「食べたもので体が創られる」
アーユルヴェーダの本質的な原理です

「食べあわせ」も重要と考えられていて、
なかでも「果物は果物だけで食べるように」というのが一般的にいわれています


果物の役割11/19 朝

果物のほとんどはサットヴァな食物です

サットヴァとは、
私たちに調和・光・滋養をもたらすものでしたね

季節の果物、鮮度の高い熟れた果物は体に滋養をもたらします

一方で、見落としてはならないのが「その作用」と「消化にかかる工程」なのです

2つの観点から果物のことと食べ方について考えてみましょう


果物の作用と消化20171110_074830521.jpg

果物の作用

果物には多くのビタミンや食物繊維が含まれています

果物のほとんどは「酸味」があり、酸味は適度であれば身体をフレッシュに、滋養をもたらしますが、大量に摂ると「ピッタを増悪」させます

・多すぎる酸味はピッタを増やし体の熱性を高める
・血液が活性化しすぎることで未消化物・胃酸の形成、口内炎等炎症にまつわるトラブルの原因になります
・果物の多くは「冷」の性質があるので寒い日や冬に食べるのは向いていません
・旬の果物を食べること、また多少加熱してから食べることで性質も体に合う様消化されます

果物の消化

果物は食べ物のなかでも最も消化の早い部類にあります

・果物そのものに消化酵素があるため消化が早く、例えば野菜や穀物よりも早く消化管を通り抜けます
その際、消化に伴い胃酸が生じるために果物と一緒に食べたその他のものが消化を妨げられて胃の中で酸化を起こします

・特にメロンは果物のなかでもダントツで早いため、メロンはメロン単体で食べるよういわれています

・一度に食べる果物は近しい味のものを、多くても3 種程にとどめましょう(酸味の果物×甘味の果物を一緒に食べるのは避けるのが無難です)

酸味がメインの果物
いちご、キウイ、オレンジ、グレープフルーツ、パイナップル、さくらんぼなど

やや酸味がメインの果物
りんご、桃、梨、マンゴー、アプリコット、パパイヤ、ブラックベリーなど

甘味がメインの果物
バナナ、柿、ぶどう、イチジク、プルーン、レーズンなど

ウリ科のグループ
メロン、スイカ


果物の食べ方dsc_0013433388939.jpg

では、果物はどんな時にどのように取り入れるのが良いのでしょうか
果物が“自然”に消化されるためのいくつかのポイントを記載します

朝食に果物を

・旬の果物を、熟れた果物を 2 – 3種朝食として食べます

・火を通せるものは軽く加熱して食べるとより消化にもやさしくなります
バナナや柿、梨などはスパイスやギーとともにほんの2,3分火通して食べるのも美味しいです

おやつに果物

・3時のおやつに果物、それも良い選択です
昼食が11前後、夕食が18時前後であればこのタイミングで空腹感もあるでしょうから、ここで少々の間食に果物を楽しむのもよいです
いずれも食べすぎを避けて、果物1 ~ 2 切れを食べましょう

消化力が弱いと感じるときや腹部にガス感があるときはおやつは控えるのがベターです

– 消化にかかる時間の目安 -(個人差あります)

肉・魚… 4-5時間
穀物 … 2-3時間
野菜 … 1-2時間
果物 ‥ 1時間前後
加工肉食品…10-12時間
(ベーコンやソーセージなど)

また、体質やアグニの状態にもよりますが
消化~排泄は計40時間前後かかるといわれています

果物 × ◯◯ の食べ合わせDSC_9834.JPG

現代では当たり前に見る
果物と◯◯との組み合わせについてですが、
それらのほとんどが
「消化を重視した」ためでなく
「見た目を重視した」結果であることが多いのが事実です

以前は私もお気に入りだった
パンケーキ×果物の組み合わせ、
これも消化の視点で見れば“難しい”ものでした

食べるのはごくたまににする、
食べるなら歓んでいただく、
ということは前提として大事ですが
このような食べ合わせは
なんだか中毒になりやすい気もしていて、
私個人の場合は執着もあったように思います

またヨーグルト×果物は総じて酸味が強すぎます、
発酵したヨーグルトに果物は賢明ではありません

>> こちらをご覧ください / 「食べ合わせ」が消化不良を起こす?


消化力を整える美味しいホットバナナ
– レシピはこちら –img_20171102_074125_8211193839820.jpg


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Posted by:anandalife1007