8 / 31 (土) Ayurveda お料理教室
8月 最終日、残暑をしっかり感じながらも初秋・冬を想い、
アーユルヴェーダの原理を活かした“消化力を整えるレシピ”をご体験いただきました
ご受講されました皆様、朝から暑い中お越しいただきありがとうございました
「 夏の身体を労わる 」
晩夏のアーユルヴェーダレシピ
この日お伝えしたレシピ
・生姜とターメリックの穀物
・小豆のココナッツフムス
・カボチャと人参のスープ
・ズッキーニのグリル
・緑のハーブソテー
・デーツと生姜のアーユルヴェーダクッキー
・消化を促進する生姜の前菜
お料理教室では 7 ~ 8 月まで
“ 夏 ~ 晩夏の アーユルヴェーダレシピ ”をテーマに、体と心の熱を鎮静させて消化力を整えるエッセンスをお伝えしています
今日すぐに買って帰れる野菜、いくつかのシンプルなスパイス、滋養になる良質な油を使って、簡単に作れる食事内容と日々の暮らしでどんなことにフォーカスすると自分に出逢えるか、本調子を築けるかについて。・・
夏は地上のピッタ(火)が増して体の消化力が低下します
残暑が続くにつれて食欲が不振になったり
胃腸等の炎症を感じられるのはそのためです
体力が消耗し日々疲労感が抜けなかったり、
集中力の低下が示すのは総じて
“消化力の低下”であるため、
まず消化力を整えることが肝心です
アーユルヴェーダでは特に
季節の変わり目ではこのような調整や配慮が大切で、
変わり目 = 地上のエネルギーも混沌とするため、
食事と暮らしを通して身体を整える必要があるのです
ここからさらに自分自身の心地よさ、
本調子を根強く感じられるようになります
* 調理中のポイントなど
※受講者様の振り返り用としてメモ感覚でざっくり記述しています
– 補足記事 –
>> スパイスの適量・調理法のこと
>> 食べ物の性質・選ぶ基準のこと
生姜とターメリックの穀物
*効能作用 / 解熱・滋養・グラウディング
今回のレシピには白米、アマランサス、きびを使いました
熱取りとミネラルを十分に与えてくれる穀物たちです
・炊飯器にすべての材料をセットして炊きます(この日は2,5倍量の水を。穀物の種類により水分量は変動します)
・上記の穀物、刻んだ生姜、少しの岩塩、ターメリックパウダー、ギーを適量
・炊きあがったらすぐに ほぐして米の水分を逃がしておきます
・お好みで最後にハーブをちらしても良いでしょう
小豆のココナッツフムス
*効能作用 / 浄血・熱冷まし・浮腫み緩和
小豆を天然の調味料と炊いてフムスにするレシピです
豆を食べるとお腹にガスが溜まりやすいという人、豆の食感が苦手…という人にも美味しく食べていただけます
圧力鍋で25分、通常の鍋では45分前後の調理時間です
・ココナッツオイル、岩塩、シードスパイスを中火で熱します
クミンシード、フェンネルシード、ブラウンマスタードシードで風味と甘味とガス抜き作用を取り入れることができます
・パウダースパイスを入れて香りが出るまで少し待ちます
今回はカルダモン、コリアンダー、シナモンパウダー(少量)をセレクトしました
・小豆を入れて全体がなじむよう混ぜ合わせます
・水を小豆ひたひた~小豆の2倍の高さまで水を入れます(お好みの仕上がりによって)
・一度沸騰させてからフタをして圧をかけ、弱火に落として圧のかかった状態で25分加熱します
・加熱時間を終えて圧が落ちたらそこへタヒニペスト(練りゴマ)を入れて全体を混ぜ合わせます
・ライムまたはレモンを絞って完成です
・お好みでミントやパクチーなどをちらします
カボチャと人参のスープ
*効能作用 / 神経系鎮静・ヴェータ緩和
カボチャまたはサツマイモ、人参などのオーグメンティング食材を使って作る滋養たぷりのスープです
スープは水分量の調整で体質に沿わせることができます
より消化に良くしたいときは水分多めのサラサラ状に、ヴァータを鎮めたいときはほんの少しまったりとしたポタージュ状にします
・ギーを中火で熱して岩塩、パウダースパイスを入れます
シナモン、カルダモン、コリアンダー等を小~適量いれます
・生姜をすりおろして入れてもよいです
