【アーユルヴェーダの洗眼&アイライナー】

 

アーユルヴェーダは
備えられた器官は日頃から正しく扱うようにといいます

耳、目、鼻、口(舌)など器官は様々ありますがそれらを適切に扱い、過度に使いすぎないことが私たちの心地よさにとって大切なのです



健康な瞳

アーユルヴェーダでは健康 = 病気がないこと、ではありません

「健康状態」の定義として
その条件に「瞳と肌とマインドの輝き」が挙げられています

瞳には
外界を司る働き内にある本質を見る役割との両方があります

が私たちは今、
日頃から “ 外界にある見えやすいもの ” を見すぎる傾向にあります

・宣伝広告やTVの過剰視聴
・長時間のPC、携帯電話、ゲームの使用

 …など

これらは瞳をムリに使いすぎる一例です

健康な瞳とは
眼球を支える筋肉が硬直しすぎていないこと、
角膜が正常な働きをしている状態をいいます

また物事をありのままに捉え、
そこから関連する物事を見通し感じ取れる瞳の力が本来の健康な状態です



アーユルヴェーダ流

強く美しい瞳を守る方法

日頃からスパイスやハーブなどを食事にも積極的に取り入れるアーユルヴェーダですが、勿論、瞳も肉体の一部であるのでその処方としてハーブが用いられます。

瞳 = 目はピッタの司る器官ですから、乱れが生じると炎症を引き起こします。

充血、乱視、視力低下、ドライアイなどがその症状です。

よって強く美しい瞳を守るには炎症を和らげつつ、その炎を適切に保つことが大切になります。

上記のような症状を緩和・改善させるのが
「トリファラ」というアーユルヴェーダでもとてもポピュラーなハーブです。

トリファラは炎症を鎮めて神経系を和らげる作用があります。
消化機能や免疫系を守るためにも重宝されるハーブだそうで、
どうもインドでは
「母親がいない?トリファラがあれば大丈夫だよ」
という言葉があるほどだそう。

トリファラは 3 種のハーブが融合されているそうです。
トリ = 3つの、ファラ。


– トリファラの効能 –

・目の充血、ドライアイに
・歯槽膿漏の軽減、改善に
・目のアレルギー症状の軽減、改善に
・花粉症による目のかゆみ、イガイガに
・便通の改善に

アーユルヴェーダ医学で使われるトリファラの西洋医学的な治療的使用の検証

食欲増進、過酸分泌の抑制、抗酸化作用、
抗炎症作用、免疫調節、抗菌、

抗突然変異、血糖を下げる、
抗悪性腫瘍(ガンの予防)などの他に、

放射線防護効果、
および虫歯予防に有用であることがわかっている。

トリファラのポリフェノールは、
ヒトの腸内微生物を調節し、

それにより有益なビフィズス菌と
乳酸菌の増殖を促進する一方で、

大腸菌などの望ましくない腸内微生物の増殖を抑制する。

トリファラの生物活性は、
消化微生物叢によって誘発され、様々な抗炎症化合物を生成する。

私は最近、PC 作業をしている日には午後になって目の疲れやしみる感覚があって夕方以降その疲れに滅入ることが増えたので、何とかならないかと目のマッサージやホットタオルを定期的にしていました。

そういえば、トリファラも目にいいんだったよな…
と思い出しトリファラパウダーを購入し洗眼をすることにしました。

パートナーも花粉症緩和 & 予防にと毎朝洗眼しています。

(そのシーズン以降、例年と比べてかなり花粉症による目の痒みが落ち着いたとのこと:後日追記)

そしてトリファラについて調べていくうち、「カジャル」もアーユルヴェーダでは目の保護に効能があるということで、私用でそれもあわせて用意しました。

「目を洗った後は、カジャル(もしくはコフル)として知られる天然100%アーユルヴェーダの黒いアイライナーを使うとよい。
“カジャルは、光の反射を抑え、視界をシャープにし、まつげを濃くして伸びを早める”とハリギータム医師は説明する。」

(カジャㇽの効能、素敵ですよね!)

