「食事」。
食べる事 は、毎日必ずすることです。
意識的な食事をするということは
意識的な暮らしに繋がり、
体と人生という、表面的なフォルムをも形成していきます。例え良い食べ物であっても
“ 無意識 ” でいれば
滋養は十分に取り込まれないこともあり、
反対に、
それほど高栄養の食物でないとしても
“ 意識的 ” な態度が、充分な消化と滋養を補うこともあります
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Ayurveda Lunch 会
体と心においしい時間を過ごすできたてのアーユルヴェーダ料理を食べる
「Ayurveda Lunch会」
前回 4 月 Open はお休みし、第二回目の Open でした
2020 . 5 . 27 (水)Menu
* 本日のハーブティ
* 消化力を高める生姜の前菜
* フェンネルとギーのオージャスご飯
* ダルカボチャ、和風出汁
* ズッキーニのステーキ
* 旬野菜のモイスチャーサラダ
* ハーブ香るキュウリの冷性チャツネ
* デーツと生姜のチャツネ
* 人参ハルヴァのミニタルト
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アーユルヴェーダの定番前菜 消化力を高める生姜のアペタイザーは食膳に食べることで消化の火(アグニ)を目覚めさせ食事を取り込む準備を内臓へ施します。
「ご飯」は身体の熱をとるエッセンスを取り入れたレシピで、ゆめぴりかとバスマティライスを半々、そこへ蕎麦の実も少し。ギーとフェンネルシードを一緒にして刻んだ人参とともに昆布出汁で炊きました。
「ダルカボチャ、和風出汁」は、ひよこ豆と緑豆をカボチャと一緒に。消化を高めるサトヴィックなスパイスとともにこちらも昆布出汁で煮ました。
「ズッキーニのステーキ」はこれからの季節におすすめの一品。
ズッキーニをギーとスパイスのなかでシンプルにサッと焼いただけのレシピです。
「旬野菜のモイスチャーサラダ」には、水菜小松菜ほうれん草ホワイトアスパラガス、アーモンドの皮、刻んだアーモンド少し、アマランサスと黒ゴマをあわせてしっとりとしたソテーで、ライムを絞って仕上げました。
「チャツネ」それぞれは食材と少しのスパイス、オイル等をブレンダーで攪拌したもの。味も滋養も凝縮されているのでモイスチャーサラダやほかの食材とあわせて食べると風味が増して 6 の味がそろうのを楽しめます。
「人参ハルヴァのミニタルト」は人参をアーモンドと甘味のするスパイス、きび糖と煮詰めてなめらかにし、ひよこ豆粉全粒粉米粉の生地を土台にタルト風に仕上げました。
心地良さが継続するご飯
Ananda のプラクティスでは、ヨガとアーユルヴェーダの匠から習う「サットヴァな食事」の原則を土台にしています。
それは、
・人が食べられるシンプルで新鮮な食材を使う
・スパイスは消化を促進するためのサポート役として使う
・食べたことで体と心がバランスする食事をつくる
・食べたあとで正常に消化できる食事をつくる
というもの。
これらの土台 – 原理原則があるうえで、季節の食材をセレクトしその日の天候にあわせて調理内容を工夫します。
食べた後で「しっかり食べた、けど重くない」のが大切なポイントの一つです。
3 – 4 時間後、穏やかな空腹感とともに夕方を迎えられたら、○ です。
これまでのプラクティスではお料理教室や基礎講座が中心で、過去アーユルヴェーダ×ベトナム料理の試食会や女性と子どものためのアーユルヴェーダWSなども開催してきましたが、
ただシンプルに「ランチを食べる」‥ という一コマにも実はとても大切な「癒し」がある、と感じています。
些細な瞬間こそ “ 意識的 ” に過ごせたとき、私たちはそれまで以上に自分自身を大切に – 大切な存在であることに気づくのでしょう。
お越しいただいた皆様、貴重な機会にありがとうございました。
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Ayurveda Lunch 会いただいたご感想
アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i