・香りが立ったところでカボチャ・人参を入れて全体を混ぜ合わせます
・水またはハーブティを半量入れてフタをして中~弱火で10分ほど加熱します
・余熱で蒸らしておいて最後にお好みでミントやパクチーなどをちらしブレンダーで陶酔するか木べらなどでつぶして完成です
ズッキーニのグリル
*効能作用 / 解熱・熱冷まし・ピッタ鎮静
夏野菜をズッキーニ使ってジューシーに味わえる一品です
・フライパンに少々多めにギーを入れます
・少しの岩塩、クミンパウダーを入れて香りを立たせます
・薄く切ったズッキーニを並べていき少し焼き目がつくまで焼き裏返します
・もう片面も適度に焼いたら完成です
緑のハーブソテー
*効能作用 / 浄化・未消化物緩和
季節の葉野菜を使って様々なアレンジが楽しめる、温かいサラダです
この日は空芯菜とほうれん草を使いました
消化にも良くヴァータを整える松の実も使いました
・中火で熱した鍋にギーまたはココナッツオイルを入れます
・岩塩、パウダースパイスを合わせて少し待ちます
スパイスをはターメリック、コリアンダー、クミンを適量
・刻んだ松の実を入れてオイルス、パイスとなじませます
・切った葉野菜を入れて全体を軽く混ぜ、少量の水を加えて3分ほど蒸し焼きにします
・終盤でブラックペッパーを少量、仕上がり時にライムまたはレモン汁を絞って完成です
デーツと生姜の
アーユルヴェーダクッキーお持ち帰りいただくお土産用と合わせてアーユルヴェーダクッキーを焼きました
・全粒粉と米粉を 7 : 3でブレンドし、
・岩塩とシナモン、カルダモン、ギーを
刻んだデーツと生姜とこねて、210℃のオーブンで18分焼きました
・180℃ 26分前後だともう少ししっとりした焼き上がりになります
・参考レシピ:
アーユルヴェーダクッキーの作り方
消化力を促進する生姜の前菜
・参考レシピ:
生姜の前菜/アグニを促進する
今日の自分を感じる
アーユルヴェーダが伝える“原理原則”が生活の土台に習慣づくと自分自身のことを感じやすくなります
その時求めていることが 慣れや執着から来ているものか、
身体と心が自然の摂理によって真に求めていることなのかが見えやすくなるのです
“味”の作用と効能は自分の体調管理に役立ち、また健康を阻害している根源を照らし出してくれます
食事への姿勢と態度が最も身近に始められる平和と愛の表現です
その表現を毎日小さなことにでも捧げていくことで、体も心もやすらぎとともに自分らしさを帯びていきます
今日の自分を感じて 今日を
明日をより良く 歓んで生きていけますように
《受講者様よりいただいたお声》
9 / 10 月
「 土台を養うアーユルヴェーダ 」
初秋のお料理レシピ
9 / 11 ( 水 ) 10 : 00 ~ 13 : 00
9 / 12 ( 木 ) 10 : 00 ~ 13 : 00
9 / 27 ( 金 ) 10 : 00 ~ 13 : 00
9 / 28 ( 土 ) 10 : 00 ~ 13 : 0010 / 5 ( 土 ) 10 : 00 ~ 13 : 30
10 / 16 ( 水 ) 10 : 00 ~ 13 : 30
10 / 24 ( 木 ) 10 : 00 ~ 13 : 30
10 / 25 ( 金 ) 10 : 00 ~ 13 : 30
10 / 26 ( 土 ) 10 : 00 ~ 13 : 30
9 / 11 ( 水 ) 16 : 00 ~ 19 : 00
9 / 27 ( 金 ) 18 : 00 ~ 21 : 00
10 / 16 ( 水 ) 18 : 00 ~ 21 : 00
10 / 25 ( 金 ) 18 : 00 ~ 21 : 00
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“自分を知ることによる幸せ”
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全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定 アーユルヴェーダシェフ
k a o r i