2022 年もあと 3 週間弱となりました。
皆さまどんな 1 年を過ごされましたでしょうか。
12 / 3 (土) 10 : 30 ~
生きるほどにラクになる WS
開催させていただきました。
お越しいただきました皆さま、
本当にありがとうございました。
朝からずっとあたたかな時間が流れ、胸いっぱいでした。
今回は
〝 自分に感謝を捧げる・自分を労わる 〟
テーマに、
さて 12 月ですし
自分にありがとう・いつもありがとう、を。
自分の内側へ深く寄り添うこと
そして癒すことなどについて、
アーユルヴェーダの視点からお話しました。
ランチは、消化力を整えて滋養を届ける
この上ないレシピ「 キッチャリー 」と、
ほか副菜を創りました。
東京での WS 最終回 |
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生きるほどにラクになる WS
自分に感謝を捧げる・自分を労る
〝 自分を知ることによる幸せ 〟に基づいて
〝 食べ方は生き方 〟を体感いただく Practice を 2017 ~ 定期開催してきました
Ananda 2022 変化のひとつとして、
「 Ayurveda お料理教室 」が
「 生きるほどにラクになる WS 」に生まれ変わりました。
Ananda に設けている3つのエッセンス
>> 消化力・Agni
>> 活力素・Ojas
>> 関係性・Sattva
から、
シーズナルにカスタマイズする内容とともに
Ayurveda レシピをお楽しみいただける時間です。
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今回は上記すべてにフォーカスし、
日々の私たちの健康を守っているのは
何より〝 私たち自身 〟であるよね、ということ
そして自然界の教えや原理原則は
いつまでもどこまでも普遍であることを
リマインドする内容でもありました。
・やさしさ 自分自身へのやさしさ ・正直さ 自分の内側への正直さ ・素直さ 自分とその他すべてへの素直さ ・遊び心 物事を施す姿勢、生きる態度 ・創造性 物事の見方捉え方 ・手放し 意識と変革 ・ゆるし 受容と承認 |
WS 中、上記7つのエッセンスについて、
今自分がもっとも近しいフィーリングとして湧き起こることについて
考えていきました。
アーユルヴェーダやヨガでは
身体と心とが繋がり合っていることを
その人の本来の状態であることを指し示します。
〝 ヴィクリティ 〟はアーユルヴェーダで
「 現状 ― 乱れ 」として解釈していますが、
身体と心に矛盾がある状態、ともいえます。
歓びに溢れる人生、
探求と発見に満ちた日々は
〝 なにか 〟( によって ) ではなく
〝 すでに 〟( どこにも ) あるという気づきにもなりますね。
7つの要素については
ひとつひとつが表裏一体であったり
あるいは関連づいて次へと続いていくものでもあります。
〝 手放し 〟については
今多くの場面で聞かれるワードですが、
きっと さあ手放そう!と思って
簡単に成せるものでもなく、
視座や視野や視点を変えたとき、
見え方が変わることで選択肢が芽生え、
結論として〝 手放せた 〟というだけなのでしょう。
はい手放しましょう
で一瞬にしてそれがかなうのならば
それはすでに手放す必要さえないものです。
健康状態から未病( 蓄積 )、
そして病気までを
アーユルヴェーダでは7段階にわけて捉えてみますが、
それと同等に
私たちの思考や習慣、感情のサイクルも
何かキッカケこそあれど全容的な変化や成長は
徐々に深まり展開していきます。
ともかく、消化力を整えておくこと。
または自分の消化力が乱れる事柄が何であるかを本当の意味で知り、
根源( どこからそれが生じるか )を探るのも有益な手段です。
自分を本当の意味で労わることができたとき、
人生は深みを増して広がります。
反射的、
あるいは反動的に行いを選んでいるうちは
自分を深く愛するのもきっと難しいのです。
私たちが守ろうとしているもの、
果たして本当に守るべきものが何であるか。
ただひとり ― 自分自身に
正直に向き合ってみることで、
日々些細な瞬間から自分への感謝が湧き起こります。
『 こんなつもりじゃなかったんです 』
と溢れ出たものが、この日
私たちに大切なことを知らせてくれていました。
暑ければ汗をかくのと同様に
自分の内側にある正直なところ、
自分の内側にあるやわらかいものと触れたとき、
涙はあたたかく流れ出ます。
私たち人間には
排泄( 尿 汗 涙 )という行為をとおして
身体も精神も〝 正常に 〟
心地好い状態に導く機能があるので
それを信頼して、生きていたいですね。
私自身、
