何かを新しく学ぶときは、
(特に自分自身を知り、探求するときには)
 “ 頭を大きくする感覚で ” それを学ぶこと

そう匠に教えられたのを覚えています

私たちは何かを学ぼうとする、
知ろうとする、

けれどその時、同時に
“ 過去のフィルター ” に囚われていると、
新しく取り入れようとすることが 複雑に感じられ、
そのままでなく湾曲した印象として取り込まれ、
結果 なんだか “難しく” 思えてしまうことがあります

目の前に起きていることに対して
頭を大ーきくして、

過去のフィルターを外しながら
それらを自由に見て – 感じて
– 取り込む姿勢
その人の – 学び、成長の幅 – を広くしていきます

このことは健康や幸福に限らず、
人生の様々な分野、局面において同じことが云えると思います

そしてとりわけ、
「健康」や「幸福」に取り組むときには

このことが重要になるでしょう

私たちは生まれてから今日までの間、
実に多くの “思い込み” をもって選択し (選択しなかったという選択も含めて) てきているんだということに、あるとき気づくようになるでしょう

それは、自分の “真実” に対する態度、
信じていることと信じていないことへの態度や感情を探るとき、露わになります

変わりたいとき、成長に向かいたいときは、
このような「昔の思い込み」を抱えたままでは
とてもじゃないけれど葛藤や苦しみを伴うでしょう

身体をより良い状態にしたい、
心を元気にしたいときは
まるで生まれたての赤ちゃんのような思いで、
自分の見方を一新させてながら実践を続けることが大切です


伝統医学アーユルヴェーダによる
“真の健やかさ”とは

アーユルヴェーダによれば
健やかな人とは = 幸福な人であり、
幸福な人もまた同時に = 健やかだとしています

アーユルヴェーダが古くから継承され続けている理由は
それが自然由来によるのもので、普遍的だからです

アーユルヴェーダの智慧のすべては
自然界に根付いたものでるが故、

人間に対しても「部分的」でなく
全体性 – 総体的 – 寛容的な視点からみて必要な手立てを提案します

さて、なかなかアーユルヴェーダは
“ 健康における定義 ”を明確に、かつ少々厳しめに (?) 示しています

– アーユルヴェーダによる健康の定義 –

皮膚、瞳、マインドがクリアで輝いている
声が澄んでいる
汗、涙、尿、便、爪などの老廃物が定期的に自然と出る
特定の食物への欲望がない
安眠、熟睡、新しい気持ちで目覚められる
一日を通してマインド、体力が安定している
人生への熱意が安定している

