2019 / 7 / 31 (水)【Ayurveda お料理教室】夏の身体を労わるアーユルヴェーダレシピ

7 / 31 (水) Ayurveda お料理教室

7月 最終日、一年の半分が経過するこのタイミングで皆さまとアーユルヴェーダレシピとその神髄に触れる機会を過ごさせていただき感謝しています

ご受講されました皆様、朝から暑い中お越しいただきありがとうございました


「 夏の身体を労わる 」
晩夏のアーユルヴェーダレシピ

この日お伝えしたレシピ

・ズッキーニの緑豆のやさしいカレー
・自然栽培白米のやわらかサフランライス
・カボチャと人参のハーブマッシュ
・キャベツとブロッコリーのターメリックソテー、ライム汁あえ
・消化力を促進する生姜の前菜
・カシューナッツとデーツのマフィン

7 ~ 8 月のお料理教室では
“ 夏 ~ 晩夏の アーユルヴェーダレシピ ”をテーマに、体と心にバランスをもたらす
食事と暮らしについて触れていきます

夏野菜と活力を保持する食材、アーユルヴェーダスパイス・ハーブ、ギーやココナッツオイル等をつかって帰ってからすぐにでも実践できるレシピをお伝えしました

それから無塩バターが余っておりましたので、万能オイル「ギー」の作り方、火の止めどきについてもレクチャーしました


* 調理中のポイントなど
※受講者様の振り返り用としてメモ感覚でざっくり記述しています

– 補足記事 –
>> スパイスの適量・調理法のこと
>> 食べ物の性質・選ぶ基準のこと

ズッキーニの緑豆の
やさしいカレー

圧力鍋で 18分前後、通常の鍋で 45分前後の加熱で完成します

緑豆のひきわり、皮なしタイプを使います
ズッキーニは小さく食べやすい大きさに切ります
熱した鍋にギー、ブラウンマスタードシード、クミンシード(夏はフェンネルシードも○)を入れて色づきパチパチするまで待ちます
パウダースパイスを 2 – 3 種(クミン、ターメリック、コリアンダー、フェヌグリーク等)入れて香りがたったところで豆とズッキーニを入れて混ぜ合わせます

水を 3.5 – 4 倍量入れて強火にし、一度沸騰させます
蓋をして圧がかかったら弱火に落とし(圧が落ちないギリギリの火加減)、18分調理します
普通の鍋の場合は、+ 3cm程度水を入れ、中~弱火で 35 – 40 分調理します

参考レシピ:
豆と野菜のとろとろポタージュ

自然栽培白米の
やわらかサフランライス

夏の熱さまし食材「白米」に香り高いサフランを使ったレシピです

今回は白米にサフラン、岩塩、ギーを入れて炊飯器で炊く作り方です

パウダお米に対し 2.5 倍前後の水分量を入れそこへサフランと岩塩を入れます
サフランを事前に 30分程水煮漬けておき、その水を入れて炊く、でも○

炊きあがったらすぐにしゃもじでお米全体をそっとほぐします

フライサフランの代わりにクミンやフェンネルのシードを入れるバリエーションも美味しくできます

カボチャと人参のハーブマッシュ

人参とカボチャを食べやすい大きさに切ります
温めた鍋にギー、またはココナッツオイルとスパイスを入れます
(カルダモン、シナモン、クミン、ナツメグ、フェンネル等から 2 – 3 種をセレクト)
デ香りが立ったところへ野菜をすべて入れて全体を混ぜ合わせ、水またはハーブティを 1 / 3 ~ 3  / 2 程度入れます
7 – 10 分程中~中弱火で加熱します
余熱でそのまま置き、最後に刻んだハーブ(夏ならパクチーやミント)を入れて半分をつぶし(お好みで)、全体をさっと混ぜ合わせたら完成です

キャベツとブロッコリーの
ターメリックソテー、ライム汁あえ

キャベツをガスを発生させずに美味しく食べれるレシピです
季節の緑野菜を使って応用が利くレシピです

キャベツを食べやすい大きさに切ります(太めの千切り、一口大サイズなど)
中火の鍋でギー、岩塩、フェンネルシードを熱してシードの色味が変わり香りが立つまで待ちます
ターメリックパウダーを入れて少し置いたらキャベツを入れます
全体を混ぜ合わせてから水を少量、フタをして 3 – 5 分程度調理します(中~弱火)
途中でブラックペッパーを入れて再びフタをして、完成後も余熱で少し置いておきます
最後にレモンまたはライムを絞り入れて全体を混ぜ合わせて完成です

消化力を促進する生姜の前菜

参考レシピ:
生姜の前菜/アグニを促進する

カシューナッツとデーツのマフィン

天然の甘味だけを使ってつくるやさしいアーユルヴェーダベイクです
全粒粉、米粉、玄米粉、そば粉等を使って様々なアレンジができます

参考レシピ:
アーユルヴェーダマフィンの作り方


自分の身体を整える

アーユルヴェーダでは、個人の健康状態について「体質」と「消化力」の視点から見ることをします

体質は個人の個性を、消化力は代謝能力や免疫力を意味します

夏 ~ 晩夏では、特に体内の炎症を鎮め、神経系を和らげるための食事が消化力の保持には大切です

よくいう “ 夏バテ ”は、体質が乱れ 消化力が低下することで起こります

消化力が弱いと同時に免疫力や代謝能力も低下し、食べ物からの栄養素を十分に体内組織へ取り入れられないため、活力が枯渇します

日々の食事、食べ方、暮らし方で消化力を整えることができます

すぐれた消化力は健康と幸福の必須条件で、個人の良い面を引き出します

受講者様よりいただいたお声


9月
「 土台を養うアーユルヴェーダ 」
初秋のお料理レシピ

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