毎朝晩のトリファラ洗眼とあわせて、
朝はカジャルを目の際にひき目の保護ケアを始めました。

– カジャルのこと –

カジャルもアーユルヴェーダでは有名なツールだそうで、生まれたばかりの赤ちゃんの目の保護(魔除けにも)のためにそれを塗ったり、インドの人々が目の周りを黒くくっきりと囲っているアレも実はたんなるお化粧ではなくて「目を守るため」にしているんだそうです。

カジャルは、主にハーブなどを燃やした煤(スス)にギーやひまし油(ココナッツオイル、アーモンドオイルを使うものも)なんかを混ぜて固形化させ作られているようです。

伝統的な作り方では主にギーだけを使い灰にしたもので、「ネトランジャン」というのは、メギ科の植物の根っこ(目を炎症から守る効能がある)を粉にして、ギーをそこへ混ぜて灰を取るやり方をするそうです。

カジャルは様々な作り方があるようですが、
原材料から見てもカジャルが目のための優れたお薬ということがわかります。

トリファラ洗眼のやり方

話は戻りますが、トリファラ洗眼のやり方について。
とても簡単ですがご紹介します。

前夜に小さじ 1 くらいのトリファラパウダーをコップに入れて、お湯をコップの半分ほど注ぎ入れて常温または冷暗所に置いておきます

朝、それを使って目を洗います
( アイボンのカップが余っていればそれを、なければ何か小さなキャップや小皿などで )

・左右 ~ 上下に眼球を動かして目玉の全体を洗浄する感覚で
・片目を洗ったら使った液は捨てて、新たな液でもう片目も洗う

洗眼後は強い光や電子機器からの光を見ないようにし、20 – 30 分ほどはリラックスして過ごすと良いです

余ったトリファラ液は胃腸の洗浄になるのでそのまま飲んでも〇

洗眼後は、視界がスーッとクリアになるのを実感できます
眼球の力みがほぐれている感じです

私の周りでもこれまでトリファラ洗眼によって症状が良くなったという体験談は時々聞いていて、慢性化していた歯槽膿漏が改善されたり、目を痒がってアレルギーを起こしていた愛犬に使用したところ 5 日ほどですっかり良くなったのだそうです。

シャタバリ然り、アーユルヴェーダハーブのもつ天然効能は凄いですね。


カジャルのタイプと使用感

カジャルの質感はやわらかいクレヨンのような感じです。

今回購入したのはペンシルの形状ですのでこのまま目の粘膜にひいていく感じですが、売られているものの多くを見るとカジャルがペースト状で小さなビンのような容器に入れられていて、それを筆かまたは指でそのままとって使用するものも多く見受けられました。

ペンシルタイプになったこれの方がまずはひきやすいかな…というイメージと、調べたところビンに入れられたものの方がやわらかくメイク後に崩れるのも早そうな印象があったため今回はペンシルタイプの方を選んでみました。

3色カラーで 1 セットになったこちら、私はブラック以外の2色を常用しています。

はじめにブラックを使用したところ、上下にひいたらとてもきつい印象になり少々浮く感じがしたので(笑)ほかの2色を使ってみたらその方がなじみが良いので今はこちらに落ち着いています

上はブラウン、下はベージュを使用しさっとひくとこんな印象

しっかり目にひくとこんな感じです
通常のアイライナーよりはにじみやすいですが、それはそれでまぁいいか、という感じです。

カジャルは、
白髪が目立つ所に、
綿棒かティシュでサッと塗ります。 
その後、余分についてしまったか
ジャルを優しくふき取ります。 
お出かけする前なんかいいですね。
シャンプーをすると取れます。
後、ヘナで思うように
色が出なかった人にもお勧めです。 
カジャルは、髪の健康にも
いいオイルが入っていますので、
髪のトリートメント効果もあります。

また、魔よけにも使われています。
赤ちゃんのほっぺやおでこに
黒い点がついてるのを見たことがありませんか?
この場合のカジャルは魔よけのためで、
よく外出するときにつけます。
小さい、赤ちゃんは、
抵抗力がまだ弱いため、
このカジャルが守ってくれるわけです。
こんなに自然のカジャル、
使い方いろいろで、
インドの人に愛されているわけがわかります。

参考文献:カジャルの効果・効能と使い方



3週間使用してみて

トリファラ+カジャルの組み合わせを継続していて感じることは‥
・トリファラ液での洗眼、すごく気持ちいい!
・眼球の疲れ、おでこ部分に感じる重さがだいぶなくなった
・午後~夕方になっても目が沁みることが一切なくなった
・目の疲れを感じることがだいぶなくなった

夕方になって目を見ても以前ほどの充血がほとんどなく、白目が一日を通して安定し綺麗になった気がします。

洗眼時、液がもれて顔周りに垂れるのが化粧水代わりになって肌になじんでいるせいか心なしか肌艶もよくなったような気がします。

今後も継続していきたいと思います。

パートナーも毎年花粉症による目のかゆみがひどいので、今年はこれで幾分ラクに乗り切れるといいです。

(トリファラパウダーもカジャルもi Herbさんで購入しました



いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule認定アーユルヴェーダシェフ
kaori

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