アグニが整うと、
必要以上に太ることもやせることもありません。
整うこと = 自分らしい姿でいられるということに繋がります。
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「痩せる」「太る」の仕組み
「代謝が落ちる」
「年齢とともに」‥
そのようにいわれるのはすべて、
アーユルヴェーダで見るとドーシャバランスの乱れとアグニの低下を意味しています。
ドーシャバランスは「体質の傾向」を表す重要な要素です。
アグニは「消化する力」、代謝機能や免疫そのものです。
ドーシャのバランスとは、
その人の本来ある組織形態、
= 骨格や肉付き、筋肉量などのバランスを意味します。
これが安定している状態では
身体はそれ以上極端に太ったり痩せたりすることはありません。
季節や環境に適応するため、
それに応じる体型になることはありますが(冬に少々肥え、夏場は痩せたり)、そもそも大きく反れることはないのです。
では、何が「反れさせる」か?
それは「アグニの働き」に関わりがあります。
アグニが整っている場合、
体に取り入れた食事を正常に処理できます。
アグニが不調・乱れる = 消化力が弱い状態にあり、
あまり食べていないのに痩せない、太りやすい、ということが起きます。
もしくは、ヴァータが大きく乱れている場合には
反対にどんどん痩せてしまい、太れない、などの状態を引き起こします。
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アグニを弱めてしまう習慣
アグニは日常的に、
些細なことから調子をくすぶることがあります。
食べ物だけでなく食べ方。
本人の感情や置かれている環境も関係があります。
一般的に、快食快便で
滅多に消化不良を感じない人は
消化力が安定していて、
ドーシャバランスも整っています。
またはピッタが高く消化が異様に早い場合や、
肉体労働やアスリート選手の場合には消化が早く進むでしょう。
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アグニを弱めてしまう習慣は、以下のような事柄です。
・食事時によく噛んでいない
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これらが続くと
身体が “ 本来の働き ” を発揮しにくくなり、
ドーシャが乱れてアグニも低下します。
一度乱れたドーシャやアグニは
一定期間を設けて整えて、
維持・向上していくことが大切で
上記のような事柄を
長い間にわたって蓄積している人ほど
時間をかけて整えていくと良いです。
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自分のベスト体型を知る
太っているか痩せているか。
そもそも一人一人が異なるドーシャバランスで産まれてきているので、適切な、本来のフォルムというのも違います。
自分にとっての基準体系は、
・動きやすく、エネルギー切れにならない肉体であること
・ガス感や便秘などの停滞感がなく過ごせる肉体であること
・そもそも、体系がそこまで気にならない肉体と精神であること
各ドーシャごとの性質からみる体型の傾向
ヴァ―タ‥ 軽さを伴う要素。 ピッタ‥ 熱性を伴う要素。 カパ‥ 安定を伴う要素 |
人それぞれに、上記のドーシャバランスを複雑に持ち合わせていますので、ヴァータ×ピッタな体系もあれば、カパ×ヴァータな体系もあり得ます。
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比べるのをやめる。
世の中は 「いいカラダ」と一般的に認知されるイメージであふれています。 けれどそれらはあなたの体ではないですよね? ではどうして比べるのですか? 広告は商品を売るためのものであり、 計算された売るためのテクニックです。 あなたの体型を批判したり、 あなたが頑張って手に入れるべき標準体型を 反映しているわけではありません。 |
参考文献:あなたの理想体重は?アーユルヴェーダからみた健康的なカラダとは。より
アグニを整えること
普段からアグニを整えておくことは
ベストな体型を維持するとともに
穏やかで創造的なマインドを養うことともつながります。
自己を受容しながら日々を丁寧に、
自分らしさを紡ぐ習慣からは
体型についてのこだわりの先にある
命そのものが輝きだすでしょう。
アグニを整えると
ドーシャがバランスしていき、
サットヴァ(調和)、オージャス(活力素)が作られます。
自分の本調子、心地よさを引き出すために出来ることがあります。
・できる限り毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝る
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一つでもできそうに感じるものがあれば取り入れてみてください。