【 動画搭載:Ayurveda Holistic 基礎講座 】健康レベルを高めて生きるほどにラクになる / おやつ&軽食レシピ

〝 解毒が起きる 〟のは、どのように感じられますか?
というご質問がありました。


「 もっとも直接的にそれが起こるのは食事 」とお答えしました。

食べている行為そのものに〝 解毒 〟が起きるのは

食事の構成バランスが保たれているとき
消化力に見合うそれを食すとき

です。


〝 解毒 〟は、適切な〝 滋養吸収 〟と同時に起きます。

解毒は、〝 動かすこと、循環させること 〟の結果として生じている排出のプロセスなので、それ相応の力( 動かす力 )が身体に存在している必要があるのです。

肉体( と精神 ) に〝 それだけの力 〟が存在していないのに、
極端な脅威を利用して〝 出す 〟ことや〝 落とす 〟行いをすると、かえってダメージが大きくなり、消化機能や内臓組織への負荷をかけることになります。

不自然な〝 解毒 〟は
一時的には問題を解決するように思えても、

本来の生命力 = 自分の機能を欠如させかねないのですね。

アーユルヴェーダの教えのなかでも、
過度の発汗( サウナ・激しい運動等 )や
急な断食は Ojas ( 生命力・本質 )を失う行為であるとしています。

アーユルヴェーダでは
私たちの命の状態になるべく負荷のかからない形で、
それでいて根本からの治癒や改善の術をと提案しています。

しかしながら個人的には、
一般的な暮らしを営む私たちにとって
〝 必要なアーユルヴェーダ 〟は、とてもやさしいもの・取り組みやすいものだと思っています。


やはり〝 基礎 〟を知ること、
実践してみて自分の身体や状態に合わせていくことが大切です。



Ayurveda Holistic 基礎講座 / 第六期
第四章 レポート記事

>> Day 1 のレポート記事はこちら
>> Day 2 のレポート記事はこちら
>> Day 3 のレポート記事はこちら

D a y 4

調 理 編 /
滋養溢れるアーユルヴェーダベイク
– 軽 食 メ ニ ュ ー –

講 義 編 /
健康レベルを高めて
生きるほどにラクになる

調理 MENU

アーユルヴェーダクッキー
無発酵のアーユルヴェーダパン
ひよこ豆とカボチャのハーブサラダ
ズッキーニのグリル風
人参のハルヴァ
アーユルヴェーダホットミルク


>> ベイク調理中の様子 ― ショート動画 <<

基礎講座内、調理編では「 朝 」「 昼 」「 夕 」「 軽食(おやつ)」「 家族レシピ 」を各章ごとに実践していきます。

今回は「 おやつ ・軽食」のためのレシピをつくりました。

アーユルヴェーダでは〝 おやつ 〟は基本不要ですが〝 捕食 〟として必要なときには天然の甘味を薦めています。

消化が良好で、かつ前後の消化時間を当てがえれば、甘味によるおやつはヴァータを鎮めます。

調理編で実践したのは、粉ものとギー、その他いくつかの食材( バターも砂糖も卵も、牛乳も不使用 ) でクッキーやパンのレシピ。それとひよこ豆とカボチャを使ったさわやかなサラダ風、ニンジンのなめらかなテクスチャのおやつ、ズッキーニやアスパラガスのグリル風を。

前回の夕・夜レシピに予定していた〝 ホットミルク 〟も、夕暮れの帰り際に作って皆さまでいただきました。
一日の活動を経たエネルギーを統合し、リリースしてくれる・・・そんな癒しのホットミルクです。

>> 調理内容の補足は
過去レポート記事も参考にしてください

【 健やかな身体は日々の暮らしから 】

講義 概要

アーマ / 未消化物と毒素・病気への過程段階
毎日の食事献立 / サトヴィックな食卓 – 食材リストと調理法

前回の続きから掘り下げていきましたので、記載が重複しています

基礎講座内で一定期間かけて紐解く概要、そのプロセスにいつも変わらずあるのは【 アグニ 】への理解や、それを【 観察する力 】についてです。

まずもって基本として、
消化機能( アグニ )と構成要素( ダートゥ )の繋がりが分かると、私たちの身体がいかに素晴らしいフォーメーションを授けられているかがわかります。

