2019 / 6 / 22 (土)【Ayurveda お料理教室】初夏の養生レシピ

 

6 / 22 (土) Ayurveda お料理教室

この日は、毎回私自身もお会いするのを楽しみにしている団体様のご受講日でした

気さくで愉快な皆様とともに過ごさせていただき、私にとっても良い滋養になりました

ゆっくりと流れる時間のなか、アーユルヴェーダの原理から食事や暮らしについてあれこれ掘り下げていく、…

体と心、習慣と健康、そして人生、などなど、…
アーユルヴェーダの壮大で有意義なテーマに向かって、皆さま各々意識的な体験を受容し、楽しみながら料理や食事をされていたようで嬉しく思います

ご受講いただいた皆様、本当にありがとうございました


「初夏の養生レシピ」と「梅雨の浄化」
この日お伝えしたレシピ

・やさしくデトックスする万能食 キッチャリー
・アーユルヴェーダパンケーキ
・デーツのソース
・ビーツのココナッツパセリロースト
・キャベツのターメリックソテー
・消化力を高める生姜の前菜

5 ~ 6 月のお料理教室では
“夏の養生”をテーマに、バランスをもたらす
食事と暮らしについて触れています

この日は梅雨真っただ中な天候で、カパの増大も感じられたので、「梅雨の浄化」という視点からも考慮したレシピをお伝えしました

どれもとてもシンプルですが、美味しいと召し上がっていただけたので何よりです


* 調理中のポイントなど
※受講者様の振り返り用としてメモ感覚でざっくり記述しています

– 補足記事 –
>> スパイスの適量・調理法のこと
>> 食べ物の性質・選ぶ基準のこと

やさしくデトックスする万能食
キッチャリー

圧力鍋で 18分前後、通常の鍋で 45分前後の加熱で完成します

お米に対し半量の豆を用意します
鍋にギー、シードスパイスを温めてパチパチしてきたところでパウダースパイスをあわせます
1 – 2 分して香りが立ってきたら洗った米と豆を入れて全体を混ぜ合わせます
水を 3.5 – 4 倍量入れて強火にし、一度沸騰させます
蓋をして圧がかかったら弱火に落とし(圧が落ちないギリギリの火加減)、18分調理します
普通の鍋の場合は、+ 3cm程度水を入れ、中~弱火で 35 – 40 分調理します

参考レシピ:
お家で作れる/キッチャリーレシピ

 

アーユルヴェーダパンケーキ

ののま農園の無農薬全粒粉&米粉、インドのアタを使って…

今回生地は全粒粉と米粉を 7 : 3 の割合で

(他にも様々なバリエーションで作ることができます)

パウダースパイスを 2 – 3 種粉にあわせます
シナモン・カルダモン・ナツメグ・クミン・コリアンダー等がおすすめで、ほんのり甘味ならシナモン・カルダモンで、セイボリーな、食事的パンケーキならクミン・コリアンダーのブレンドが良いでしょう
ナツメグは梅雨や冬季に浮腫み緩和の作用があります、強いので使うなら少量を

水を少しずつ追加して「トロトロ」~「シャバシャバ」の中間くらいの生地にします

フライパンでココナッツオイルまたはギーを熱したら、軽くキッチンペーパー等でふき取ってから生地を流しいれて焼きます

粉や火の環境によってかかる時間はバラバラです
生地の色が変わるのを観察しながら、慌てずにひっくり返し、両面を焼きます

参考レシピ:
シンプルなアーユルヴェーダパンケーキ

 

デーツのソース

デーツを刻み、タヒニとはちみつを同量で混ぜたものと合流させてライムまたはレモン汁を絞り、少量の水を入れてブレンダーで攪拌します

 

ビーツと人参のココナツパセリロースト

旬のオーグメンティング食材、今回は無農薬のビーツと人参が入手できたのでこちらを使いました
ハーブは辛味・苦味を持つパセリを使って、カパ鎮静に
夏はミント、冬はバジルでの応用もおすすめです

それぞれを火の通るような形状に切り、耐熱容器に並べます
フライパンでココナッツオイル、シナモンスティックを熱します(中火)
香りが立ってきたら火を止めてパウダースパイスを入れます
シナモンパウダー、カルダモン、クローブ、ナツメグ、クミン、コリアンダーから 2 – 3 種セレクトします
1 分ほどして全体が合わさったらビーツと人参の方へ全体的に流しいれます
水またはハーブティーを耐熱容器の底が埋まり、1cmくらいの高さになるまで入れます(野菜の量、切り方にもよる)
180度に熱したオーブンで 45 分加熱します
最後に刻んだパセリを散らして完成です

 

キャベツのターメリックソテー

キャベツをガスを発生させずに美味しく食べれるレシピです
季節の緑野菜を使って応用が利くレシピです

キャベツを食べやすい大きさに切ります(太めの千切り、一口大サイズなど)
中火の鍋でギー、岩塩、フェンネルシードを熱してシードの色味が変わり香りが立つまで待ちます
ターメリックパウダーを入れて少し置いたらキャベツを入れます
全体を混ぜ合わせてから水を少量、フタをして 3 – 5 分程度調理します(中~弱火)
途中でブラックペッパーを入れて再びフタをして、完成後も余熱で少し置いておきます
最後にレモンまたはライムを絞り入れて全体を混ぜ合わせて完成です

 

消化力を高める生姜の前菜

参考レシピ:
生姜の前菜/アグニを促進する


アーユルヴェーダの智慧で
“生きるほどにラクに”

私たちの体はとても素直で、いつも様々な “知らせ” を届けてくれます

今の健康状態はこれまでの行動の結果に過ぎず、うまくいっていればそれを続けたら良いし、不調や痛みを伴っている場合はやはりやり方を変える必要があります

生きるほどにラクに、幸福と成熟の道を歩める自分になるにはまず、今の健康状態を観察することから始めます

「日々口にするもの」と「一日の行い」の全体に意識を向けてみることが何より大切です

・新鮮な食物を食べる
・早寝早起きをする

これらはとてもシンプルで、一見取るに足らないことのように思えますが、実際は健康と幸福において最も強力な土台になります

 

アーユルヴェーダの智慧は、生活の様々な面で活かせることがとても多く、一つを始めるとまた一つ、……と連鎖していくのが楽しいですね

 

受講者様よりいただいたお声


9月
「 土台を養うアーユルヴェーダ 」
初秋のお料理レシピ

A y u r v e d a お料理教室
9 / 11 (水) 10 : 00 ~ 13 : 00 9 / 12 (木) 10 : 00 ~ 13 : 00 9 / 27 (金) 10 : 00 ~ 13 : 00 9 / 28 (土) 10 : 00 ~ 13 : 00
キッチャリーづくり お料理教室
9 / 11 (水) 18 : 00 ~ 21 : 00 9 / 27 (金) 18 : 00 ~ 21 : 00

>> 詳細 / ご予約


 

 

いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定 アーユルヴェーダシェフ
k a o r i

 

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