未病に学ぶ大切なこと

anandalife1007

3年前

春は冬に冷えた何かが溶け出す頃。

身体は絶えず再生を繰り返し今日を生きているわけですが、毎日のなかであらゆることを経験し、それを取り込んだり排出する過程で〝充分に〟サイクルがかなわないとき、体内や心に〝未消化物〟として粘着ないしはコゲついたものが残留し、放っておくとそこから何かの症状が引き起こされるようになります。

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未病に学ぶ大切なこと

アーユルヴェーダでは、古代より人間のための生きるための普遍的な知恵を有しているなか〝健康〟と〝未病〟の狭間にフォーカスしている場面があります。

健康は幸福に生きることとイコールで、健康の定義をみれば〝未病〟をいかに克服し未然に防ぐことが大切かが分かります。

未病とは、病気になる前段階の〝種〟があること。
すなわち健康を阻む〝しこり〟のようなものです。

アーユルヴェーダではこれを〝アーマ〟といいますが、アーマの由来は誰しもが有しているものの、それが固執 (蓄積・増悪) するか = 病気になるかの分かれ道で、通常健康であればアーマは過剰になることなく変換され、排出を伴います。

しかし消化する力が弱い – 〝何かに対する抵抗〟があるとそれらが充分に行われないので、アーマが蓄積して体力を奪い、やがて心身を蝕んでいくのです。

未病の事例は上げたらキリがないほど、〝慢性的な不調〟のすべてがそれに該当します。
・便秘または下痢
・偏頭痛
・体重過多あるいは過少
・生理が不規則で PMS が鈍いまたは鋭い
・体が重く思うように動かない
・心が心地悪く日々を愉しめない

未病は、身体が〝本調子〟からかけ離れていることを知らせてくれています。

気づいたときに早い段階でケアをして (または相応の時間をかけて) 、本調子に戻してやることが大切なのです。

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アグニとオージャスの関係性

毎日〝食べた物〟を消化する力、
人生での〝経験〟に対応する力がアグニです。

アグニが順調に働くことで滋養が血肉へ届き、全体的な体内組織が生成されるとともに〝アーマ〟（未消化物）も消化がかなうようになります。

反対に、アグニが弱いことでアーマが生じやすく蓄積するキッカケにもなってしまいます。

何ごとも「消化できる」ことが大切で、それにより生きるための力・滋養が蓄えられます。

これが〝オージャス〟であることをアーユルヴェーダは説いています。

食物（経験）→ 消化する力（アグニ）→ 生きる力（オージャス）
というワケですね。

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アグニを整えてオージャスを生成する

アーユルヴェーダ・Ojas 生成プログラムでは、アーユルヴェーダの食事学を基本に「アグニを整える」食材を一式キットとしてまとめ、必要なレシピや実践メモとともにご自宅へ郵送しています。

2 週間または 1 ヶ月より受講期間を決めていただき、毎日のなかでマイペースにアーユルヴェーダレシピを楽しみながらアグニを整えてオージャス生成を実感いただけます。

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「食事（人生）を充分に楽しめない」の根源は
「充分なアグニ」がないからかもしれません。

ひとたびアグニが整うようになると、食事や人生をもっと楽しめるようになります。

アグニは、ほんの少しのキッカケに揺らぎ乱れることもあります。

だからこそ一定の「火」を守り、燃えやすい「環境（身体）」を根本から創ることが肝心です。
そうした土台があることで未病を解消するキッカケになり、未病が蓄積しにくい身体と心を育む事にも繋がります。

アーユルヴェーダのエッセンスを取り入れた食事は消化に良いだけでなく、必要な滋養を心身へ届けてくれます。
オージャス生成プログラム内では、過去日常的に取り組んできたなかで「簡単でシンプルなこと」と「続けやすく根付くこと」を絞って、そのためのツールをご用意しています。

直近お申し込みは 4 / 23 (金) 〆切 >> 5 / 10 (月) のお届けです。

連休明け、消化力を整えてオージャスを生成する機会に是非ご活用ください。