〝 生きている 〟の本当の意味や体感を、
自分の身体を通してまず知ることができるのです。

長年かけて真のバランスを失った肉体と精神がある場合は
やはり一定の時間をかけて内側で起きていることを知ることがまず大切で、

そこから一歩ずつ、初心をもってして
初心を取り戻していく感覚で実践を深める
のが結局は自分らしさを築くための一番の道のりになりますね。



プラクティスを経て
/ 受講者様のフィーリングより

改めてスパイスの特性を確認できた。〝 中間 〟のスパイスを軸に、温・冷を MIX してうまくいこなしたい。
引き続き、自分の体調(便と顔のお肌)を観察していきたい。


ナッツの摂取量を1週間単位で調整して1ヵ月は様子を見てみようと思う。体質に合った食事・消化力に合った食事を今一度見つめ直そうと思う。
アーユルヴェーダブレッド美味しかった♡モチモチ食感が好き。キャロットハルヴァもクリーミーでなめらかで味も食感も好き♡クッキー、ブレッド生地は混ぜすぎない → グルテン出さないように。


健康に良いとされる物はたくさんあるが、その時々の自分に見合っているか、が重要で、見極めをしていきたい、
アーユルヴェーダ的に、あれはダメ、これはダメってことはない。バランスよくサットヴァで、オージャス溢れる食であること、アグニを整えること(身体・心ともに)がやはり重要。まずは自分のアグニを強くしよう。


アーマとは未消化物。血液がドロドロしたり、吹き出物が出来たりする
ヴァータはアーマを出しやすい、ピッタも出しやすい、カパは溜めやすい。
お腹の調子を整えて、心もバランスを整えたいです。お風呂のあと、マッサージもやってみる。


今日のランチはクッキーやパンで満たされました。作り方も簡単で、家でも作ってみようと思います。
味覚が少しずつ変わってきた様で、素材の味を楽しめるようになりました。引き続き実践していきます。


アーユルヴェーダの目的は未病と緩和。
消化の良い食事を心がけ、自分を観察するのが大切。
6 の味を食べて、食事以外のところでもアーマを出すように。


夏は外界の熱に体内の熱が奪われてしまい、体内が冷える。
または外界の熱を身体がもらってしまうため体内に熱がこもる。
→消化力が奪われてしまう。夏はとにかく冷ますことを、と思っていましたが、逆に冷えてしまうこともありのだと知りました。


今日の名言
『 自分の消化力に目を向ける、ということがいかに大切か 』
『 ググる前に、自分の身体をググりましょう 』


腸内環境が整っているということは、消化力もあるということ。→人生の消化もうまくいっている。感情の消化も上手。
幸せはすべて身体( 腸内環境:アグニ )が土台。入浴後のマッサージを実践します。
原因と結果を理解して、自分の今の状態に合った食事の選択をすることが大切!


ピッタはスポットライトを浴びるのが好きなので、自分でスポットライトを照らしてあげて、こもっているピッタを解消させてあげたいと思いました。



この 2 週間弱で皆さまの食や暮らしのなかのいくつかの習慣が変わっていきました。

そのなかでも特に印象的だったのが
【 毎日夜の食事が決まってコンビニ食やファミレスに頼りがち 】なところから、【 事前に計画 – 準備立てて自ら食事を創って、お弁当としてそれを職場へ持参するのを続けるようになった 】方のお顔色がとても良くなり、浮腫みもとれたとのことで以前と比べて一回り以上にスッキリ!!が一目瞭然でした。

消化のサイクルが可動し始めると〝 解毒 〟や〝 快適さ 〟のパターンが個々に現れ始めて、そこから継続のコツ必要に応じてのアドリブも可能になっていきますね。

自分にとって最大の教科書は自分自身である、と匠マイラはいいました。

皆さま、次回最終章でもどうぞよろしくお願いいたします。( テストあります!)




Ayurveda Holistic 基礎講座 開催スケジュール

アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i

あわせてご覧ください

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  2. 「 軽やかに生きたい 」

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