【Ayurveda お料理教室】新年、心身の生成

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バレンタインデー、
アーユルヴェーダお料理教室でした

お越しいただいた皆様ありがとうございました

今回は、はるばる大阪よりお越しの方もおり、
インスタグラム上でつながりあっていた方同士が初対面、なんてこともあったりで
和やかで有意義な時間が流れました


心身にバランスをもたらす食事
2020 / 2 / 14 (金)
Ayurveda お料理教室– R e c I p e –

この日 作ったお料理
《 柚子ターメリックのゴールドライス 》
《 ヴァータを鎮める根菜のロースト 》
《 滋養が満ちるスパイスダル 》
《 ゴボウとカブのクレンズソテー 》
《 デーツくるみ入りアーユルヴェーダクッキー 》
《 消化力を高める生姜の前菜 》

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1 – 2 月のテーマ<新年、心身の生成> 、2020年に入って 2 か月半が経過しましたが、心身の健やかさはどうでしょう、というところ。

季節は立春後ですが、春本番を迎える以前に大切なこと – 心身の土台をつくることの手立てを含めたレシピ、アーユルヴェーダの知恵をお伝えさせていただきました

アーユルヴェーダでは今の健康状態が一つ先の季節に、
今の健康状態は一つ前の季節の過ごし方が結果として現れるとしています

以下当日のレシピ、様子を少しメモしておきます


柚子ターメリックのゴールドライス

ターメリックは、血液や消化管の働きを高めるとともに、チャクラを浄化し心身を一掃する作用があります(ピッタ過剰の場合には控えること)
ヴァータをグラウンディングさせる穀物と季節の果実柚子、そこへ最後にターメリックギーをあわせて完成です
刻んだ生姜も入ったとても風味豊かなご飯。神経系からしっかりと滋養になります

ヴァータを鎮める根菜のロースト
紫サツマイモをスパイス、オイルとともにローストする定番のレシピですが、毎回微妙な匙加減 – スパイスのセレクトで味わいも変化します
この日は身体を温めるオリーブオイルとシナモンスティックやカルダモン、ナツメグを。
デーツのチャツネを作ったときにあまりを溶かしておいた水をあわせて加熱したことで、芋の甘さが最高潮に凝縮されました

滋養が満ちるスパイスダル
栄養価の高い緑豆とひよこ豆のブレンド、スパイスやギーのほかに「ごま」を要所で取り入れたレシピです
ヴァータを鎮静、あたためるゴマは、しっかり入れるとフムスになりますが少々重いので、「アクセント」としてごまを使いました

ゴボウとカブのクレンズソテー
ゴボウもカブもしっとりとした触感になるソテーのレシピ
ここでは苦味渋味をしっかりと感じることで体内の不純物アーマを除去します
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デーツくるみ入りアーユルヴェーダクッキー
お土産にてお持ち帰りになられる方用もかねて、デーツのチャツネに刻んだくるみも入った、やさしい甘味が充分においしいアーユルヴェーダクッキーです
今回はやわらかくしっとりめなクッキーに。
(デーツのチャツネはまとめて作ったら 2 – 3 日はもちます)

消化力を高める生姜の前菜


痛みも強さになる

痛みのない人生はきっとありません

しかし、痛みが知らせる意味、原因を探れば、私たちはそれを生きる糧にすることができます

心身に生ずる様々な痛みは、そのことのより根本を知り、総体的視点からそれを捉えるよう促しています

一人の人間の痛みは、地球上に生きるすべての人間とも関連する痛みでもあります

一例として、食物との関係性が不健全にあるとき (食物が豊かな土地でありながら) は、それに至るまでに通ってきた私たち自身の動機 – 行動を探ると、その根源が見えてきます
やがて、すべては歴史や習慣の産物であり、私たちはいつしかその流れに無意識のうちに巻き込まれる、というのは珍しくありません

その事への理解があれば「違う選択」もできるのです

人として、痛みや不調を経験しているほうが、その後の人生を意識的なものにしていける力を持っていると、私は思います

経験から学ばなければ何も変わらないですが、一歩ずつでも理解を広げ、残されている毎日をよりよく生きてこうという気持ちさえあれば、人は心身ともに良くなり、次に地域が癒え、幸福が広がっていきます

・・・Ayurveda お料理教室、今後しばらくお休みに入るこのタイミングで少しばかりお礼を綴ります。
いつもここへ温かいエネルギーを持ち寄ってくださる皆さま、心からありがとうございます。
皆さまの存在があるから、一歩ずつ前へ進むことができています
Ananda – 無尽蔵の至福の場は、皆さまがそのように扱って、そこに存在してくださるおかげで〝そう〟なってきました

アーユルヴェーダ哲学やアーユルヴェーダレシピ、言葉にできることと まだまだ言葉にはしきれないところ、実践の形は模索しながらの部分もありますが、いつもここで精一杯の Ananda をこめていきたいと思います

これからもこの場が皆さまにとって〝ホッ〟として、自分の根っこに歓びの泉を拡大させれる場所でありますよう私も、いつもそう願っています
またお会いしましょう 🙂


受講者様よりいただいたお声


今 後 の 開 催 予 定

今後 お料理教室はしばらくお休みに入ります
再開は 6 月以降を予定しています
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> 【 Ayurveda Lunch 会のお知らせ 】

“自分を知ることによる幸せ”
アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i

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