毎日を消化する

やることがある幸せ
やることがない幸せ

どちらもあるからこそ
そのどちらも感じられる自分でありましょう

これができるようになると
毎日のなかで自分を生きることが日に日にラクになっていきます

私たちはつい、
何もしなくて良いときでも 何かをしたり
それを成すべき時にそうでないことにフォーカスして
結果充分な力を注げないことがあります。


毎日を消化する力

「生きる力」=アグニ

アグニは、消化の火として
毎日の食事や
日常での出来事を経験する力として
誰もが持っているものですが、

アグニが充分でないと
体は生きる力が乏しくなり、精神も散漫になります

サインは場合によってぞれぞれで
・疲れがとれない
・集中力が持たない
・過去と未来とに頭と体が持っていかれる
・一日の終わりに気持ちよく眠れない
・何かをしていないと落ち着かない

‥などが挙げられます

充分なアグニを育てておくことが
習慣化すると、
行動 – 考え – 感情に「メリハリ」が芽生え、

対処すべきこと
委ねたほうが良いこと

これらの識別がうまく機能するようになります

すると、必然的に
想いと行動が一致して
行動に対し感情がこぼれることや、

反対に
感情に対し行動が追いつかない、

などといった消化不良が生じにくくなります


それでもなんだか、
モヤっとしたものが残る。

人間ですからありますね、

そのような時には
「そのことに意識を取られすぎないこと」
が肝心で、

また淡々と日常での行いをシンプルにして
一旦は「今」に戻って生きることです

ヨガやアーユルヴェーダでは
感情や印象が自分のなかに長く残っていると
それは執着を生み、真我と分離するといいます

また、アーユルヴェーダでは
「体の声には忠実に従い、心の声には背を向けろ」
といった教えもあります

ムリに背を向けて忘れようとする必要はないけど、
一定の距離を保って外界と関わり、
そのなかで自分なりの解釈と経験をもって
それらを味わうという「バランス」が大切だということです

何かに強烈に引っ張られるとしたら、
実際自分自身に
それだけの「溝」があったということの現れでもあり、

その溝にまんまと「対象」が入ってきたことで
強い印象から逃れられない、ということがあります

体と精神がグラウディングしている
= 日々のアグニが安定して機能していると
そのような大きな「溝」は埋まっていき、
バランスのとれた状態が普通になるため

どんどん「モヤっとしたものが残る」ことが
なくなっていきます


対処すべきは
「それ」よりも「土台」

モヤっと残ったそれをどうにかするより、

残ったそれらを変換・処理をする元手、
「消化力」を整えることにフォーカスした方が
長期的に良い結果をもたらします

体と精神の土台が脆ければ
「モヤっと」したものは
芽生え続けるし蓄積します

私たちの人生において苦難はつきものですが、
それが現実的なものか
幻想的なものであるかは認識が必要な部分です

初めのうちはこの区別が難しいかもしれません

感情 – 脳にそのサイクルが固執していると
それは見えにくいです

だからこそ、2 – 3 日かけて
アグニを整えることを中心に暮らしを営みます

消化を妨げること = 五感を鈍くしますから
それらの代わりにアグニが歓ぶことを取り入れることが必要です

・食べ過ぎる → 適量を食べる
・しゃべりすぎる → 少し黙る
・アルコール、カフェイン、精製砂糖、新鮮でない加工食品 → ほどほどに
・夜更かしする、寝坊する → 早寝早起きする など


今 自分のしていることにだけ
意識を向ける

ヨガやアーユルヴェーダの教えを
日常で反映させていくと、

ヨガは「瞑想」
アーユルヴェーダは「アグニ」
が、
その土台だとわかります

瞑想とは
その場 – その瞬間 – に意識が真っ直ぐ向いていること
広い空間のなかで一点に、
& 一点を向きながらにして全体に意識 – 注意が払われている状態です

この時、アグニが乱れている
= 消化力が弱く免疫が充分でないと瞑想は混乱を招きます

心身が乱れ – 鈍くなった状態での瞑想はなかなか難しいのです

場合によっては
その状況下で瞑想をしたことで
散漫さが助長して全く瞑想ができず、
瞑想やヨガを苦手だと感じるようになるでしょう

しかし、これらも自分自身への意識の向け方で
継続できれば好転していきます

瞑想をすると食欲が安定し、
アグニが整うと瞑想がしやすくなるのです

すると – 双方は
“ 毎日を消化する” ための原理原則
といえます


順番通りにやり通す

毎日を消化できていないと感じるときに
ひとつお薦めしたいのは

毎朝やることリストを決めて
それ通りにやり通す

ということです

リストは多い必要はないです
自分にやさしく、現実的な目で見守りリストをつくってください

・今日中にやっておきたいこと
・今日やりたいと感じること
それぞれ 2 つずつあれば十分です

決めたら、あとはそれをやるだけです

体と心が力を合わせる機会を作ります

そうすれば、
一日を完了(消化)させることは本当にあっという間です


「何か」しようと思ったら
「何も」しない

上記で決めたことのほかには
「何もしない」という決意をもつことも重要です

無駄に、明確でないのに
何かをするとヴァータが上がって散漫さ、
集中力の欠如が助長します

* 明確な理由がないまま携帯を開く
* 明確な理由がないままTVをつける
* 明確な理由がないまま話し始める

そんなシーンでは
いったん手を休めて 目を瞑ってみて、
自分が本当に大事にしたいことについて
思い浮かべて それをぎゅっと抱きしめて、
そうでない他のこと(モヤっとしたもの)が
思い浮かんだらそれを捨てていく ・・・

こうした繰り返しによって、
また次の “ すること ” への活力が生まれます

意識的に、開放的に。

今を生きて、また次も生きる。

今日を消化して、また明日に存在しましょう。

>> 今日から始める「アグニを整える」こと


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01.【 アーユルヴェーダな暮らしって何? 】~アーユルヴェーダと出逢ってまず初めにしたこと~
02.【 不要な執着を緩和させる地道な過程 】~古い習慣に呼び戻されそうになったとき~
03.【 体と心が真に求める場を知り続ける 】~肌質と排泄が整い、基礎体温が上がった~
04.【 アーユルヴェーダレシピが本当に役立つとき 】~本当の自分らしさを模る食事と暮らし~
05.【 アーユルヴェーダが教えてくれること 】~満たされた命が関係と環境と人生を創る~

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「食事」「ライフスタイル」「感情」「関係」「人生」‥にまつわる話になります。

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