Contents & Practice
・生きるうえで必要な アグニ(消化力)を整える |
– アーユルヴェーダ由来の原則から自分の身体に合った食事を創る、食べることを習慣とする
– アグニを整えることで蓄積した未消化毒素を排出し、今後蓄積しにくい身体と心を創る
– アグニが整うことで人生で訪れる経験を消化し、人間としての自由度を増して生きる
「食べたものを体内で滋養に変換し、不要な未消化毒素があればそれを排出させる」
この働きは全体的な消化機能が担っており、アーユルヴェーダでは〝アグニ〟と称しています。
アグニは飲食物だけでなく、心に取り入れた経験や感情を処理する働きも担います。
健全なアグニがあれば、私たちは飲食物を正しく処理するだけでなく正しい飲食物を選ぶようにもなります。
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・健やかさを根付かせ、歓びを高める |
– 暮らしと食事の調和を見出し、人生での可動域を広くする
– 個人規模からの肉体的健やかさと精神的歓びを根付かせ、主体性をもった命を育む
五感が整うことで感性が研ぎ澄まされているとき、
日々訪れる経験に対し〝本来の自分〟が反応するようになります。
ドーシャ(体質)やグナ(精神)がおおよそバランスしているとき、人間としての健康が一定基準を満たすことで命そのものの代謝機能が高まります。
アーユルヴェーダの聖典チャラカサンヒタには
【アーユルヴェーダは健康人にも病人にも最上の道であり、
病因論と症候論と治療論の3原則を備えた永遠不変の神聖な学問である】と記されています。
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・女性性男性性への理解を養い、 持続的な成熟へと向かう |
– 身体的(傾向・性質・エネルギー)機能における「女性性」と「男性性」への理解を紐解く
– 動向からみる「女性性」と「男性性」を自身の中に落とし込み機能させる(仕事・家庭の繁栄)
– 「女性性」と「男性性」から「新しい命」が誕生する背景と過程を学ぶ(胎児・子どものためのアーユルヴェーダ)
交わり合う命と命。
今を生き、これから先を生きるうえで「女性性」と「男性性」の性質を正しく理解して暮らしに機能させていくことが大切です。
世界はバランスのもと成り立ち、激性と惰性という意味でもある種の均衡を保っています。
「人生を生きる」とき、アーユルヴェーダでは、良きパートナーとともに良き関係性を育み、豊かな人生を生きることを薦めています。
‥それがまた次の命へと繋がるため、「女性性」と「男性性」の見解・構築から養われる至福は大きいのです。
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人 生 を 経 験 す る – 全 関 係 性 へ の 見 方 捉 え 方 が 変 わ る – |
アーユルヴェーダと出逢い学んでいく過程で
私自身、
全関係性への見方、捉え方が変わりました。
食事を整える過程に
食べ方にも変化が現れ、
結果として
食物自体との関係性が再構築されました。
「一つ」が根本から変わることは
その他「すべて」を変えていくことを、
今日真っ直ぐな想いで感じています。
2016 年のその時まで、
私は自分にとって最善のやり方を
まったく分からないままに生きてきました。
そして
自分にとって最善のやり方、
食事 – 暮らし – 関係性を見つめ直し
向き合う過程でも
なお失敗を重ねてきました。
ただ一つ
解っていたのは、
すべてがすべて自分にとって
必要なこととして起きているということでした。
食事との関係性が変わると、
食べること自体が
シンプルに感じれるようになりました。
パートナーとの関係性が変わると、
毎日のなかで
やわらかな瞬間が多く訪れるようになりました。
仕事や社会との関係性が変わると、
自分ができることや
したいことが明確になっていきました。
すべては、
自分自身との関係性が変わったからでした。
これまでのかかわりがもたらした
すべての導きを、
ようやく自分自身のこととして
捉えられるようになりました。
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「大人になってから変化するのは難しいし大変なこと」
ヨガとアーユルヴェーダの匠マイラは
そう云いましたが、
それを支え、導き、飛躍させるのもまた
アーユルヴェーダやヨガであることを
彼女は伝えてくれたのでした。
今後もそのことについて感じ、
学びながら、
私は生きていくと思います。
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Ananda は
「内からの歓喜が呼び起こされる場」であり、
「生きるほどにラクになる」ための
お料理教室、基礎講座、WS、
オンライン版コンテンツ等をお届けしていきます。
古代から伝えられる普遍的な知恵が
今日、現代社会を生きる私たちをも輝かせますよう。
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