【 Ayurveda Holistic 基礎講座 】健やかな心身は日々の暮らしからつくられる

アーユルヴェーダの基礎理念を一から紐解くプラクティス
Ayurveda Holistic 基礎講座 第五期の三章が 3 / 17 (水) に行われました。

とても晴れやかな空に恵まれて、
初日から 3 週間経過し〝 寒かったのにすっかりあったかい~ 〟と季節の移ろいを感じましたね。

今回も皆さまからいただいた素敵なお写真をふんだんに使ってレポート記事を書きます。



Ayurveda Holisitc 基礎講座 / 第五期
第三章 レポート記事

D a y 3

調 理 編 /
癒しをもたらすアーユルヴェーダレシピ
– 夕 食 メ ニ ュ ー –

講 義 編 /
健やかな心身は日々の暮らしから

アーユルヴェーダを学ぶときにとても大切なのは、その「根源」を見ることです。
体を知るときには、まず自然界にある要素とその働きについてを理解していきます。
「何」が「どう」そこに「在って」「展開」するかが直に感じられたとき、初めてあらゆることへの感受性や明晰さが拓かれていきます。

第一章二章とで「根源」のさらに核となる部分を紐解いていきました。
第三章では、それらをもとに「暮らしのなかで」営むこと、気づくことを学んでいきました。

食事もまったくそのとおりで、私たちは朝自分のベッドで目覚めたら何かしらの活動をし始めますが、その後 1 日を終えるときにはまた自宅に戻り、1 日のエネルギーを修復すべく〝癒し〟をもたらす食事を摂ります。
消化力が最もゆるやかに落ちていくこの時間帯に、何を、どう食べると、良い睡眠を誘い、また次の日を始められるか。_この部分を調理編内で実践していきました。

調理 MENU

ヴェジタブルキッチャリー
アボカドハーブディップ
キュウリとエクストラクティブのチャツネ
おやすみ前のホットミルク
ギーづくり
アーユルヴェーダ流ジンジャーシロップづくり

夕ご飯では、活動を終えて休息へ入る身体にとってやさしく軽めの食事レシピを心掛けます。
身体は 1 日のなかで多くのエネルギーを器官と精神と肉体とで経験しています。18 時以降はアグニが小さくなる時間帯でもあり、22 時以降はピッタが内臓のすべてを修復するタイミングに入るため、ここでは〝癒しをもたらす〟ことが大切なのです。

グルヴァディ・グナの重要性
アーユルヴェーダの構成要素(五大元素)の理論と通ずる「グルヴァディ・グナ」が言っているのは、たとえ食材が同じであったとしてもその調理法や野菜の形状によって消化の進み具合と結果が変わるということ。
調理編テキスト内にも記されている 20 のグナと 10 の組み合わせ・それに付随した各調理法は、日常の中で創造性をもっと発揮していきながら食事本来の楽しみを彷彿とさせるものです。

受講者様からもこれらのエッセンスについて視野が広がった、ワクワクが増えたといったお声が聞かれました。

>> 調理内容の補足は
過去レポート記事も参考にしてください



【 健やかな心身は日々の暮らしから 】

講義編・3 日目のテーマは「健やかな心身は日々の暮らしから」ということで、第一章と二章とを繋げながらもさらにその〝可能性〟についてを学んでいきました。

講義 概要

アーマ(未消化物)<< 前回からの続き
毎日の食事献立 / 食材リスト・食事構成・調理法
女性性と男性性 / 性質の理解・PMSと生理痛緩和
生命力の生成と維持 / オージャス生成と発展 >> 次回に続く

新しいものを取り入れるときには古いものを手放し
古いものを手放すときには新しいものを取り入れる

双方のバランスの大切さや、過程にアプローチするお話をしました。

第一章二章と続けて学び日常に持ち帰ることで着実に皆さま一人ひとりが暮らしのなかでの調和を見出し、自分の小さな願望をひとつずつ承認して実行している様子が伝わりました。

初日からすると、ずいぶんとお顔色や言動にも軽さが現れているんです。

人は必ず変われるといいますが、
それは変わるようであり本質に戻るようなこと。

健康と幸福をかなえるアーユルヴェーダによって大切なことがさらに色濃く理解できたり、不要なことを手放す段階に進んで準備が整っていく・・・そんなフィーリングで第三章は幕を閉じました。

第四章もどうぞよろしくお願いいたします。



プラクティスを経て / 受講者様のフィーリングより

初日から 3 週間経っての振り返り。今目の前にあることを大切に。淡々とやる。
1 分 1 秒が長く感じて 1 日が長く感じるようになった。「 1 日 1 日に存在する 」


☆ 今に意識を集中すればうまくいく
心配も要らない、期待も要らない


ドーシャのバランスが整えば何でもできる
深いところを掘り下げて掘り下げて自分を見つめる


オーグメンティング食材の中にある海藻類がエクストラクティブ食材だと思っていた、がオーグメンティング食材である意味が分かった。


グルヴァディ・グナと調理法について、たくさんの組み合わせがあり、ドーシャによってその時々の多様性があることに驚いた。そうなると同じ食材とスパイスで何通りのレシピができるかは無限大だと気づいた。


6 味と性質がとても面白く感じた。例えば甘味‥欲深く執着、等。好みの味とその人の持つ性質とかなりリンクしているなーと思った。


アーマ(未消化物のこと)
アグニが順調であればアーマの心配はない。
アーマが作られる原因に、食事はもちろんだが感情や暮らし方もある。
特に恐怖や怒り。そして肉体だけでなく精神にもアーマのサインが現れることが腑に落ちた。


「生きている」を感じること。
「健やかな心身は日々の暮らしから」→ 本当にそう思った。
〝慎重になるべき〟→ 敏感とは違う → 優しさがないとルールや緊張感で慎重ではなくなる。


女性性と男性性について、今まで、本来は女性性が多いのに仕事や家庭を守るのに男性性を強く出していた。
それゆえに色々とひずみが出ていたことに気づいた。


日の食事内容は〝自分に足りてない味〟だと感じた。
食事の味も、好き嫌いばかりではなく「経験として消化する」感覚だった。


「○○したら~になる」→いろんなことがあり得るけど、大切なのは自分がそうなりたいのかどうか。


何が必要か、の前に何が要らないか、を考える


アーユルヴェーダの「食物を選ぶ基準」をもとにこれから買い物をしようと思った、基準があるってありがたい。


すべてが必要で、エネルギーの調和が取れたときどんな問題でも解決できる


調理法により、ドーシャに合わせた食事になるということ。難しく捉えてしまいそうですが、無限に楽しむことをシンプルに。


自分のキャパを知る。自然のリズムに乗る。


トラウマはアーマの典型。恐怖・緊張・怒りを固執させる。

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K a o r i

 

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