幼少期から感情や思考をとおして
〝 自分 〟を存在させることは苦手なほうでした。
怒りを押し殺し、
寂しさを紛らわせて、
悲しみを隠しました。
すべての感情やそのときにある思考は
ひとつあまらず
私の人生に起きた〝 経験 〟であったのに、
それを出さず、代わりになにか
― 食事・ひと・音楽や映像 ― で
消費したつもりになって、
快楽を得たり誤魔化しを経てしのいでいました。
そのうちに
自分がなにを感じているか
なにをしようとしているか、
煮え切らないなにか勝手に自滅しては
消化不良で日々を生きていたことがあります。
アーユルヴェーダ食が
〝 解毒料理 〟とも謳われるのは、
食事そのものがそのような作用を持つというのもありますが、
〝 食事に対する自分の感情や記憶 〟から
その概念自体を洗い出し、
変化・排出 = 解毒させることにもあると感じます。
私たち人間にとっては
慣れ親しんだものこそ正義で、
新たなものを恐怖に感じる生き物です。
実態を自覚して感知したり、
いよいよ現状が破滅するその瞬間にだけ
未知なる体験を深く受容するほかなくなるので、
そういった意味で本当に
「 人それぞれ 」必要なとき、
必要なだけ必要なことは起こるのです。
今回 WS 内の講義でも、
皆さまご自身の様々な経験や
体感されたことの側面に立って
自分へ感謝を捧げること、
自分を労わることの大切さをリマインドし合いました。
そして、
今後は益々の幸せが増していくであろうことも。
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自分を労わる
アーユルヴェーダレシピ
この日調理したもの
この日は、
消化力をやさしく整えて
滋養をたっぷり補給できるレシピ
+消化促進の前菜をつくりました。
・おうちで簡単につくれるキッチャリー
・アボカドディップ
・根菜と葉物のジタブルソテー
・生姜の前菜
旬の無農薬野菜たちと、豆に米。
そこへ自家製ギーとスパイス、お塩をつかって
それぞれをシンプルに調理しました。
キッチャリーは米や豆の種類を変えたり、
野菜を入れるかどうかによってアレンジは無限です。
>> キッチャリーレシピ記事はこちら![]() |
キッチャリーは 20 分ほど、
ベジタブルソテーも 15 分あれば、
アボカドディップもすぐに完成するので
夕食時間にも取り入れやすいと思います。
消化力を整えるコツや
そもそも乱れやすい「 食べ方 」や「 食材 」
についてもガイダンスさせていただきました。
皆さま一人ひとりの体質やライフスタイルも違うなかで、
どういった視点から観察したらよいか、や
改善する第一ステップとしてはなにを、のお話を。
アーユルヴェーダを通して、
食物と身体の関係性はより深く、身近になりますし、
料理すること自体、
ポジティブに感じられるようになります。
年末年始、締めくくりと新たな始まりに
ぜひ〝 自分を労わる 〟お料理をお楽しみください。
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参加者様からのお声
自分に感謝を捧げるWS 、ずっと愉しみにしていました。 ・仕事のやりすぎで体調を崩してしまっては、元も子もないと感じました。 かおりさん、今日お会いできて本当に本当に幸せでした。 参加できてとてもよかったです。 お食事についても、これからはスパイスを自分に合わせて取り入れて、身体も心も心地良い状態に保てるようにしたいと思います。 軽井沢移転前に東京 Last ワークショップに参加できたこと至福です。 今日は、最後の WS 参加でき本当によかったです。 かおりさんに出会えたこと、本当に感謝しています。 |
この日で、この場での
お料理レクチャー含む WS が最後になりました。
皆さまからのお声と貴重な時間が
Ananda の場を今日まで創ってきてくれました。
一人ひとりが生き合う場として、
無尽蔵の歓びと探求を重ねた機会に改めて感謝申し上げます。
またいつの日か、
皆さまとご一緒できることを楽しみにしています。
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東京都内最終 WS 開催
12 / 18 (土) 13 : 00 ~ 16 : 00
>> おしんとかおりのはなし WS
〝 ひとりでも幸せ、一緒ならもっと幸せ 〟
パートナーおしん との初 WS です
アーユルヴェーダなおやつとドリンクつき
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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i