9 / 11 (水) Ayurveda お料理教室
残暑が続く 9月 2週目、身体を整えるためのアーユルヴェーダレシピを味わうお料理教室でした。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
「 土台を養う 」
初秋のアーユルヴェーダレシピ
この日 お伝えしたレシピ
・穀物の生姜ターメリック炊き
・ひよこ豆のフムス
・さつまいものココナッツオイル焼き
・モロヘイヤのモイスチャーサラダ
・ズッキーニのクミン焼き
9 – 10月のお料理教室では “ 秋の養成レシピ ” をテーマに、消化力を回復させるためのアーユルヴェーダの視点からみるレメディのエッセンスをお伝えしています
秋から冬にかけて地上の要素はどのように変化しているか、
体と心にはどのような作用・影響があるか、
日頃からのケア、バランスには何をどう心がけると良いか、…etc
アーユルヴェーダの智慧からみる普遍的な智慧についてもお話しました
* 調理中工程 / ポイントなど
※受講者様の振り返り用としてのメモ感覚でざっくりした記述です
– 補 足 事 項 –
>> スパイスの適量・調理法のこと
>> 食べ物の性質・選ぶ基準のこと
穀物の生姜ターメリック炊き
*効能作用 / 解熱・滋養・グラウディング
今回は白米、アマランサス、たかきびを使いました
熱取りとミネラルを十分に与えてくれる穀物たちです
1・刻んだ生姜、ターメリックパウダー、岩塩、ギーを一緒にして炊飯器で炊きます
2・水分量は穀物に対し 1,8 – 2 倍程度でもちっとした仕上がりになります
3・メインの白米に対し 1 / 3 をたかきび、それより少ない量でアマランサスの配合が食べやすいです
4・その他の穀物では押し麦やもち麦なども良いです、 2 – 3 種のブレンドで楽しみましょう
ひよこ豆のフムス
*効能作用 / 浄血・熱冷まし・浮腫み緩和
ひよこ豆を炊いてフムスにするレシピです
豆を食べるとお腹にガスが溜まりやすい人、豆の食感が苦手…という人にも美味しく食べていただけます
圧力鍋で25分、通常の鍋では45分前後の調理時間です
・一晩浸水したひよこ豆(少なくとも 6 時間以上)、練り白ごま、ライム or レモン、ギー or ゴマ油、岩塩、スパイス各種を用いています
1・中火で熱した鍋にギー、スパイスを温めて香りが立つまで少し待つ
2・ひよこ豆を入れて全体を混ぜ合わせる
3・ヒタヒタくらいまで水を入れて一度沸騰させる
4・圧力鍋で 25分加熱 普通の鍋は 40分前後で必要に応じて水を追加する
5・練りごまを入れて潰しながら全体を混ぜ合わせる
6・ライム or レモン汁をあわせて完成
さつまいものココナッツオイル焼き
*効能作用 / 神経系鎮静・ヴァータ緩和
カボチャまたはサツマイモ、人参などのオーグメンティング食材を最大限甘くしてくれる調理法です
秋冬のヴァータを穏やかにし、気持ちをやわらかくほぐします
・さつまいも、ココナッツオイル、シナモン、カルダモン、ナツメグ、ハーブを使いました
1・うすい輪切りにしたさつまいもにオイル、スパイスを適量のせる
2・200 ℃ のオーブンで 20 分 程加熱する
3・最後に刻んだハーブをちらして完成
ズッキーニのクミン焼き
*効能作用 / 解熱・熱冷まし・ピッタ鎮静
体内の熱を鎮静するズッキーニを使ったジューシーな美味しさを感じるレシピです
・さつまいも、ココナッツオイル、シナモン、カルダモン、ナツメグ、ハーブを使いました
1・フライパンに少々多めにギーを入れます
2・岩塩、クミンパウダーを入れて香りを立たせます
3・薄く切ったズッキーニを並べていき少し焼き目がつくまで焼き裏返す
4・もう片面も適度に焼いたら完成
モロヘイヤのモイスチャーサラダ
*効能作用 / 浄化・未消化物緩和
季節の葉野菜を使って様々なアレンジを楽しめる、温かいサラダです
皆さんでアーモンドの皮をむき、この日はモロヘイヤと小松菜等を使ったレシピを作りました
・モロヘイヤ、小松菜、皮をむいたアーモンド、ギー、岩塩、スパイス各種、レモン or ライムが入ったレシピです
1・ナッツ、小松菜は細かく刻んでおく
2・モロヘイヤは葉と茎を分けて 2 分下ゆでしておく
