自分の体調に見合う食事ができると、体調が優れて過ごしやすくなります。
食事は毎日必ずするもの。
体が表している様々なサインに必要な選択をすると、その後の快活さへとつなげていくことが出来ます。
・
ヴァータが優位な人に合う食事
・温かく、調理したての食事 |
ヴァータが優位になって増大していると、冷えや乾燥が現れてお腹にガスが溜まりやすくなったり便秘や下痢を繰り返します。
消化量や食欲自体にもムラが生じて順調な組織形成が阻まれます。
食事内容では特に温かくてやわらかいもの、消化に重くないものが適しています。ヴァータが順調に消化を果たすとヴァータの良い面、しなやかさ軽やかさが安定します。
一日の食事内容例:
朝 | ・ご飯と味噌汁 ・白米の塩むすび ・キッチャリー ・旬の果物を使ったシチュー ・さつまいもやカボチャをふかしたもの |
昼 | ・炊いた白米、ローストや煮た根菜類、ソテーした緑野菜、煮た豆 ・キッチャリーオムライス ・お蕎麦、山菜、大根おろし、野菜煮物 ・薬膳やアーユルヴェーダ流のカレー |
夕 | ・癒しのキッチャリー ・野菜、穀物、豆類を中心とした消化にやさしい食事 |
体質に関わらず、忙しい時期にはヴァータが高まりやすくなります。
食事のリズムを一定に心掛けながら上記のヴァータ式の食事を軸に食べれるようであれば、バランスを大きく乱すこともなくなります。
イレギュラーな予定が重なったときや旅行などの高速移動の前後にもヴァータ式の食事が有益です。
とりわけ、現代人で働くほとんどの人がヴァータ式の食事をベースにおいておき、個々の状態から微調整するくらいがベストを見つけやすいと思います。