2019 / 2 / 13 (水)【Ayurveda お料理教室】解毒と新しい自分

2 / 13 (水) Ayurveda お料理教室

2 月が始まって二週目、今日は冬の冷気とともに午後は春の陽が差し込む1日でした

朝からお料理教室へお越しいただいた皆さま、ありがとうございました

今回ははるばる兵庫県よりお越しいただいた受講者様もおり、アーユルヴェーダがつないだ貴重な出逢いと時間に、歓びと感謝が溢れる回となりました
他の受講者様もヨガを通じて体に良いものをと探していたところに数あるレッスンから当プラクティスを見つけ「ここが良い」とお選びいただいたとのことで、本当にありがとうございます


「解毒」と「新しい自分」
今回お伝えしたレシピ

・やさしいプレーンキッチャリー
・カボチャと人参のマッシュ
・季節のグリーンモイスチャーサラダ
・無発酵の平パンチャパティ
・生姜のアペタイザー
・アーユルヴェーダベイク~くるみのクッキー~(お土産分)

「解毒にフォーカスしたレシピ」

本来最も健康を維持し増大するのに適した季節である冬

この間大切なのは、まず身体の本調子を引き出し整えていくことです

お料理教室では、今回も身近で手に入るいくつかのシンプルな食材を使い、内から浄化を起こし深部にまで滋養をもたらすためのレシピを調理しました


* 調理中のポイントなど
※受講者様の振り返り用として「メモ」感覚でざっくり記述しています

– 補足記事 –
>> スパイスの適量・調理法のこと
>> 食べ物の性質・選ぶ基準のこと

やさしいプレーンキッチャリー

今回は受講者様からのリクエストを承り、通常の「米」と「豆」のラインナップをキッチャリーとして作りました^^
同じ食材でも調理法が変わることでこんなにも作用が違うという良い発見になりますね

これにより、一層「解毒」に焦点を当られた内容になりました

いつもは穀物をたべると胃を重く感じる、という方にもキッチャリーは食べやすく、思っていたよりもするりと完食していただけたのでよかったです

バスマティライスと豆は軽く研いでおきます
シードのスパイスを先に入れてテンパリングしてからパウダースパイスを入れます

少し米と豆を入れて混ぜ合わせてから水を 3 倍量入れて強火で一度沸騰させます
蓋をして圧をかけたら 18 分加熱
終わったらすりおろした生姜とカルダモンを加えて完成です
(初めのギーを半量にして残半量をここで上記とともに加熱したものをキッチャリーに入れて仕上げても〇)

カボチャと人参のハーブマッシュ

カボチャのほかにさつまいもでも代用できるレシピです
性質上、夜ご飯や消化力の弱い時に作るのであれば、カボチャがおすすめです

カボチャを一口大に、人参はみじん切りにします
中火で熱した鍋にギー、少しの岩塩、シナモンスティックを入れて香りが立つのを待ちます
シナモンが香ってきたらパウダースパイスを入れ鍋全体を傾けてなじませます(この日のブレンドは、シナモン・カルダモンパウダー同量、ナツメグ少量)
人参を入れてスパイスとギーを絡めるように混ぜ合わせて
カボチャを投入してまわすようにして混ぜます
水またはハーブティで 8 分中火加熱
途中で火加減を調整します
終わったらそのまま余熱で5-10分おいて
刻んでおいたハーブをちらし、半分(もしくは全体)をマッシュして完成です

季節のグリーンモイスチャーサラダ

季節それぞれの緑野菜を使って楽しめる身体を温めるサラダです

エクストラクティブの野菜は、アーユルヴェーダで必要といわれる6つの味のうち「苦味」「渋味」「辛味」が含まれていて、これ自体に解毒作用があります

今回は菜の花、スナップエンドウを使いました
菜の花は1cm幅に、スナップエンドウは半分サイズに切ります
ギー、岩塩、ターメリックパウダー、コリアンダーパウダーを入れてなじませます
アマランサスを入れて少し置いてからスナップエンドウを上に並べます
菜の花を入れて水またはハーブティを少量(なべ底が埋まる程度~お好みで)を流しいれます
フタして 3 分前後加熱します

加熱終了後、少量のブラックペッパーをふって完成
(お好みでパクチーをちらして)

無発酵の平パン チャパティ

アーユルヴェーダでは古くからの定番、チャパティを焼きます
全粒粉に岩塩、ギーをあわせて水でこねます
ゴルフボール状の大きさにちぎり、型をつくっていきます
水熱したフライパンにギーをたらして焼いていきます

参考レシピ:無発酵の平パン/チャパティ

生姜のアペタイザー

参考レシピ:生姜の前菜/アグニを促進する

タヒニソース

白練りゴマ、はちみつ、ライム搾り汁を混ぜ合わせて完成

参考レシピ:アーユルヴェーダのソース

 アーユルヴェーダベイク

全粒粉と米粉を7 : 3 でブレンド
岩塩、シナモン、カルダモンパウダー適量
細かく刻んだくるみを入れ、ギー、水をあわせてこねます

やわらかめな生地でプレートに形成
180 ℃ 27 分でしっとりに、200 ℃ 18 分でカリっと焼きあがります

参考レシピ:– レシピ – アーユルヴェーダベイク / クッキー


食物との関係性を築く

今回のお料理教室でも皆さま口々に仰られていた「食事って大事ですね」のお言葉

「食物」は私たちが生涯関わる大切なカテゴリーです
当たり前ですが、
何をするにもそれは「自分から」始まるので、
何を思うか、何を感じるか、何をするかは = 何をどのように食べるかと密接な関わりがあります

「意識的な食事」とは、
どれほど手のかけられた料理であるかという“前提“にあります

シンプルに選び
シンプルに調理する、このことが体と心にとっては最も滋養となります

“濃い味付けなしに、それを美味しく仕上げることができますか?”

私たちが食事を通して感じれること、
見いだせることとは、実は思った以上に大きいのです


自分の高次のエネルギーとつながる

何でもそうですが、初めてのことを選び取りそこから実践を重ねることは、たとえ何歳であってもクリエイティブ性が養われます

毎回、お料理教室への受講者様は各々バックボーンがありアーユルヴェーダと出逢ったきっかけもそれぞれに違います
共通しているのは、皆様自身が“自分とのつながり”を見出しておられることです

この段階にいるからアーユルヴェーダに関心を抱き、それを実践しにいらっしゃるのだと思います

皆様のアーユルヴェーダへの関心やそこからくる決意・行動力を、
ここで実践力としてつないでいくことが私の役目だと感じています

密な空間だからこそお届けできる柔軟な形、対応を今後も追及していきます

 

皆さまの体と心の本調子がもっと引き出されやすくなり、
日に日に生きやすくなっていきますよう、心から願っています

本日も本当にありがとうございました

受講者様よりいただいたお声


3・4月のお料理教室のテーマは「春の養生レシピ」です

春を軽やかに迎え過ごすためのお料理レシピ、暮し方をお伝えしていきます
ぜひお気軽にお越しください

>> お料理教室 / 詳細


アーユルヴェーダ ホリスティック
基礎講座

2 0 1 9 / 5 月 下旬 ~
1 日 2 部制 × 全 5 日間、
計 10 部編成
(調理編 5 回、講義 5 回)にて行い、
受講者には修了証が発行されます

>> 講座内容を詳しく見る


いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
kaori

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