アーユルヴェーダの食事学で身体を整える

食べものは薬であり、
食べるものがあなた自身である

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食べたものが身体にとって滋養になるには、
「正しい食べもの」たけではなく「適切な調理法」とそれを食べる人の姿勢、食べ方も大切です。

アーユルヴェーダでは、それについてのバランスの見出し方、自分自身への与え方についてを導いてくれます。


自分に合う食事の重要性

「なにを食べようか?」と食べ物について考える前に、
まずは「食べる自分の体」について考えることが大切です。

お腹は空いている?食欲はある?
体は冷えている?外の天候はどう?

食べ物を選ぶときの大切な基準ですが、
自分自身が冷えているのに「冷たい物が食べたい」となった場合、最善の選択ではないことが分かります。

特に慢性的な冷えを感じている人では特に、冷たい飲食物は一切控えるのが無難です。

また体内に炎症がある人では、「熱いもの、辛いものが食べたい」というのも良くない選択です。

アーユルヴェーダの教えに
「似たものが似たものを引き寄せ相反するものがバランスをもたらす」とあるように、私たちは自分自身の状態と相応のモノを求める傾向にありますが、乱れがあるときそれは最善の選択ではないということ。

自分の体に見合う食事の創造、選択は重要です。



消化力(アグニ)を整える

消化力は生きるための力です。

たいていの場合、消化力を妨げるのは、食べすぎ、間食、食べなさすぎ、不規則な食事リズム、低品質の食物などです。

アーユルヴェーダでは消化する力をアグニといい、
アグニが健康をそのままに司り、アグニの不調で病気に、アグニが尽きることで人は死にゆくと考えます。

現代で表すならば、「代謝能力」や「免疫」と捉えられます。

アグニを整えるためには、自分の体質に見合う食事を摂ることのほか
・適切な量を食べる
・適切なタイミングで食べる
・適切な姿勢で食べる
・適切な心で食べる
などがあります。

よく咀嚼することも大事で、健康的な食事内容であっても焦って食べてよく噛まないでいたら、それが未消化の原因になります。

適切な食事タイミングとは、
・朝、昼、夕の食事間隔が一定であること(前の食事が完全に消化されてから食べる)
・朝は 7  -8 時、昼 11 : 30 – 13 : 00、夕 16 : 00 – 18 : 00 頃です
・就寝前 3 時間は食事が消化しきるための時間に充てます


バランスを築く
献立の黄金比

食事の内容ですが、アーユルヴェーダでは人の身体が順調に稼働 = 循環するために「体に成る食物」「体を浄化する食物」を6:4で構成するのを薦めています。
重さのある食物を半分以上、軽い食物をそれ以下、ということになり、このバランスが食後の感覚としても丁度よく、神経系が落ち着くのと不要な老廃物を排出するのに適しています。

例:
お米・芋・カボチャ類 6割
豆・肉魚・緑野菜 4割

こうすることで身体が重くなりすぎることも軽くなりすぎることもありません。

オーグメンティングとエクストラクティブのこと


滋養に成る食物4

健康を支えるのは、力のある = 命のある食物です。

アーユルヴェーダでは、フレッシュな、旬の食物を常食するのを薦めています。
これが身体の純質さも増し、心にも活力を与えます。

加工されていない新鮮な野菜や米、豆類を食べることが最も消化にも良く、滋養を生成します。
・夏には夏野菜、冬には冬の野菜を
・茹でられた缶詰の豆よりも乾燥豆を自分で煮る

上記が基本となり、「サットヴァ」的な食物たちです。

その他、「ラジャス」は刺激性、「タマス」は鮮度の落ちた食材です。
ラジャスの食材は辛味が強かったり熱のあるもの。食べて体や心が興奮状態になる食物です。
ニンニクや玉ねぎはラジャス的で、玉ねぎは特によく煮詰めれば甘さが出てきますが生だと辛味がありラジャスを増やします。

 

体の示すサインに心を配り、食事を通して身体 – 命を維持して生きる。

自然由来のアーユルヴェーダの教えは自身のバランスの築き方を知らせてくれます。


アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i

 

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