を実感したという報告を受けます

便秘や下痢はどうしたら治るのでしょうか
そしてそもそもも、便秘や下痢の原因は何なのでしょうか

《便秘の原因》
便秘の原因は 主に体内の乾燥・脱水・毒素蓄積・消化力の低下です

・バランスの悪い食事内容
・冷たい飲み物や食べ物の常食
・カフェインやアルコールの摂りすぎ
・肉や魚、揚げ物の食べすぎ
・間食のしずぎ
・満腹越えるまで食べる
・睡眠不足
・緊張感、恐怖心、警戒心
・怒り、完璧主義、強迫観念
・低品質食品の摂りすぎ

慢性的な便秘の場合は特に、バランスの取れていない食事・生活を長期間送っているか、
冷たいものやお菓子の食べすぎ、不規則な食生活、運動不足なども挙げられます
身体や心が活動過多になっている状態、もしくは重だるく体が鈍化しているときに便秘が続きます
アーユルヴェーダでは慢性的な便秘は“ヴァータの増悪”または“カパの増悪”とみます
ヴァータが増悪している場合は便秘と下痢を繰り返します

一時的な便秘であれば一時的なそれらの要因が、
長ければ長いほど蓄積している毒素も多いことが考えられます

《下痢の原因》
下痢の原因は 主に体内の炎症による消化力低下・消化組織の機能不全 等です

・よく噛んで食べていない
・辛いものや塩気の強いもの、刺激物を食べすぎている
・カフェインやアルコール、清涼飲料水の摂りすぎ
・肉や魚、揚げ物の食べすぎ
・睡眠不足
・怒り、完璧主義、強迫観念
・低品質食品の摂りすぎ

慢性的な下痢の場合は特に、体内での熱性が高まり、消化機能が弱まっている際に起こります
食物を体内に取り込んでもそれらの栄養素を十分に吸収・排泄させるだけの力がないため、入れたらただ出ていくだけ…という状態です
アーユルヴェーダでは“ピッタの増悪”の症状の一つとみています


《 便秘と下痢が自然と治る食生活 》

私の周りや私自身の経験談も含め、便秘や下痢が解消された食事や暮らしを記載します

私自身も長年便秘(それが当たり前と思うほど)で、こういう体質なんだろうなと思っていましたがそうではなかったです
便秘は“症状”であり体が“詰まっていますよ”と表しているサインですから、流れを良くしてあげるのが良い対処法です
体の詰まりがなくなると気分も本当に優れます

身体が受け入れやすい食事を食べる
身体がラクになる飲み物をとる
身体が歓ぶ動き、姿勢を心がける
身体が充分に休まるようスペースと時間を保つ


身体が受け入れやすい食事を食べるアーユルヴェーダの原理が教えてくれるシンプルな食事比率のこと
オーグメンティング食材とエクストラクティブ食材を6:4とした食事を基準にします
自然の甘味・重さがある穀物や根菜類を6:渋味苦味辛味・軽さがある緑野菜や豆類を4ということになります
和食の定食などでもバランスの良い食事はほとんどこのような比率になっていますね
毎日できる限り新鮮で作りたての食事を食べ、食材そものの生命力・鮮度・命をいただきます
揚げ物や生野菜は消化力の弱い体にとってはうまくいかないので控えます
温かくて程よい水分と油分を含んでいる、が大切です
油はギーやごま油、ひまわり油、ココナッツオイル等が最適です


身体がラクになる飲み物をとる
白湯やハーブティ、常温のお水をスタンダードにします
1時間に1度、コップ1杯分の水分を一日通して摂ります
一日約2リットル前後も摂れば十分です
コーヒーや紅茶等カフェインを含むものを飲むなら日中~午後の早い時間帯(おやつくらい)までにして、飲みすぎないことです
便秘は体内にサビが、下痢では体内に火照りが生じてる状態ですので、飲み物ではそれらを補うような純質なものを取り入れます
人工的甘味添加物がたくさん使われた清涼飲料水は組織に何ら良い結果をもたらしません


身体が歓ぶ動き、姿勢を心がける便秘や下痢である場合、体そのものを扱ううえでクセがついていることがあります
筋肉の硬直から横隔膜が閉じることで便秘が悪化していることもあります
朝に軽いストレッチや運動をしてまず身体をほぐします
3分のラジオ体操でも十分です
また朝の起きがけに温かいにシャワーや沐浴をするのも良いです
一日を通して適度に歩き、座るときは骨盤を立ててその上にまっすぐ背骨が並ぶようにします
これは食事時の姿勢にもいえることです
内臓が本来あるべき箇所に留まることで消化がスムーズに稼働します
猫背などによって曲がった姿勢のままでいることは内臓を押し込んで渋滞させているのと同じです


身体が充分に休まるようスペースと時間を保つ
いつも自然体で呼吸すること
このことが便秘や下痢の解消においてもとても大切です
身体は常に再生を繰り返しています
吸うことと吐くことは心臓機関や神経系の巡りにも欠かせない動作です
鼻からスーッと吸って鼻からゆっくりと吐き出す…
一日を通していつでもこれを思い起こしそれが当たり前になるまで実践します

行動をしすぎることとしすぎないこと、この両方が便秘と下痢の根本です

便秘が続けば体内の酸化は進み、臭く酸っぱさが増していきます
下痢が続けば体内の老化が進み、器官の正常な働きが難しくなります

本来の自分の調子を築く上では、まずもってこれらの緩和・改善がとても大切になります


理想的な排泄の回数・ペースですが、
アーユルヴェーダでは1日を通して 2 – 3 回の排便があること
その形状は中くらいのバナナのような形をとり、
色は茶色よりも少しうすい黄土色がべBestであるとしてます

朝起きて一番に出ること(少なくとも午前中)、
朝食と昼食と夕食の後にそれぞれ出るのが最良だといいます

体質や消化力によっても多少違いが出ますので、少なくとも一日に 1,2 度は健全な排便があると良いでしょう

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全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
k a o r i

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