3・中火で熱した鍋にギー、岩塩、スパイスを入れて香りが立つまで待つ
4・ナッツ、小松菜を入れて混ぜ合わせる
5・モロヘイヤを追加し混ぜ合わせる
6・最後に少量のブラックペッパー、レモン or ライムを絞って完成
消化力を促進する生姜の前菜
食前 15分前ほどに食べておくことで消化の火を呼び起こす前菜です
生姜、岩塩、ライムまたはレモンですぐに作れます
・参考レシピ:
生姜の前菜/アグニを促進する
身体が整うと
人生がもっと輝き出す
体の健やかさと 心の受容感は 生きる上で
大変重要ですが、
なかなか大人になるにつれてそれを養い、実感できる機会が少なくなるようです
踏みとどまって 自分の生活、暮らしを感じること、
そこから徐々に体の様子や
心の状態に気づきセルフケアを根付かせていくことは
この時代にこそ求められることです
自分自身の健やかさ、すなわち調和の状態は
巡り巡って社会全体の健やかさへとつながります
定期的に食事と暮らしの真髄を見つめ直すことはとても重要なのです
そのためのプロセスと神髄を、アーユルヴェーダは見せてくれます
Anandaのプラクティスへお越しになる多くの方は、
このことへの実践を一歩踏み出して
継続しようと思われている方が多く、
「お料理レシピを知りたい」ということと同時に
「お料理を通して暮らし全体を整えたい」や
「自分自身と向き合う時間のために来た」というお声も聞かれます
皆様にとっての有意義なひとときとなれるよう、
これからもプラクティスを創っていきたいと思います
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《受講者様よりいただいたお声》
今日はありがとうございました!
レシピだけでなく、アーユルヴェーダの基本のお話(日本の現状に合わせたもの)が聞けてとても有意義でした。
十穀米がそんな背景で作られていたなんて…!
また、お料理も作るときに見ていたほど食べてみるとスパイスの香りは主張していなかったので、少しお醤油や味噌を足して和風にもアレンジができそうです
おもしろくて、もっともっと聞きたい!という感じです
日常に戻っても今日のプラクティスのような気持ちで過ごせたらいいな、と思います
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かおりさんにお会いするだけで元気とパワーをいただきます
今の私に必要なタイミングとスパイスを使った料理最高でした
数時間でしたが、自分を見直し整える、整えたいキモチが再確認でき、とってもいい学びになりました
少しずつ、ムリなく生活に取り入れていきます
かおりさんラブです ❤️
今後ともよろしくお願い致します ☆☆☆
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先月までのAyurveda Holistic基礎講座を終えて、再確認や再調整と思い、今日来ました
説明の内容がより分かりやすく入ってきたり、調理の再確認もできました
基礎講座の濃厚さをここでまた感じて、改めて受けて良かったなと感じてます♪
レシピのレパートリーも増やせそうです!
また定期的にお願いします!!
9 / 10 月
「 土台を養うアーユルヴェーダ 」
初秋のお料理レシピ
9 / 27 ( 金 ) 10 : 00 ~ 13 : 00
9 / 28 ( 土 ) 10 : 00 ~ 13 : 0010 / 5 ( 土 ) 10 : 00 ~ 13 : 30
10 / 16 ( 水 ) 10 : 00 ~ 13 : 30
10 / 24 ( 木 ) 10 : 00 ~ 13 : 30
10 / 25 ( 金 ) 10 : 00 ~ 13 : 30
10 / 26 ( 土 ) 10 : 00 ~ 13 : 30
9 / 27 ( 金 ) 18 : 00 ~ 21 : 00
10 / 16 ( 水 ) 18 : 00 ~ 21 : 00
10 / 25 ( 金 ) 18 : 00 ~ 21 : 00
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