何事も実行に移されなければ
何もしていないのと同じ。
才能は使わなければ、
ないのと同じ。
・・・そんな言葉を読んだことがあります。
・
物事には、
進むときも進まないときも
どちらもある、それが自然のサイクルというものだから、
と、過去解釈した時期ありましたが
実際のところの実行の概念は、
個々人とその規模間のなかでしかわかり得ないことであって
「何もしない」というのも
ある種一つの「実践」ということであったり、
「実践」の手前にある実践についてを
本人が〝自覚〟さえしていれば、それが実践なのだろうと今は思っています。
・
この数年、
アーユルヴェーダ、ヨガの見方捉え方・解釈の概念が
私たち「個人」にも活きると感じて歩んできました。
「部分的に」活かされるそれらは往々にして見るけれど、
現代では(きっとどの時代でも)
ごく稀に「全容性」を持ってしてそのように生きている人も居ます。
「あの人はヨガを知らないけれどヨギね」とか
「あの人はアーユルヴェーダを知らないけれど精神的な部分から健やかあるね」ということに出くわすとき、私は個人的にとても神秘的な感動を覚えるのです。
もちろん、各々の必要な順序で学びや実践を通して肉体的健やかさや精神的な健康を築くことも大変素晴らしいことで、命の尊さが展開する様そのものなのですが、
私の理解としてはこのご時世で、よくもまぁ、その状態で生まれ今日まで生きてこれた、と世界の不思議をみるような感覚です。
・・・
人生において、
皆それぞれに役割・生きがい・目的・過程は必ず違います。
「それらしさ」を照らし出し導く(戻す)のがアーユルヴェーダやヨガ、その他のすべての〝普遍的なツール〟だと感じています。
Ananda でお伝えするのは、
〝普遍的なツール〟を改めてご自身にとっての色形で機能していただくことです。
・
・
日常でうまくいかないことがあるなら、
日常のなかで何かを変える必要がある。
良く訊かれるような、
何を・どう食べたら良いか?は
何を・どう食べて – 生きてきたかに由来しているので、
新たな視点を取り込むには
「何を・どう」生きていきたいか、に尽きます。
日常でうまくいかないことがあるなら、
日常のなかで何かを変える必要がある。
このことを考えましょう。
そして、私たち人間にとっては
まずまずな実践が本来、丁度良いのだということを覚えておきましょう。
・
・
・
〝まずまずな実践〟とは
まずまずな実践、‥この後で初めて
個々に必要なペース – ゆっくり?速い?の個の実践が展開します。
身体や心が大きくバランスを乱したとき、
〝まずまず〟という概念がは見えにくいかもしれませんが、
だからこそ〝まずまず〟の視点を学び、
自分が今出来ることから一つずつ取り入れていっていただきたいと思います。
・
真の実践力は、
何かの分野にだけ特化するというような
部分的領域に留まることなく
全容性を持って、人生全般に根差していくでしょう。
総体的な学びは五感を伝わって私たちに沁みこんでいきます。
五感で学べたことは
五感がそれを記憶するのです。
五感は日常を創ります。
五感は永続的な成長と変化を促します。
Ayurveda Holistic 基礎講座は、アーユルヴェーダの中心部にある基礎を直接的に紐解き学んでいきます。
身体と心にとってシンプルにでバランスをもたらすための食事がどういうものか、五感を通して実践して体感いただきます。
これらの感覚や学びはきっと、新しくもあり懐かしさも覚えるはずです。
私たちは人間であるから、本来身体や心が求めていることを知っています。
今、ここでそれを呼び起こし、再び新しい目線で取り組むのです。
「食事」という一つの側面が立ち上がることでもう一面も立ち上がり、「暮らし」も機能していくことで私たちはそのなかでもっと自由に – ラクに生きられるようになります。
消化力を整えてオージャスを生成しましょう。
アーマを除去して今に存在しましょう。
ダートゥを循環させて生命を繋ぎましょう。
2020 ~ 2021 年 講座の特徴: 【 第五期 】定期受講クラス 【 第六期 】定期受講クラス |
カリキュラムの全概要・修了者様のお声は下記リンクよりご覧いただけます。
アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i