アーユルヴェーダから見る「体質」「体調」に見合った食事とその内容について記載します

アーユルヴェーダの基礎である3つの体質理論(ドーシャ)、
「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」のうち、カパについてお伝えします

【<ヴァータ> 優位な人のための食事はこちら】
【<ピッタ> 優位な人のための食事はこちら】


「体質」と「体調」の違い

私たちが生まれ持っている性質は「体質」です
アーユルヴェーダでは “プラクリティ” といいます

生活習慣の中で形成された
今、現在の状態は「体調」です
アーユルヴェーダでは“ヴィクリティ”といいます

生まれながらに「火」の性質が多い人では
体調が乱れる際にそれが作用として現れます
・暑がりで汗っかき
・胃のトラブルにかかりやすい
・口内炎やニキビができやすい …等

ですが、
それを知ったうえで “合うもの” を日頃から施していれば
炎症に悩まされることはぐんと減ります

「体質」を活かし、「体調」を整えましょう

そうすれば如何様にも自分の長所を引き出すことはできます
とアーユルヴェーダはいっています


“カパが優位な人”とは

生まれつきカパの性質が多い人は
カパの要素である「水」「地」の作用が心身に現れています

体質的 傾向:
大柄・骨太、浮腫みやすく太りやすい、滑らかでしっとりとした分厚い肌、鼻づまり、のどのイガイガ、便秘になりやすい、溜め込みやすい、気だるい、・・・

カパ優位の人はゆったりとした、重さを伴う体質と性質を持ち合わせています
物事もゆっくり取り掛かる傾向にあり、時間はかかるものの最後までコツコツと継続していく能力に長けています
物覚えもヴァータやピッタと比べて遅め、でも一度覚えれば長期的に記憶を保持し、忘れることがありません

カパのバランスがとれているときは、愛情深く、献身的で、癒しの力を持っています

カパが増大しバランスの乱れが生じると、「しがみつく」ようになり、柔軟性を失い変化を拒みます
何をするにも腰が重く、物事を停滞させます

結果、ずっと寝ていたりずっと食べていたりして太ります

>> カパ優位な人の体質・傾向・特質に関する詳細記事はこちら


カパ優位な人に合う食事

カパに快活さを取り戻すための食事、長期的に健やかさをもたらす食事についてです

温かく、できたての食事
油分と水分を最小限含む食事(ヴァータ・ピッタより油分は少なく)
消化に良い軽いもの
玄米よりは白米
小麦粉、米粉よりはそば粉、全粒粉
うどんよりは蕎麦

揚げ物、焼き物よりは蒸したもの、煮物
スパイス全般、ヴァータ・ピッタよりやや多めに取り入れて〇
ギー、ひまわり油、ひまし油、ごま油
スパイスは生姜、ブラックペッパー、ナツメグ、クローブ、クミン、ターメリック、カルダモン等(ほぼ全般)を適量~やや多めに取り入れる
規則正しい食事時間、毎日決まった時間に食べる
夕食はできるだけ早い時間に済ませ、遅くなる場合はごく軽くする

食べ過ぎ、だらだら食いを控える
おやつを食べる場合は前後 3 時間以上空ける
極端な塩味、酸味、甘味は控える
朝食はごく少量(ヴァータ・ピッタよりも)にするかもしくは抜いても〇
乳製品、精製砂糖、小麦類のパンを控える
神経系を和らげるハーブティーや消化を促進するスパイスティー、生姜湯を朝晩に飲む
生姜の前菜を食前に食べる

冷やすことは避け、温めましょう
軽さを加えましょう
天然の苦味・渋味・辛味を取り入れましょう(緑野菜、豆類等)

カパが優位な人は「極端にしょっぱいもの、甘すぎるものを控えること」
がとても大切で、これだけでもおおよそ体調の改善を実感できます


アーユルヴェーダ的 一日の食事ガイド

[朝食]
・お米とターメリックをお粥にしたクーニ―
・キッチャリー
・旬の果物を使ったシチュー
・お白湯
・腹部の張り感、消化力が遅いときは抜いてもよい


[昼食]
・炊いた白米、根菜類のローストまたは煮物、葉物の蒸したもの、豆のスープ
・キッチャリー、煮魚、蒸し野菜、豆のフムス
・お蕎麦、山菜、大根おろし、野菜煮物
・薬膳やアーユルヴェーダ流のカレー


[夕食]
・癒しのキッチャリー
・炊いたご飯、人参のスープ、緑野菜の炒めもの、豆のスープ
・野菜、穀物、豆類を中心とした消化にやさしい食事

 

カパの人におすすめの簡単レシピ

消化にやさしい無発酵パン
毎日のシンプルなワンプレート

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アーユルヴェーダでは、梅雨は浄化のタイミングであるといいます

湿気、重さ、鈍さの伴う梅雨ですが、
身体が受け入れやすい食事や暮らしを実践することで五感を始め消化機能が穏やかに浄化されていきます

どっしりとした日々のこの期間では積極的にリリースし、快活さを養いましょう


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Posted by:anandalife1007

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