2019 / 5 / 25 (土)【Ayurveda お料理教室】初夏の養生レシピ

5 / 25 (土) Ayurveda お料理教室

連日 30℃ 越えで、このまま梅雨もなく夏かしら?と感じるほどのお天気ですね
この日も朝から快晴でお昼には 32 ℃と、ピッタの照りつける日でした

お料理教室をご受講いただいた皆様ありがとうございました
終始穏やかで心地よいひと時でした


「初夏の養生レシピ」
この日お伝えしたレシピ

・小豆のココナッツ煮
・風さやかのクミンライス
・ズッキーニとキャベツのスパイスソテー
・ヤングコーンのハーブギーかけ
・ビーツのココナッツミントロースト
・アーユルヴェーダクッキー
・消化力を高める生姜の前菜

5 ~ 6 月のお料理教室では
“夏の養生”をテーマに
食事と暮らしについて触れていきます

特に “初夏”にフォーカスしてこの時期の食事と暮らしに取り入れたいエッセンスと、反対に開放したいことについて、アーユルヴェーダの原理をもとにレクチャーさせていただきます


* 調理中のポイントなど
※受講者様の振り返り用としてメモ感覚でざっくり記述しています

– 補足記事 –
>> スパイスの適量・調理法のこと
>> 食べ物の性質・選ぶ基準のこと

小豆のココナッツ煮

調理時間短縮のため、事前に12時間ほど浸水しておきます
圧力鍋で 22分前後、通常の鍋で 45分前後の加熱で完成します

中火で熱した鍋にココナッツオイルと岩塩、フェンネルシード、クミンシードを入れて香りが立つまで待ちます
パウダースパイス(フェヌグリーク、カルダモンを同量、クミンとシナモンを少量 *体質体調に応じて)を入れて全体の香りが合わさるのを待ちます
小豆を入れて全体を混ぜ合わせます
水を 2倍量入れて強火で一度沸騰させます
フタをして圧をかけ、最弱火に落とし(ギリギリ圧がかかった状態)て22分加熱します

 

風さやかのクミンライス

長野県中野市産の「風さやか」を7部づきにて精米したものを使いました
やわらかくもあっさり、もっちり感控えめの軽い性質のお米でピッタに最適です

・お米に対し 水を 2.5 倍量入れて少量のクミンシードと岩塩、ギーを入れて通常通りに炊飯器で炊きます
・炊きあがったらすぐにほぐしをしてお米を立たせておきます

 

ズッキーニとキャベツのスパイスソテー

ズッキーニを小さな角切り、キャベツは千切りほど細くなく、かつ短くカットしておきます
中火で熱した鍋にギー、岩塩、フェンネルシードを熱します
香りが立ってきたら始めにズッキーニを軽く炒めてからキャベツを入れて全体を混ぜ合わせます
水を鍋底がうまる程度入れて、中弱火で 4 – 5分熱します
最後の方は最弱火にするなどし調整します
・最後にライムを絞り完成です

 

ヤングコーンのハーブギーかけ

夏の薬膳食材といわれるヤングコーン、ピッタを鎮静するのにも最適です
オーガニック製法で育てられた美味しいヤングコーンは皮も髭も甘さが抽出されるとのこと
鍋に入る大きさにカットしてヒゲが余った際は別のお料理で出汁に使っても〇

鍋に 1-3cm 程度の水を入れておきます
皮付きのままヤングコーンを入れて中火で 8 分前後熱します
加熱時間が終わったら冷水で冷まして皮をむきます
別のフライパンや鍋にギーを熱し、刻んだハーブを入れます(ミントやパクチー、バジルなど)
ヤングコーンにかけて完成です

 

ビーツのココナッツミントロースト

血を浄化し体内の熱を解消する優秀な食材ビーツです

ビーツをうすくスライスします(細切りでも〇)
耐熱皿に並べます
フライパンや鍋でココナッツオイル、岩塩、シナモンスティックを熱します
シナモンスティックの香りが出てきたらパウダースパイス(カルダモン、シナモン、ナツメグ少量)を入れます
刻んだハーブを入れて火を止めます(ミント、パクチー、バジルなど)
オイルをビーツへかけて、180℃のオーブンで 45分前後加熱します

 

アーユルヴェーダクッキー

お料理教室の特典でおみやげとして差し上げているアーユルヴェーダクッキー
この日のフレーバーには、甘くておいしいドライ杏を入れました

参考レシピ:
– レシピ- アーユルヴェーダクッキー

 

消化力を高める生姜の前菜

参考レシピ:
生姜の前菜/アグニを促進する


“自分にとってのレシピ”を調理する
アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダの原理を取り入れると、料理は毎回 “創造”であることがわかります

体と心が食べたいと感じるものは、私たちの体と心の状態や感性を表します

“今 ベストなもの”を直感的に調理できるようになるためにも、
アーユルヴェーダの土台である五大元素やドーシャ理論について理解を深めることが大切です

とりわけ初夏では 地上にピッタとヴァータが増大しますので、それらをバランスさせる要素を意識しつつ、自分の体質と体調を整えられると良いでしょう

少々の乱れや不調は台所にあるものや日々の暮らしなど、自らの手によっておおよその緩和が可能なのです

 

お料理教室では、毎日取り入れやすい「スパイスの使い方」について以下内容をお伝えしました
・スパイスそれぞれの効能、性質
・シードとパウダーの違い、調理法
・体質、体調ごとでどのようにブレンドするか

ぜひ今後は日々の食卓へも気軽にスパイスを取り入れていただけたらと思います

受講者様よりいただいたお声


7・8月のお料理教室テーマは
晩夏レシピ です

7 / 31 ( 水 ) 10 : 00 ~ 13 : 00
8 / 31 ( 土 ) 10 : 00 ~ 13 : 00

>> 詳細 / ご予約


 

 

いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定 アーユルヴェーダシェフ
k a o r i

 

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