アーユルヴェーダの基礎理念を一から紐解くAyurvrda Holistic 基礎講座。
先週、第四期の皆様とともに『最終章』が行われました。
〝アーユルヴェーダとは何か?〟で始まった第一章からいよいよ最終章。
締めくくりとなった今回はアーユルヴェーダの説く〝人生における 4 つの目的〟について。
そして家族のためのアーユルヴェーダレシピを実践いただきました。
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Ayurveda Holisitc 基礎講座 / 第四期
最終章 レポート記事
まず第一章から順にテーマを振り返ると、・・・
1〝アーユルヴェーダの概念・原理原則・捉え方〟
2〝アーユルヴェーダから見る、自分の心身の状態〟
3〝さらに心身を理解してバランスを整える術〟
4 〝日常的に、自宅スペースでそれを継続するには〟
でした。
今回、調理編では〝家族のためのアーユルヴェーダ〟として、アーユルヴェーダのメソッドを軸とした家族みんなに嬉しいレシピの応用編。オムライスやピザなどのアーユルヴェーダ流アレンジレシピを実践しました。
講義編は〝アーユルヴェーダの実践が照らす唯一無二の命〟をテーマにアーユルヴェーダの説く人生における 4 つの目的を学んでいきました。
Day 5 調理編 / 家族のためのアーユルヴェーダ – アレンジメニュー 講義編 / 人生の 4 つの目的 |
調理 Menu
・アーユルヴェーダ流とろぉりオムライス
・アーユルヴェーダ流ベジタブルファラフェル
・タヒニソース
・アーユルヴェーダ流チャパティとバジルペストのピザ
・アーユルヴェーダ流とろぉりオムライス オムライスレシピのアレンジは、まずご飯を簡易キッチャリーとして炊いて、卵は消化しやすいよう焼くレシピでオムライスを作りました。 |
・アーユルヴェーダ流ベジタブルファラフェル 豆をベースにエクストラクティブ野菜やハーブをたっぷり使った、サクッとふわふわなファラフェルができました。以前は全粒粉でつなぎを使ったこともありましたが、米粉にすることで軽さが出て全体的なバランスとしても丁度良くなりましたね。 付け合わせのタヒニソースは、100%有機のタヒニにヨーグルトとメープル、柚子等をあわせたものを。 |
・アーユルヴェーダ流チャパティとバジルペストのピザ ピザは、ピザ生地がオーグメンティング・トッピングやペーストがエクストラクティブ食材を主とするので、実はとてもバランスのとれた食事になります。 |
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【 アーユルヴェーダの実践が照らす唯一無二の命 】
アーユルヴェーダが説く【 人生の 4 つの目的 】= 【 健康と幸福の理念を個々の人生へ置き換えた時、どのように考え取り組むと良いか 】を紐解きました。
アーユルヴェーダを学び得られる歓びは、自分が自分らしく生きられることにあります。
健やかさと幸福感は双方に深まっていき、日常での様々な経験を直接的に体感し生きられるようになります。
【 人生における 4 つの目的 】は、私たち一人ひとりの個性を照らし出し、唯一無二の存在であることを再認識させてくれます。
‥私たちがアーユルヴェーダに惹かれるワケ、その本質的な答えがここにあるような気がします。
<最終章でのトピックス>
>> 自分らしく人生を歩むために
>> 平安・自由・歓びのためのレシピ
>> 仕事との向き合い方・ドーシャごとの適職
>> 人生における 4 つの目的
日常のどのようなシーンであっても役立てられる知恵をアーユルヴェーダは網羅しています。些細な意識や実践の継続から育まれる大切な〝命〟は、次第に本来の形を取り戻すように思います。
このとき私たちは人生で成し得たい 4 つのことについても、同時に経験していることでしょう。
毎日の過ごし方は人生の形そのものを作っていて、すべての瞬間に命が存在しています。
何を食べるか、どう食べるか、
誰と、どこで、どう過ごすか、・・・
アーユルヴェーダは全てにおいてゴールを提唱しているのではなく全過程から織り成す恩恵自体を指し示しています。
日々当たり前にこなしている事柄 >> 何かしらに繋がる >> 真の意味で身体と心が充分に満ち足りる >> 得てきたすべてを今度は貢献できるようにと執着を剥いだ様で朗らかに・・・と年を重ねるごとにそう生きていくのでしょう。
