アーユルヴェーダでは
今の気分、感情、健康状態には良くも悪くも「原因」と「結果」がありますよ、といいます


食後の急激な眠気

どうにかなってしまいそうなほどの重い睡魔‥

これもきちんと「原因」があっての「結果」です

やんわりとした眠気ならまだしも、
食後、重く落ちるような急激な眠気は「うまくいっていません」という体からのサインです


食後の眠気の原因

食後の眠気(特に急激な重い眠気)は
「体の健康状態」「食事内容」の2つに深く関わっています

体の健康状態
アグニ(消化力・代謝能力)が弱い
アーマ(未消化物)が蓄積している可能性がある

体のリズム、サイクルに乱れがあるということです
自律神経や免疫系の衰弱、崩れも関係しています

食事の内容
・消化力に見合わない食事量
・よく噛まずに食べること
・食物の食べ合わせが良くない

食事そのものが消化に負荷をかけている場合です
これが続くと上記「健康状態」の乱れにもつながります

食事・生活を通して、
普段から体が機能不全を起こしていると、いざ食べ物が体に入ってきたときに十分な処理ができなくなります

これが毎食後にやってくる急な眠気、重い眠気の根本理由です

・いつも満腹を超えるまで食べる
・いつも間食していて空腹時間がない
・毎日食事する時間が不規則
・運動不足で肥満
・アルコールやカフェインを過剰に摂取している
・精製砂糖やその他加工食品を常食している

これらの事柄は食後の眠気の根元にある“アグニ(消化力)の不調”を増大させます


食後の眠気をリセットする
食事中に心がけると良いこと

眠気を緩和させるのに適した方法は
「眼を洗って」
「散歩する」
です

食後は決して横になったり、昼寝をしてはいけません

食後に寝ると、
消化がストップして体内で未消化物が生成されます
これがカパ(浮腫み、脂肪、粘り、重だるい等)の増大につながります

・食後は5分ほどそのまま座って消化を見届ける
(食事中から背骨は真っ直ぐに)
・その後席を立ち、片付けや散歩など、軽い動作を体に与えるる
・散歩といっても100歩程度、時間でいうと2-3分程度で十分です
・食後は水で手洗い、目も洗う

これだけでずいぶんと眠気はスッキリします
カパを減らし、思考を働かせます
(ちなみに食後すぐの眠気はカパ、1~2時間後の眠気はヴァ―タ、2~3時間後の眠気はピッタの増大といわれています)

目はピッタの器官で、消化管・胃と繋がっています
目を水で洗うことでスッキリします

毎食後眠くなるのが当たり前で、それを防ごうと栄養ドリンクや炭酸飲料、コーヒーを飲み、口に何かを入れておかなきゃとおやつを食べているとしたら、
それだけでさらなるアグニ(消化力)の大惨事を引き起こす「原因」を育ててしまいます


やっぱり食事の質が大切

食べ物の質も大切です
食べ物からは「プラーナ(生命力エネルギー)」が受け取れるものをいただきましょう

それこそ若いころでは何をどう食べたって何の支障もないのが人間の優れている点ですが、
長年かけて体に蓄積する「経験」と「記憶」は段々と消化力を鈍らせ、代謝や免疫を落としやがて不調や乱れ「結果」に現れます

・空腹を満たすだけでなく心まで満たされるものを食べる
インスタント食品やファストフードで手短に済ませる前に、朝10分でも早起きしておにぎりを握っていきませんか?
カップ詰めされただけの食事と、自宅で握ってきただけの白米、どちらが“満ちる”でしょうか
優先順位を見直すと、何に時間を割くか、何を自分の体に取り入れかの選択も変わります

・新鮮でできたてのものを食べる
完成してから何十時間、数日と時間が経っているものよりも、出来たてのものの方が食べたときに「気持ちいい」ですよね
例えば5日前に作られてそれをラップでくるんでおき、食べる直前でチンして出されるものと、
汁と麺だけでも、早朝から仕込んでその場で仕上げてくれる食べ物とでは、体の受け取る恩恵にも差があります
体は、フレッシュで美味しいものを好みます
心の声が何といおうと、体は「新鮮でできたてのもの」に歓び、それを順調に消化しようとします

・食事に集中する
食事中、他のことをしながら食べていたり他の感情がそこにあると、消化が妨げられます
よく噛まない原因にもなっていると思います
食事は=使ったエネルギーを補充するため、生きるため、この世に存在するためにするものです
他の作業で神聖な行為をないがしろにしないよう、意識的でいましょう

