自分の調子の良いとき、 調子のよくないとき その違いと感じ方、 原因と理由が明瞭になる “体の叡智に従って、人生を開放的に生きる” それがアーユルヴェーダです アーユルヴェーダはその昔、 賢者たち(ヨガ、瞑想をする人たち)が考えつき、 研究を重ねて 編み出したものと云われています 「人はどうして 病気になるのだろう?」 というのが、 事の発端だったようです 今世で与えられた命、 体と心を大事に扱いながら 日々を健やかに幸福に過ごすには どのようにしたら良いか? 慈悲にも基づいた考え、智慧が 無尽蔵に秘められています * 基の語源はサンスクリット語から アーユス(生命) ヴェーダ(智慧)=アーユルヴェーダとなった ——————————– 歴史 アーユルヴェーダは 5000年以上も前に発祥し、 今日まで言い伝えられてきました アーユルヴェーダは 「シャシュワットサイエンス」とされ、 シャシュワットとは 「不変」を意味しています アーユルヴェーダは 自然の原理に基づいているため、 変わらないという意味がこめられているそうです その文化は今、 主にインドで盛んになっていますが、 始まったのは意外にも インドではなく別の場所だったといいます 当時土地占領の戦の際、 相手がインドの山を越えられなかった故に インドで残り、 発展していったのだそうです ——————————– 概要 「自然と人間は切っても切り離すことができないもの」 自然があって 人は生かされているという考えに基づいています 「幸福と健康は同時に成る」ものとし、 「健康な身体では幸福な心が 幸福な心では健康な体が養われる」という考え方 アーユルヴェーダの「バランス」にまつわる ある有名なことわざがあります ・似たものが似たものを引き寄せ、 相反するものがバランスをもたらす ——————————– 目的 1)健康を維持、増大させること 2)病人の苦痛を緩和させること 病気の苦痛をやわらげ、改善させること、 健康な人ではそれを維持し増大させること、 古典ではそのように記されています 人生では バランスとアンバランスを繰り返すのが自然のこと しかしアーユルヴェーダでは 体と心が浄化されれば それを事前に察知し、 予防し、良い状態に導けるとしています 「よりよく生きる智慧」がここにあります ——————————– 健康とは アーユルヴェーダにおける「健康」とは、 心と体、行為と環境の健全さを意味します 日常生活で心身のバランスが維持されていることが 健康の根っこです ・排泄物(汗、尿、便、涙)が 定期的に自然と出る ・肌、髪に艶があり潤っている ・声が澄んでいる ・瞳が輝いている ・身体にも心にも痛みがない ・食欲が落ち着いていて 何かを極端に欲することがない ・一日を通してマインドが一定でいられる ・自信がある 古典ではより具体的に記されています 【五大(5つの祖大元素)からなる ヴァータ(風)、 ピッタ(胆汁・熱)及び カパ(粘液・痰)の トリ・ドーシャ(3つの体液、病素)の バランスが取れていること】 【食物の消化、老廃物の生成・排泄が順調で、 サプタ・ダートゥ(肉体の7つの構成要素)が 良い状態であること】 【身体や感覚器官だけでなく、 精神面、さらに魂と表現されるような 根源的な面が 良い状態であることも健康の条件】 ——————————– アーユルヴェーダにおける 「食事」とは 健康のために「食事は重要」 と アーユルヴェーダはいいます 「何を(食材)」、 「どのように(調理法)」、 「どのくらい(量)」食べるかに加えて、 作り手の想いや食べる本人の気持ち (感情や姿勢)も 健康状態に関わると捉えます ・シンプルで食べやすいもの、 土地でとれたピュアなもの ・食べることで身体が心地よく、 心が安定するもの ・食べた後で正常に消化され 組織に滋養がもたらされるもの 料理そのもののほかにも、 生活全体の質、 例えば睡眠の時間や質、 全体のリズムも 食事の消化~吸収~排泄に大きく関わります 「 人 生 は も っ と お い し く な る 」 >> 毎日簡単に作れるアーユルヴェーダレシピをレクチャーするお料理教室はこちら 「A y u r v e d a 基 本 の 基 本 」 >> アーユルヴェーダの用語と概念をシンプルに理解する A n a n d a シェアする :クリックして友達にメールでリンクを送信 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)