一番の治癒法は「自分自身」

ヨガやアーユルヴェーダと出逢って以来、
私は 私と過ごし
自分に寄り添い近づくことが
以前より遥かに安易になったことを感じています

日々の安眠と快眠はもちろん、
快便とその品質向上(大事な事です)、
心の直接的体験の受容感とクリアな思考..

そのようにして今まさに、
命の基礎が一から組み直され
本来あるべき状態へと向かって新たに形成を進めているような感覚でいます

すると毎日が、ただ真新しい。!

アーユルヴェーダの原理は自然由来の医学であるから、「人間であればどこからでも取り入れられるもの」と匠は教えてくれました

そして「自分自身が一番の治癒法です」と続けたのです

私の匠は過去、幼い頃から不治であろうといわれた病を患い、大きな手術を何度も経験したそうです
そこまでしたというのに結局は完治しないまま、“思うようにいかない”不自由な中 日々を過ごし、その後 大人になってからはまた別の難病にかかってしまいました(リウマチという病気でした)
激痛に襲われ、それに耐える日々を過ごしていたといいます

あらゆる治療を試みるも症状は完治に至らず、ヨガとアーユルヴェーダに出会い、そこから真摯な実践の積み重ねによって匠はそれを徐々に緩和、改善、完治させていきました

今 匠は 60歳を超えていますが、これまでの人生で今が一番健康で幸せだと話していました

彼女は今、生まれつきの病気も、後に発症したリウマチも完全に克服しています

匠がその経験から得た教訓はただ一つ、
「必要だったのは自分の考え方を変えるだけだった」と云いました


自分自身が一番の治癒法になる

匠の体験談のほかにも、アーユルヴェーダの治癒法では “もう無理です”と云われた数々の症状も完治に至らせたという話があります

その代わり、アーユルヴェーダドクターは本人へこのように確認するのだそうです
「これまでの治療とは大きく違います、あなたの信仰心、それと態度を変える努力が必要です、それでもやりますか?」と

・・・

私たちの体は“部分”ではなく 全体に渡って細部にまで神経系が巡り、細胞同士が繋がり合っています

故、 一部の除去によってそれが根本から治るとは限らないのですね

ガンが次から次へと転移し完治が難しいといわれのるも、そういったことの現れだと思います

“考えが体を創る”

そういう意味も含めて、「自分自身が一番の治癒法」であることを受け入れることが肝心なのだとアーユルヴェーダは云います

仮に、不調や病気の初段階で一時的な解決法に頼ることが習慣化すると、自分の体のもつ本来の治癒力にアクセスする機会を失います
(背中の手術はさらなる手術を呼ぶ、ともいわれているそうです)

私個人は医学的な知識も見解もなくこのようなお話をしていますが、アーユルヴェーダシェフの観点から見るだけでもこのことは安易に理解できます
(アーユルヴェーダの原理を知るということはそういうことなのかもしれません)

それに、“病は気から”という言葉も誰もが知っていることですよね


「ディナチャリヤ」というシンプルなやり方

毎日 お金と時間をかけずとも、
長期的に継続する唯一の手段として “自分自身が一番の治癒法”になりましょう

不調や病のサインは、
“きちんと今の自分のいるところを認識し、意識的な選択を始める合図である”とアーユルヴェーダはいいます

自分自身が一番の治癒法となってできる一番簡単でシンプルなミッションは「ディナチャリヤ」です

ディナチャリヤは、アーユルヴェーダが推薦する“理想の1日の過ごし方”のことです

ディナチャリヤは自然の法則に沿って一日を過ごす過程で体の治癒力を無理なく高めるので、もっともこの世の理にかなった普遍的なプロセスといえます

私は、特にここ数年は日常において「ディナチャリヤ」を十分に実践できるスペースと時間を見つけると とても気分がウキウキします

自分の体と向き合い、必要なことを必要なだけ行い、意識的に活動と休息とを実践します
数日間だけであってもそのように過ごすことで五感が再生され、心身ともに深部から研ぎ澄まされるような感覚があります

例え完璧でなくとも、ディナチャリヤの実践を数日間~毎日続けることは価値があることだと思います

自分の健やかさを育みたいというすべての人に「ディナチャリヤ」の実践をおすすめします

人生の“大切なこと”を優先したい人ほど、この実践が日々の活力の糧になるはずです

>>ディナチャリヤの概要を詳しく書いている記事はこちらです

自分自身が治癒法となって、一日一日を“完了”させる

ここまでは急にはできないな・・・という場合にでも、以下の事柄をお休みの前日だけでも是が非でも取り入れてみてください

1. 朝 6 時前に起床、窓を開けて外の空気を吸う
2. 舌・歯磨き、白湯を飲む
3. 沐浴 or シャワーを浴びる
4. ヨガアサナ、メディテーションを 5 – 40分 (できる時間内で)
5. 7 – 8 時の間に軽い朝食を済ます
6. 食後は 100歩程度歩く
7. 11 – 13 時の間に1日のメインの食事を摂る
8. どれだけ忙しくても 15 – 16 時には頭のスイッチをオフにする or ゆるめる
9. 17 – 18 時に入浴し、夕食の支度を始める (できるだけ夕方~夜遅くなる前には帰る)
10. 18 – 20 時までに夕食を終える (早ければ早いほど〇)
11. 軽い散歩、座談、瞑想、ストレッチ、マッサージ等 静かに過ごし 21 – 23 時には就寝

体は機械でなく生身のものです
大切に扱えば扱うほど、翌朝にスッキリと“目覚め”ることができます

5 月より開講されるアーユルヴェーダ ホリスティック基礎においても、アーユルヴェーダの原理を日常にいかにして取り入れ自分の治癒力を高めていくかについてのカリキュラムを組んでいます

今後の人生で、変わることがない“日々”にご自分なりのアーユルヴェーダライフをぜひ築いていってください


>> 毎日の生きる力を支える “ 消 化 力 ”
>> 知らず知らずのうちに蓄積される体内毒素


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いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
kaori

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