4 つの目的のうち【モクシャ(解脱)】はまだまだ妄想の領域ではありますが、3 つの事柄(義務)(富利)(歓び)を日常の柱として迎え入れて過ごすことで部分的なモクシャにも出逢えるように思います。
受講者皆様がそれぞれに人生経験が豊富であるために、今回のテーマは(いつもですが)冒頭から、深まり、壮大に展開していきました。
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■ プラクティスを経て / 受講者様のフィーリングより
・信念を持とう!とよく言われるし、自分も思うが、「信念は日々鍛える」(自信に繋がる)という言葉を聞いて、本当にそうだな…と実感した。 ・「愛する」ということは簡単なことではなく、まず自分を知って自分を愛し自分がケアできて良い状態でないと自分以外は愛せない。 ・自分を楽しむ、自分を生きることが少しずつできるようになり、心地良い時間が増えたように思う。 ・食事は色んな味、香りとそれぞれある食材だったが、出来上がりは調和していて優しく、とても満足感のあるものだった。見た目も華やかで目でも楽しい食事だった。 ・人生における目的、どう生きていきたいか、考えた日だった。 ・自分にエネルギーを使いすぎていて(マイナスな)周りや自分に良いエネルギーを使えていないなぁと感じる。 ・信念を持って日々を過ごすことで、毎日がシンプルになる→余計なことに時間をかける余地はなくなる(自分に自信を持つ) ・その行動はどんな動機からくるのかを行動の前に考えることが大切 ・今日の調理はレシピがなく、自分で考えながらだったので、応用の大切さが体感できた。 ・Your Confort Zone ただ心地良いだけの中に生きる喜びはない。 ・ダルマなしに次はない! ・自分の満たし方を知った。 ・日々の朝~夕までの日常が特別なできごととなる。大きな刺激はいらない。 ・日々がエンターテインメント。 食べ応えのある内容で満足でした。 ・料理するうえで、油を使い分けることで重さ、軽さの変化もある事も理解できました。 ・動機を考えることで行動を観察して、なぜか?どうしてか?を考えることが大切なので、一旦考えて行動したいです。 ・自分らしい人生について、自分にムリをせず自分の心と体に向き合う事が大切だと思う。 ・自分で人生の選択をしていること ・食事美味しかったです。 ・〝低次の知性に休息を〟深く学べました。 ・冬の養成、冬は健康を蓄える時期。消化力も高まる。アグニをケアすることで春を元気に。 ・行動の前に動機を見つめる。サットヴァ or ラジャス ・正しさを求めてアーユルヴェーダを実践するのではない、自分が必要だと思ったことを続ける。 ・オムライスとファラフェル以外にも、家族が喜ぶメニューを増やしたい。 ・〝 8割は変化を望まない〟 ・自分のことを考えたうえで何が必要か考える ・向き合うものが見えているのに気づかないフリをして別の手軽な安全・安心なものを選んでいないか。 ・自分のことを自分で経験する。 ・オーソドックス(標準的)なものに寄せて同意することが本当に自分の欲していることか、自分が選ぶ事柄か、を考えて過ごしたい。 ・埋められないもの、とは。 ・グラウンディング…何が足りていて、何を求めているか。習慣が自分を変える。 ・ドーシャの特性を知り、乱れにいち早く気づいて、そして整える。 |
・*Ayurveda Holistic 基礎講座・受講者様から寄せられた全フィードバックをご覧いただけます。
・クリスマスツリーに、といただいた素敵な沖縄スズメウリ☆彡
花言葉は〝いたずら好き〟だそうな ; )
毎回のプラクティスでここに存在して真摯にアーユルヴェーダを学ばれる皆さまのエネルギーに心から感謝しています。
‥ ここでアーユルヴェーダの〝基礎〟としての学びはひと段落し幕を閉じますが(次回は修了式♪)、今後も人生の展開は続いていきますので、益々の愉しみを胸に、生きていけますように。
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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i