アーユルヴェーダが教えてくれる冬の過ごし方

乾燥、冷え、風‥
これらすべてが一気にやってくる冬

ヴァ―タの季節が到来です


アーユルヴェーダが教えてくれる
冬の過ごし方663

ヴァ―タの季節は私たち人間にとっても
ヴァ―タドーシャが増えやすい
= ヴァ―タのバランスを崩しやすい季節です

>> ヴァ―タの性質・ヴァ―タが多い人の詳細はこちら

季節ごとのドーシャ
  春 1~ 3月  カパ
  夏 4~ 6月  ピッタ
  秋 7~ 9月  ピッタ~ヴァ―タ
  冬 10~ 12月   ヴァ―タ

ヴァ―タのバランスが乱れると
アグニ (消化の火)もくすぶりやすいで、
きちんとケアしてあげることが大切です

ポイントは
充分に身体をあたため、潤わせること
これを継続して日々実践することです

ヨガとアーユルヴェーダの恩師マイラは
「ヴァ―タドーシャとお友達になりましょう」といいました
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寒さや冷たさは確かに
私たちを心地よくするものではありませんが、
事前にきちんとケアしてあげるだけで
ずいぶんと快適に過ごせるようになります


無理をしないでゆるやかに

ヴァ―タの要素に
「速い」「動き」「冷たい」があります

ヴァ―タが高いこの季節、
生活においても上記のような行動が増えると
ますます私たちの身体は冷たく、乾燥してしまいます

長時間の外での活動や多すぎる移動、
忙しすぎるスケジュールなどには注意が必要です

ヴァ―タドーシャの要素の反対のこと
=ゆっくり、あたたかく を取り入れましょう

小さなことからヴァ―タの増悪を防ぐことができます

朝一番に白湯を飲んだり、(移動の際も持ち歩く)
外出する前に体をあたためるストレッチやアサナをする、
首・手首・足首を守る服装をして
時間には余裕をもって移動する、
夜はゆっくり湯船に浸かる、など

身体のエネルギーを穏やかに保ちましょう


規則正しさがもっとも重要

外へ出ると風が吹き荒れます
乾燥した空気が私たちを覆います

これらもヴァ―タの特徴である「不規則性」の要素です

不規則なものには規則正しさが効きます

これには、
正しい優先順位と習慣の見直しが必要になります

私自身の経験でいうと、
日々の規則正しさはヴァ―タをバランスさせます

最高気温1℃という日でも、
体に「規則正しさ」が定着していると
割かしラクに、穏やかにその日を過ごすことができます

体に規則正しさを取り入れる生活のポイント

・朝一番で白湯を飲む
・外出する前に10分でも3分でもアサナをする
 (エクササイズやストレッチでも〇)
・歩くときは意識的な姿勢で歩く
 (頭の位置、体幹・歩幅・力強さの調整)
・体をあたためる服装をする
(手首・足首・首は守る)
・長時間の移動や座り姿勢のときは
 1時間に1度は離席し体をほぐす
・食事はあたたかいもの、新鮮なものを口にする
食事直後に睡眠をとらない
 (最低3時間は空ける)
眠る前にも10分でも3分でもアサナをする
 (エクササイズやストレッチでも〇)
・ごま油を使ったヴィヤンガをする

どれもささいなことばかりですが
「自分に愛をこめて」やることが大切です

生活において徐々に取り入れれると
ヴァ―タが落ちつき、
土台から安定した身体を創ることができます


タマスに引きずられないこと

寒いからと室内に引きこもり、食べすぎる人がいます

たしかに「ゆっくり」「あたためる」環境では
上記のことがセットになりやすいですが
不動、溜め込む、食べ過ぎる(飲み過ぎる)は
タマスを増やします

タマスの性質は「怠惰・暗闇・死」などです

ほどよいゆっくりやあたためであれば
カパ
やサットヴァを増やしますが
怠惰な習慣が増え、当たり前になると
体の中のエネルギーが滞り、重さとなって
それはそれで不調に陥る原因になります

なにごとも「ほどよく」

ゆとりをもって活動し、あたためながらも
新鮮な食物、ほどよい運動を取り入れます

体がバランスよく安定していくと
自分の身に起こる様々な出来事が楽しめるようになります


ヴァ―タを鎮める食事を取り入れる

暖かい鍋や煮物などはヴァ―タに適しているといえます
ですが、いずれも“極端な味”には
意識的になる必要があります

鍋の出汁やつけるタレが加工食品だと
消化の際に負担になりやすいです
一般的に煮物に使われる精製砂糖や食塩も
摂り過ぎはかえって不調の原因になります

少量のスパイスや安心できる調味料を使って
シンプルでサットヴァな食事をしましょう

ヴァ―タを落ち着かせる食べ物
・自然の甘味
(さつまいもやカボチャ、ズッキーニ、デーツなど)
・自然の酸味
(ライムやレモンの絞り汁など)
・自然の塩味
(岩塩、セロリ、海藻類など)
・良質な油分(ギー)を含む食事
・ほどよく水分を含む食事(ソテーした野菜など)
シャタヴァリ白湯で女性性を強化
ホットミルクで安眠
パンチャナッツでオージャス増大

自然の味をもつもの、あたたかく、良質な油分を含むもの

万能食 キッチャリー
アグニを整えるやさしく栄養価の高い食事
キッチャリーもおすすめです

参考レシピ
>> 【 おうちで簡単に作れるキッチャリー 】

ヴァ―タを増悪させるもの
・揚げ物
・サクサクしたポテチ
・偏った味、刺激の強いもの
・ドライフルーツ
・生サラダ

乾燥してるもの、極端な味のするもの、さくさく、ふわふわしているもの

>> サットヴァ・タマスの性質/食べ物はこちら

ヴァ―タは早歩きや早口、早い動きによっても増悪します

ゆとり、やわらかさを心に留めて一日をお過ごしください


>> 冬をあたためる食と生活


“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
k a o r i

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