【 身体と精神の良いバランスが健康の基盤 】ということです

健康な心身を育む際、
自分がこれまでの経験から、
・生きやすくなっているか

・生きにくくなっているか
をしっかり見つめることが欠かせません

私たちの健康状態精神状態
人生を経験する上での重要な器官そのものになります

・やめられない習慣のおかげで苦しい結果を招いていないか
・自分をごまかすや仕方で健康を害していないか
・自分を慰める手段として食物を乱用していないか

… などがあると、身体の健やかさは妨げられたままです

体と心の関係、バランスを正直に見つめて、
他の誰でもない、自分自身に正直になることが大切だと
アーユルヴェーダの匠は教えてくれました

もちろん、生きていれば
「苦しみ」や「痛み」は必ず生じます

が、私たちは
それらに支配されることなく生きるのを選ぶこともできるのです

私たちが 特に真実の自分 – 高次元の自分との
つながりが阻害されているとき、
つまりそれらに対する
【対処能力】心身の免疫力があまりに鈍っていると、

マインドはそれにしがみつき、
現実以上の強烈なイメージや感情をその内で膨らませ、

残像やトラウマとして それに囚われるようになります

このことによる影響が何かといえば、
・本当の自分自身が分からなくなる
・何をしていても心から楽しめない
・直観力と繋がれていない

・自分と他人とを区別して遠ざける
・自分の中の現実と願望とに常に葛藤を感じる
・大切なものを大切にできなくなる

等です

「苦しみ」や「痛み」は、
そこを「経験しきる」ことで乗り越えて力に変えられます

乗り越えるかどうかを決めるのは、自分です

アーユルヴェーダでは
体内に生ずる未消化物と同じくらい、
「心に生ずる未消化物」も乱れや不調、病気の素となるとみています

経験や感情は、
そこから逃げずに感じきることで
学びと気づきになる
ということは

ヨガでも共通して体感できることでしょう

“ ただ見届ける” 強さを養う機会を
日々私たちは与えられているのです

消化不良の感情や思考が蓄積すると、
変換処理機能の過程でで湾曲した結果、
=「食べること」や「暮らすこと」に関しても
生きた純質さが失われやすくなります

・空腹ではないけれど何か食べたい
・苦しくなるまで食べることを繰り返す
・食物に対する強い嫌悪感を抱く
・いつも何かをしていないと不安に駆られる
・情報を取り入れすぎて何が正しいか分からなくなる
・ぼんやりと熱狂的な態度の繰り返しのなかで生きる


真の健やかは私たちの内側にすでにあります

それを引き出して、
日々奏でるようにそことの結びつきを安定させていくのです

「健やかさ」とは
なにか外側から引っ張ってきたり
くっつけてくることで
得られるものではない、
ということがここで見えてきます


真の健康を築き上げるには

アーユルヴェーダでは、
安定した消化力のための
バランスのとれた精神と体のための食事法があります

それはいくつかの自然の原理に沿った
シンプルなアプローチによってかなえられます

1身体組織、消化力、代謝機能を高める食事献立比
2身体に必要な 6 の味の活用
3体質や体調等、シチュエーションに沿ったレシピ


1身体組織、消化力、代謝機能を高める食事献立比
アーユルヴェーダでは食物のもつ性質・働きの種類を
大きく 2 つに分けて考えます
それは「安定・強化させるもの」「浄化・排出させるもの」です

「安定・強化させるもの」をオーグメンティング、
「浄化・排出させるもの」をエクストラクティブと称し、
オーグメンティングは主にお米やサツマイモ、カボチャ類
エクストラクティブは主に豆類や緑野菜、ナッツ類です

これらをオーグメンティング6、
エクストラクティブ4の割合で構成された食事が
安定した組織を形成しつつ、不要物を排出し浄化させます

オーグメンティングとエクストラクティブ食材の一覧表はこちら


2身体に必要な 6 の味の活用
私たちの体には 6 の味とその作用が消化・組織再成の助けになります
その 6 の味とは
「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「渋味」「辛味」です
これらがバランスをもって一度の食事で含まれていることが重要です
何かが突出してありすぎても、またはなさ過ぎてもバランスの乱れを起こします

6 の味とそれぞれの作用はこちら


3体質や体調等、シチュエーションに沿ったレシピ
アーユルヴェーダの根にあるのは、
総体的視野による尊重の考え方です

「万人に通ずるやり方はない」ので、
個の体質 – 体調に適した食事内容が重要です

体質診断はこちら
乾燥・冷え・腹部のガス感が気になる人はこちら
炎症・胃もたれ・肌荒れが気になる人はこちら
浮腫み・肥満・鼻詰まりが気になる人はこちら

例えば、スパイスでみると
ターメリックやシナモンは冷えや浮腫みのある人には適していますが
胃もたれ、肌荒れのある人には強すぎる傾向があり、
使用量に気を付けなければ悪化する可能性もあります

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毎日できることから体と心を整えていくことが肝心です
アーユルヴェーダには、人間である限りどこからでも取り入れることのできる智慧が詰まっています

毎朝の白湯飲みや舌磨き等、手軽なことから始めてみてはいかがでしょうか


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いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定 アーユルヴェーダシェフ
アーユルヴェーダ省察プラクティショナー

k a o r i

Posted by:anandalife1007

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