4 / 18 (木) Ayurveda お料理教室 / お昼の部
晴れやかな春の日、先週と比べて一気にあたたかくなったこの日、
10 : 00 ~アーユルヴェーダのお料理教室を開催しました
春の訪れとともに、新たな感じ方から受け入れる学びはとても輝きに満ちた瞬間と思います
アーユルヴェーダの神髄に触れ自分を顧みるたびに“新鮮さ”は宿りますね
お越しいただいた皆様、ありがとうございました
「春の養生レシピ」
この日お伝えしたレシピ
軽く心地よい穀物 バスマティライスと押し麦のクミン炊きご飯
紫さつまいもとビーツ、人参のマッシュ
シンプルなチャナダルのスパイス煮
春の山菜モイスチャーサラダ
生姜の前菜
「春の養生レシピ」
3 ~ 4 月のお料理教室では
“春の養生”をテーマに食事と暮らしについて触れていきます
冬の間に蓄積していた毒素が春の暖かさによって溶け出す今の時期、体の重さを「緩和」し、内から湧く「活力」をもたらすことができますように
* 調理中のポイントなど
※受講者様の振り返り用として「メモ」感覚でざっくり記述しています

– 補足記事 –
>> スパイスの適量・調理法のこと
>> 食べ物の性質・選ぶ基準のこと
軽く心地よい穀物
バスマティライスと押し麦のクミン炊きご飯
・今回はバスマティライスと押し麦を5:5で調合し、
・2.5倍量の水とひとつまみの岩塩、小さじ1程度のクミンシード、大さじ1のギーを入れて通常通りに炊飯器で炊きました
・しっとりと軽やかなご飯が炊きあがります
紫さつまいもとビーツ、人参のマッシュ
・カさつまいもはいちょう切りに、ビーツと人参は小さな角切りにします
・中火で熱した鍋にギー、シナモンスティックを入れ香りが立つまで待ちます
・パウダースパイスを 1 – 3 種入れます(シナモン、カルダモン、ナツメグ等)
・香りが立ち一度鍋を回し全体をなじませてから、小さく切った野菜(ビーツと人参)から入れて混ぜあわせ、さつまいもを入れます
・水(ハーブティーでも◎)を半分より少なめに入れてフタします
・中火で 10分、途中火を弱くします
・最後に刻んだパセリをちらして 5 分ほど蒸らし、半分または全体をマッシュして完成です
* カボチャでの代用も美味しいレシピです
* 温かい日や夏場はミントも合います
シンプルなチャナダルのスパイス煮
・ビー圧力鍋をまず中火で熱し、ギー、シード系スパイス、塩を熱します(ブラウンマスタード、クミン)
・パウダースパイスをブレンドしあわせます(フェヌグリーク、ターメリック、カルダモン、コリアンダー、等時々でアレンジ)
・ダルを入れてよく混ぜ合わせ、水を 2 倍量入れて火を強くし沸騰させます
圧力鍋 >> フタをして強火で圧をかけ、再弱火に落として 18分加熱
通常の鍋 >> フタをして中~弱火でコトコト、必要があれば途中水を足ながら35分前後加熱
・自然と圧が抜けるのを待ち、最後にハーブをちらして完成
春の山菜モイスチャーサラダ
体の内から潤う春のモイスチャーサラダです
春菊と菜の花の苦味・渋味を活かし、さらにスライスしたキュウリを和えることでサッパリとした風味に
・葉野菜は 1cm幅で細かに切っておきます
・鍋を中火で熱しギー、岩塩、カレーリーフを温めます
・1 – 2分して香りが立ったところでパウダータイプを入れます
(クミン、コリアンダー、ターメリック等から時々でセレクト)
・野菜をすべてれてオイルとスパイスがからむよう全体を混ぜ合わせます
・水を少量(鍋底が埋まる程度)入れてフタをし 3 – 4 分中弱火で加熱します
・最後にブラックペッパーを少量、ライムを絞り入れ、刻んだパクチーを入れて余熱で少し置いてから完成です
生姜のアペタイザー
・参考レシピ:生姜の前菜/アグニを促進する
アーユルヴェーダクッキー
・参考レシピ:– レシピ- アーユルヴェーダクッキー
食事のシンプルさは人生の明晰さに
今日の自分を創るものをシンプルにしましょう
体は過去の産物であり、今この瞬間からの創作物です
意図的に“楽しむ心”と“少しのスペース”を用意して、
自分に健やかさへ向かうことを許可しましょう
その時々で最善を尽くせれば、
私たちの人生は生きるほどにラクになります
体の痛み、変化に伴う不調 等は、体がバランスを取り戻そうとサインを表しています
それを無視するのでなく、対処できるようでありたいですね
アーユルヴェーダの原理は、ぱっと見の即興性や、派手な変容として効能が現れることは少ないかもしれませんが、続けるほどに確かに本質的な治癒力が引き出されます
物事は継続が肝心、心をも徐々に朗らかにしていくことが大切だというのは万物共通ですね
例えば、多くの人が悩まされるような症状
・妊娠中のホルモンバランスの乱れ
・毎月のPMS,生理での乱れ
・更年期障害
これらに苦痛感を抱き続け、恐怖観念を持ち続ける以外にも、できること、選択肢はあります
アーユルヴェーダの原理をもとに、実践を日常へ取り入れている人の多くはこれらを克服し健やかさの増す道へと進んでいます
人の体はとても素直ですから、
きちんと種をまいて面倒を見れば良い芽を出します
じっくりと、一歩一歩進めていきましょう、ともに
《受講者様よりいただいたお声》
5月のお料理教室のテーマは 初夏のレシピ です
5 / 2 5 (土) 1 0 : 0 0 ~ 1 3 : 0 0
ご案内できます
>> お料理教室 / 詳細
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