最上級のオージャスが詰まった、アーユルヴェーダで究極の保存食ともいわれている「デーツのギー漬け」をご紹介します
漬けたデーツはおやつとして食べるも良し、ホットミルクに入れるも良し、炊いたキッチャリーに一粒入れても良しで、
ギーにはデーツの甘さが深くしみているのでカボチャやサツマイモのソテーに使ったり、ベイクに混ぜ込んでもおすすめです
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– レシピ –
最上級のオージャス
「 デーツのギー漬け 」
【 食 材 】
・デーツ
・ギー
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【 調 理 法 】
1 ギーをつくります
2 清潔に洗った瓶にあらかじめ種を抜いたデーツをお好みの数入れておきます
3 完成したギーを、少し冷めてから瓶へ注ぎ入れます
4 常温冷暗所保存にて 2 – 3 週間以降で食べごろです
ギーはきちんと保存ができれば、期間が長いほど成熟し滋養が増します
気温が低いと白く固まります
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オージャス?
風邪を引きやすい人 引きにくい人
眠りの浅い人 すぐに熟睡できる人
一年中冷えている人 ポカポカしている人
傷の治りが早い人 遅い人
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例えば「同じ環境下」でもその人自身にある「力」の有無によって上記のような差が現れます
これは「体質」というよりは「持っている力」によって左右され= オージャスの蓄積具合によります
アーユルヴェーダではオージャス = 活力素といっていて、
オージャスは生殖器でのホルモンや精液が生成された後、体の核部分で黄色い煌めきを帯びた液体のようなもので蓄積されるといいます
オージャスは、免疫力や代謝機能等の全体的な “自然治癒力” に直結し、オージャスが充分ある人は肌艶、瞳、存在自体がキラキラと輝いています
人生への熱意、マインドが一定に保たれ、排泄も順調、自分という存在に満足し、安堵感を抱いているでしょう
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オージャスが生成されるペース
オージャスが体内でつくられるには、食後「 3 – 4 日」かかるとされています
口にしたものが順番に臓器を通っていき、最後にオージャスに成ります
アーユルヴェーダの原理「ダートゥ」の順序・過程に付随しています
【 ダートゥの流れ 】
食べたもの → リンパ → 血液 → 筋肉 → 脂肪 → 骨 → 脊髄 → 生殖器
上記のように、私たちが口にしたものはこれらの過程を経て栄養を取り込み、老廃物を排出し、最終的に体の活力素となります
この間、「妨げ」がある時点で次の臓器、組織の生成は阻害されます
例えば過食や不規則な食事リズム、間食のしすぎ、精製砂糖やアルコール、カフェインの過剰摂取、精神的な乱れ等が原因として挙げられます
健康食品と謳われるものを積極的に食べていたとしてもうまくオージャスが生成されていないという場合、上記の事項を見直すことです
デーツのギー漬けは、デーツとギーそれぞれの滋養が高いこと、体内 – 心へ届くのが通常よりも短いペースで行われることから早くにオージャスの生成が体感できます
ほか全体とのバランスもありますが、
デーツは 1 日 1 – 2 粒ほど、
ギーは 1 日 大さじ 3 – 4 ほどの分量で摂取しましょう
睡眠を 7 – 8 時間確保し、行動をゆるめることで深部からの緩和が感じられます
【 オージャスを増やす 10 の習慣 】
【 アーマを生む 11 の習慣 】
アールヴェーダ省察プラクティショナー
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