『 白砂糖依存症・中毒からの克服 』

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「 砂糖が中毒になってしまっています。
やめたいのですが、
かおりさんの実体験など知りたいです。」


これは、私もかなりの時間がかかりました

>> 《 私の甘味との関係 》
>> 良い習慣と悪い習慣 / 慣れているものを抜くと“反応”が出ます

そもそも、自分がどれほどそれに依存していたかに長年全く自覚症状がなかったので、気づいたときはなんだかショックだったのを覚えています
無意識って、こわいですね

2016年のヨガ留学中、初めて1ヵ月間の白砂糖なしの食生活を送ったときに、
禁断症状のようなものと、帰国してからそれに対する反動を経験しました

・自分がそれに対して依存していることを認めること
・身体が中毒になっていることに気づくこと
これを再三行う必要がありました

初めは、甘いものは自分で作るようにしました
そうすれば白砂糖は使わず、
中毒症状が起きないようにはたらきかけることができます

それでも周期的に
「あまいもの食べたい」といううずきを何度も経験しました

上記の手作りベイク(かーゆるカフェ)のほか、
・家には買って帰らない
・おやつを食べたいときはマクロビのおやつを買う
・外食時はヴィーガンやオーガニック食材を使った、なるべくタマスでない食材を使ったスイーツを食べる
・甘いもの食べたい→焼き芋や果物、ナッツの天然の甘味を
などにシフトしていきました休日、出かけ先でアイスクリームなど食べたいと思ったら食べることもありました
なるべくたくさん歩いたり、温かい飲み物を飲んで早くに消化されるようにしたり(笑)

マイルールでは
・愛する人と一緒に居るときなら
・昼時なら
と思っていました

それでも「市販」のアイスクリームや
お菓子は買わないようにして、

「心の栄養」にも成りうるシチュエーションでは
時々上記のような良質なおやつを楽しんだりもしました

1に、低品質なものよりも食べるなら良いものを。良きときに。
2に、体から砂糖が抜けていって渇望することが減っていくので自然と食べなくなる。

という流れです

砂糖以上に人生で「夢中になれること」を育むことも必要だと感じました

砂糖をほんの時々に〝楽しめる〟のなら良いけど、

砂糖にコントロールされているとしたら、自分を見失っていることになります

また、中毒・依存からの脱却期間では少なくとも
・夜の時間帯に
・一人で
食べるのはしない、と決めていました

渇望している自分の気持ちに気づいたときは
「人生での甘さを十分に亭受できていない」
といった匠の言葉を思い出し、

私にはまだ経験すべきことが他にある、と言い聞かせて

甘いものを食べる、という
一時的な解決策に飛びつかないようにしました

心の訓練です

この経緯から、
「人工的につくられた甘味は少しなら心の栄養に」
「ストレスの溜まった状態で無意識に食べると中毒に」と理解しています

・深刻なストレスがないこと
・毎日に満足していること
これらが前提にあると、
確かに甘味(人生での甘さ)を “亭受” できているので渇望することがなくなるのと、
時々なら清々しい至福をもたらすと体感しています


なぜ、いつから、どのようにそれに依存しているかを自分なりに観察すること
(自分がそれに対して依存していることを認めること)
(身体が中毒になっていることに気づくこと)

徐々に抜けだしていくルートをつくること
(1に、低品質なものよりも食べるなら良いものを。良きときに。)
(2に、体から砂糖が抜けていって渇望することが減っていくので自然と食べなくなる。)

が、私個人の体感に基づく回答になります


>> 白砂糖依存症、アルコール依存症予備軍だったところからの食事の改善、暮らしの整え方、ケア。実践のステップと過程については、今後新コンテンツ【アーユルヴェーダお便り】より詳細を配信予定です


アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i

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