ほんの15-20分、そこに居てただ食事だけをするのです
よく噛んで味わえばそれだけ口から消化酵素もつくられ、消化がスムーズにいきます
=食後の眠気が解消されます

・食事は「甘味」の一口から

口から消化が始まり、その後到着する器官「小腸」の味が「甘味」であるため、甘味から取り入れると消化がスムーズに始まります

また甘味は主にオーグメンティングの部類ですので消化にエネルギーを要すため、初めに食べるのが良いです
(穀類、さつまいも、カボチャ、人参、ビーツなど)

甘味をまるっと食べきるのではなく、「始めの一口」を甘味にすると良いです


5~6年前、
私も「食後いつも眠い」パターンを繰り返していました

当時食後の眠気は異常なほどで、白目をむくほどでした‥(苦笑)

立ち回り仕事から座り仕事に切り替わったとき、
毎日昼食後は言葉通り「使い物にならない」状態でした
何かを食べたり飲んだりしていないと0.5秒後には寝落ちするので、寝ないためにただただ口にモノを詰め込んで食べ続けていました

それでも意識は朦朧としていて、思考もはたらかないので仕事が全く進みませんでした
仕事の質も量も、何もかもズタボロでした

睡眠が足りないのか?と早寝を心がけるも、変化はなく
食べすぎると眠くなるのだろうからと、昼食そのものを減らすも、変化はありませんでした(その分またおやつを大量に食べるので)

何をどうやっても改善がみられず、
その「結果」私はその仕事を続けることができなくなりました
(失笑もの)

思い返せば、
慢性的な「アグニの弱さ」が原因でした

立ち回るスタイルでの仕事をしていた頃は目立たなかったけれど、私は長年かけてしっかりとアグニを弱める「原因」を育てていました

・シフト制の仕事で毎日不規則な睡眠、食事時間
・外食中心の食生活でいつも満腹&デザート必須
・アルコール、砂糖の入った飲み物の常飲…など

立ち回る仕事ではいつも立っていて、
じっとすることがほとんどなかったので乱れに気がつかなかったのかもしれません

じっと座った仕事をした瞬間、すべての「結果」が現れました

私が食後の眠気と決別できたのは、
さらに2年ほど経ってからでした

「‥‥あ、眠くない」

ヨガ留学時、一か月間の規則正しい生活、アーユルヴェーダの食事を中心とした日々で、私は毎食後の眠気を感じていない自分に気がつきました

いつも気を失ったように眠くなっていた自分をすっかり忘れていました

毎朝4時起きで瞑想、座学、ヨガ…
日々目まぐるしいほどの学習量と運動量(神経系まで深く使う感じ)であったにも関わらず、特に昼食後は座学から始まりずっと座っているのに眠いと感じることがなかったのです

関心の強いカテゴリーだから、ということも勿論含まれると思いますが、体が本当にラクでした
今思えば、血糖値が急に上がるような食事ではなく身体を想った鮮度の高いバランスの良い食事内容であったことや、ヨガや瞑想を通じて体が深部から解毒を経験しクリアになっていたことが改善のツテでした
・間食しないこと、砂糖やアルコールを口にしないこと
・毎日決まった時間でルーチンが行われること
・ヨガしてアーユルヴェーダ料理食べてひたすら浄化されていたこと

「食後、眠くないこと」

は、上記すべてが関わり合ったことで緩和されたたくさんのことのうちの一つでした(姿勢が良くなったとか、痩せたとか、肌荒れが改善されたとか…)

>> 詳しくはこちらに記述しています

毎日の自分の身体を“生かし”、
死ぬその日まで心地よく扱うためには自分の意思と行動が大切です

一つのことに変化をもたせると、次に起こることも変わります

「結果」と「原因」です


2019 年 5 月 ~
アーユルヴェーダホリスティック基礎講座では、
アーユルヴェーダ料理の原理原則

自分らしい暮らし方について学んでいただけます

毎日の自分にとっての食事、
続けていけるコツ、
長年の不調を緩和させるアプローチについて
習得いただきます

2 / 9 (土) より受付開始です
この機会にぜひご受講ください

>> アーユルヴェーダホリスティック基礎講座

Posted by:anandalife1007

コメントを残す